食品科学科ニュース



課題研究 中間発表会!

 10月29日、課題研究の中間発表会が行われました!これまでの研究活動を食品科学科3年生が発表し、食品科学科2年生が今年の冬頃から始まる専攻活動の選択につなげる大切な会を毎年この時期に行っています。
 今年も、3年生は”伝わる”発表を! 2年生は発表を聴き、分からないところがあれば先輩に質問しながら”理解”を深めることができました。また、学年を超え充実した時間を共に過ごすことができました!
 発表をする3年生の姿から、去年の先輩の姿を目指し研究に取り組んでいるのだと感じとることができる素晴らしい発表でした。年度末(例年1月)にある課題研究発表会がますます楽しみになってきました!👁👁✨

緊張感が漂います。



”伝える”工夫が見られます!もう、あたり前だよね...。



相手の反応を見ながらの発表も凄い!しかし、聴き手も前のめりになっているのが、これまた凄い!



🎉総合農業学科群シリーズ2🎉

 総合農業学科群シリーズ、今回はシリーズ2です!
 前回に引き続き、食品製造の紹介となります。総合農業学科群の1年次生が、「果実の成分」について学びました。果実の成分を理解し、皆さんもお馴染みのい・ろ・は・すみかんに近づけられるようにフレーバーウォーターを作り試飲しました!詳しい内容は、総合農業学科群で一緒に学びましょう!
 余談はさておき、試飲の際だけマスクを外し新型コロナウイルス対策を徹底して行いました。しかし、あまりの衝撃に外したマスクをすぐに戻し、感想を共有する姿がたくさん見受けられました!

まずは、3つの糖の味の違いを確かめます!



計量は、正確に測りとります。



完成したフレーバーウォーターを、チームの人数分に分けます。



そして、最後は試飲!い・ろ・は・すみかんに近づけることはできたかな?



野菜からDNAの抽出!

 9月28日に食品科学科の2年生が、野菜からDNAを抽出する実験をしました。
 食塩と食器用洗剤、エタノール(ドラッグストアで購入可)があれば、家でも簡単にDNAの抽出ができます!
 遺伝子の本体であるDNAを、身近な存在として実感することができました!!

野菜を磨り潰していきます。「ゴリゴリ」と、もっと力強く!!



サンプルの反応液に、エタノールを少しずつ加えていくと、DNAを抽出することができます。



白くもやもやした物質が、DNAです!興味がある人は、ぜひ家で試してみて下さい。



前回の生地を使用して、パンを製造しました!

 9月22日に食品科学科の3年生が製造した生地を使用して、9月28日に食品科学科の2年生がパンを製造しました。
 パンの種類は、伝わるか不安ですが4枚目の写真でご確認ください!
 食品科学科2年生にとっては休みが明けて初めての実習でした。また、いつもより少ない人数での実習となりましたが、仲間との「助け合い」がみられるなど初めてだということを感じさせない姿でした!

何を包んでいるのだろう?



発酵後、卵液を塗りごまを少しかけます。



最後の工程、パンを焼いていきます!



「あんパン」を製造しました!



🎉総合農業学科群シリーズ1🎉

 総合農業学科群の1年次生が学習する内容も紹介していきたいと思います!
 皆さんもご存じの通り総合農業学科群の1年次は、食品科学科の他に園芸科学科、森林環境科学科について学習します。食品科学科では、食品製造・食品化学・微生物利用の実習を行います。「製造は楽しそうだけど、化学?微生物?なんだか難しそう...。」または、その逆もあるかもしれませんが、実習で様々なことに挑戦し自分の成長を実感しながら学習しています!
 食品科学科では、”総合農業学科群シリーズ”として挑戦している姿を紹介していきます!今回は、食品製造です🎉
 ※ 前回の生地の続きではありません。

手捏ねパンに挑戦しました!



混合し、生地をのばしたりしながら捏ねていきます。



発酵前の生地状態。



僕たち私たちも成長するけど、生地も成長(発酵)した!



