学校長挨拶
学校長挨拶
令和6年度 学校長挨拶
岐阜県立関高等学校 校長 武田 理
岐阜県立関高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今年度、校長として着任しました武田と申します。30代の全てを本校職員として過ごさせていただき、20年ぶりに再びお世話になることとなりました。ご恩返しのつもりで励みますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、令和3年度に100周年を迎え、この年の10月には記念式典を挙行いたしました。この間、2万6千余名の卒業生がこの学び舎を巣立ち、関市、国内のみならず、世界中の様々な分野で活躍をしておられます。これまで普通科進学校として、校訓『進取の気概、至誠の心、日々錬磨』のもと、「知・徳・体」の調和の取れた教育の実践を行ってまいりました。自主・自立の精神を現在に受け継ぎ、生徒たちは勉学、学校行事そして部活動等に充実した高校生活を送り、進学面はもとより、部活動や各種の大会等においても、その優れた資質・能力をそれぞれに発揮しています。
本校は平成26年度よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、コミュニケーション能力や課題解決等の国際的素養の育成を通して、多様な価値観を認めあえる人材の育成に務めてまいりました。令和2年度からは新たに地域共創フラッグシップハイスクール(FRH)の指定を県教育委員会より受け、探究活動を通して地域から世界を考えられる人材を育成しているところです。さらに令和3年度には、文部科学省よりSGHネットワーク校の指定を受け、全国の先進校と連携する道も開かれました。本校はこのように先進的な取組を通して、県内普通科高校のフロントランナーとしての歩みを進めてまいりました。
こうした中、100周年を終えた本校が「次の100年」に向かうため、私たちは長らく歌い継がれてきた「校歌」に込められた関高生への思いをキーワードとして、今後の教育の柱に据えることとしました。
概要としては、地域の方や中学生及びその保護者の方に公表する「スクールポリシー」のキャッチフレーズを『真澄の叡智曇りなく』として、関高生として磨くべき叡智を求めた事、本校の柱となる探究活動のうち、地域共創の取組を「『里の栄』プロジェクト」、グローバルの取組を「『国の誉』プロジェクト」とそれぞれ名打った事等を主な内容としています(概念図参照。『 』は校歌の歌詞)。
このように、関高等学校は次の100年に向けて新たな一歩を進めてまいります。『我等が行く手、永久(とわ)に明るし』を願う本校の教育に、皆さまのご支援とご協力を賜れば幸いに存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
【令和6年度】