貧富の差は拡大し、環境問題は悪化している。しかし子供たちに目を向けると教育に力を入れている国が多く、学校へいけない子供たちも必死に生きているから喜ばしい。もう地球規模から考えないと、環境問題、資源問題、民族問題、宗教問題は解決していけないだろう。大人たちの争いは、もうその先を考えて子供たちの教育に力を入れての、和平の道を開く時代に入ったようだ。
アジアを旅してみて特に感じたことは、1ごみの増大 2水の汚染 3森林帯の減少 4砂漠地帯の拡大である。日本では、まだゴミと水質汚染の問題だけだろうがすべてが影響してくることである。コンピューター化の時代で見ると地球は小さくなったように見えるが、人口増大と環境汚染から見ると、地球は大きくなったように見える。日本の若い人たちにも、もっとアジアに目を向けてもらいたいものである。(アジアに生きる子供たちのあとがきより)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877970045/qid=1004921885/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-8490338-3201100 今回のインタビューに際して伊藤さんにはお忙しい中わざわざ時間を割いていただき、この場を借りて御礼をしたいと思います。本当にありがとうございました。今後も、写真集に、旅にがんばってください。 編集/河合英光