先程のように成長(発酵)するので、間隔を空けて並べていきます。



今後も総合農業学科群シリーズ、お見逃しなく!



さっそく実習スタート🎶

 9月22日に食品科学科の3年生が、パンを製造するための生地をつくりました!
 実習が久々ということもあり、いつもより遅いペースで進んでいましたが...。さすが3年生!3年生としてのPRIDEが許さず、時間内につくりあげることができました👏
 次回、どんなパンが出来上がるのかお楽しみに!

どのように丸めているのかな?遠くて見えない...。



このように丸めて...。



じゃーん!こんな感じ👍



どんなパンを作ろうかな~...🤔



課題研究に燃えています🔥

 今週から対面での授業が始まりました!
 登校ができない期間は、オンラインなど状況に応じた方法を探しながら今できる最大限の研究をしていましたが、満足のいく研究はできていませんでした。
 登校ができるようになり、久しぶりに仲間と顔を合わせ行った研究は、いつもより充実している時間になっていたような気がします!そんな食品科学科3年生が研究に燃えている姿をご覧ください👀

仲間と協力し合いながら、研究を進めていきます!



研究って難しいな...。



ね~見てみて!こんな方法もあるよ!



このように仲間と試行錯誤しながら、研究を進めています!



🍨明宝ジェラートさんとコラボ商品🍨

 ご報告が遅れましたが、食品科学科2・3年生が製造したイチゴジャムを使用して、明宝ジェラートさんとコラボ商品が発売されました!
 その名は、「 苺のミルフィーユ 」❕
 パイのサクサク食感とイチゴジャムのつぶつぶ食感が共演!伝えられる情報はここまで...。気になられた方は、ぜひ明宝ジェラートさんまで!
 しかし、このようにコラボ商品が発売されるのも、昨年の食品流通科卒業生のおかげ...。
 食品流通科から食品科学科へ引き継がれたことに嬉しさを感じつつ、感謝の心を忘れず今後も責任をもって製造していきます!

明宝ジェラートさんの外観



なんと、この中に...。



イチゴジャムを使用したジェラートが!



このように!



マドレーヌをつくりました!!

 7月13日に食品科学科の2年生が、マドレーヌの製造を行いました。
 これまで、ジャム製造があり焼き菓子などを製造する機会がなく、今回の実習を楽しみにしていた2年生。
 終始、笑顔が絶えませんでした!

準備も笑顔。



自慢げな笑顔。



ここでも笑顔。



マドレーヌも嬉しそうですね👍



待ちに待った、パウンドケーキ!

 7月9日に食品科学科の3年生が、マーマレード入りのパウンドケーキを製造しました。
 周りの方から「焼き菓子、まだかな~」と嬉しい言葉をかけられつつ、実習計画の都合上なかなかできなかった焼き菓子。ついに、3年生が製造してくれました!
 今後は、少しずつではありますが焼き菓子だけでなく、パンなども郡高マルシェに並べられるよう食品科学科2・3年生で力を合わせて製造していきます!

この躍動感が魅力ですね!



分注の様子をご覧ください。



型に入れた後は、両端へキレイにのばします。



美味しそう👀 ぜひ、郡高マルシェへ!



実習だけではありません!

 7月2日に、食品科学科2年生が「危険物取扱者」の検定に向けて対策をしました。
 これまで、いろいろな実習の様子を紹介してきましたが、実習だけでなく検定学習にも一生懸命取り組みます!

食品科学科では様々な試薬を取り扱うため、試薬の特徴についても学習していきます!



真剣そのものですね👏



寝てる?いや、寝てません!みんな必死です👊



生産者としての責任を学ぶ

 7月2日に、食品科学科2年生が自分たちの製造したジャムの検食をしました。
 検食と聞くと、試食の間違いでは?と感じる方もいるのではないかと思います。検食とは、食べるという行為に変わりはありませんが、ただ食べるだけでなく自分たちが製造したものが安全であるか検査をすることです。  つまり、生産者として作って終わりではいけないということです。少し厳しめな表現になってしまいましたが、生産者には責任があります。
 今回、授業を通して改めて生産者として責任をもつことが大切だと感じることができました。今後の実習も、購入していただける方に笑顔を届けられるよう、責任をもって製造します!

