学校長挨拶
学校長挨拶
令和7年度 学校長挨拶
岐阜県立関高等学校 校長 中原 泰男
岐阜県立関高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今年度、校長として着任しました中原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、令和3年度に100周年を迎えました。この間、2万6千余名の卒業生がこの学び舎を巣立ち、関市、国内のみならず、世界中の様々な分野で活躍をしておられます。これまで普通科進学校として、校訓『進取の気概、至誠の心、日々錬磨』のもと、「知・徳・体」の調和の取れた教育の実践を行ってまいりました。自主・自立の精神を現在に受け継ぎ、生徒たちは勉学、学校行事そして部活動等に充実した高校生活を送り、進学面はもとより、部活動や各種の大会等においても、その優れた資質・能力をそれぞれに発揮しています。
本校は岐阜県教育委員会や文部科学省による指定として、
平成26年度よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)(県教委指定)
・コミュニケーション能力、課題解決等の国際的素養、多様な価値観を認めあえる人材の育成
令和2年度より地域共創フラッグシップハイスクール(FRH)(県教委指定)
・探究活動を通して地域から世界を考えられる人材を育成
令和3年度SGHネットワーク校(文部科学省指定)
・全国のスーパーグローバルハイスクール・先進校との連携
令和6年度グローカル探究フラッグシップハイスクール事業
・「グローカル」(国際的な視野を持ちつつ、地域に根差した身近な探究活動を行う)
令和6年度DXハイスクール(文部科学省指定)
・データサイエンスを活用し、地域の課題の発見と解決を図る人材の育成
などの先進的な取組を通して、県内普通科高校のフロントランナーとしての歩みを進めてまいりました。
こうした中、100周年を終えた本校が「次の100年」に向かうため、私たちは長らく歌い継がれてきた「校歌」に込められた関高生への思いをキーワードとして、今後の教育の柱に据えることとしました。
概要としては、地域の方や中学生及びその保護者の方に公表する「スクールポリシー」のキャッチフレーズを『真澄の叡智曇りなく』として、関高生として磨くべき叡智を求めた事、本校の柱となる探究活動のうち、地域共創の取組を「『里の栄』プロジェクト」、グローバルの取組を「『国の誉』プロジェクト」とそれぞれ名打った事等を主な内容としています(概念図参照。『 』は校歌の歌詞)。
このように、関高等学校は次の100年に向けて新たな一歩を進めてまいります。『我等が行く手、永久(とわ)に明るし』を願う本校の教育に、皆さまのご支援とご協力を賜れば幸いに存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
【令和7年度】