ピリピリとした雰囲気でした。



味などは、大丈夫かな...?



郡高マルシェでも、こんな「笑顔」で販売しています!



梅ジャムをつくりました!

 6月30日に、食品科学科3年生が梅ジャムを製造しました。
 ジャム製造では、高温の蒸気で加工室が暑くなります。最近、外の気温が上昇し熱中症などの心配がありましたが、熱中症になる生徒もなく、手際よく実習を行いました。
 3年生になると、”自分たちで実習を進めていく”楽しさを感じながら製造を行うことができるようになります。。今後も、自ら考えて行動ができる人になれるよう実習を行っています!

火傷に気を付けて製造を行います。



糖度はいくつかな?



量に気をつけて分注します!



醤油中の食塩含量の定量

 6月30日に食品科学科の3年生が、醤油の中に含まれている食塩の量を実験によって調べました!

まずは、醤油(原液)を100倍に薄めた試料溶液を準備します。



モール法という実験によって、醤油中の食塩含量(塩化物イオン)を定量していきます。



コニカルビーカー内の試料溶液の色が赤褐色に変化する状態を見極めていきます。



「郡高ヨーグルト」の製造実習

 6月9日に食品科学科の3年生が「郡高ヨーグルト」の製造をしました!
 今回製造したヨーグルトは、11日に販売所「郡高マルシェ」で販売したところ、大盛況でした!!

充填されたヨーグルトミックスのカップを、プラントから回収します。



カップの天面に、オリジナルロゴシールを貼っていきます。



カップの側面に食品表示のシールを貼ってからコンテナに詰めて、発酵室で発酵させます。次の日には、牛乳中のカゼインという成分が固まってヨーグルトが出来上がり!!



知的財産学習「紙タワーの建設」

 6月4日に食品科学科の2年生が、自分のアイデアを形にするワークアウトを行いました!
 ルールは、簡単!紙とハサミだけを使用して、できるだけ高いタワーを建設すること。ただし、アイデア(知恵)は無制限に利用してもOK! 仲間と協力しながら、他のチームより高いタワーの建設を試みます。

チームごとで作戦会議中。高くて倒れないタワーを建設するために、お互いにアイデア出しを行います。



コラコラ、奥の3人。よそ見しない!!



アイデアを創出する今回のワークアウトが、今後の新商品の開発や商品のラベル考案に繋がっていきます。



固定化酵母によるアルコール発酵

 5月19日に食品科学科の3年生が固定化酵母によるアルコール発酵の実験をしました。
 酵母を、水に不溶性の高分子カプセル中に包み込むことによって(固定化)、酵母を使い捨てることなく連続して使用することができます。
 今回は、ぶどうジュースがアルコール発酵していく様子を確認して、バイオリアクターの原理を学びます。

注射筒から酵母・アルギン酸ナトリウム混合液をビーカー内(塩化カルシウム水溶液)へ滴下していくと、酵母がゲル状の物質で包み込まれていきます。



酵母がゲル状の物質で固定化されたカプセルの出来上がり!!



ぶどうジュースの中に固定化酵母のカプセルを入れ、アルコール発酵させます。しばらくすると、二酸化炭素の泡が出て、アルコール臭がしていきます。



食品科学科、今年度の実習が始まりました!

 今年度の実習を無事、始めることができました!
 昨年度は、新型コロナウイルスの影響でこの時期に始めることができませんでしたが、なんとか今年度は始めることができました。
 新型コロナウイルス対策を徹底して行いました。実習ができることに”感謝”をし、当たり前のように感じる時間を”貴重な時間”と捉え今後の実習も行っていきます。

美味しそうなイチゴ👀をジャムにします!お楽しみに👍



イチゴのヘタを手際よく取っていきます。



マスクでわかりにくいですが、実習ができる喜びが表情に現れています!



イチゴを綺麗に洗っていきます!しかし、郡上の水は冷たかった...。