文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

課題研究:まとめ

2月26日(水)

 

発表会を終えて年度内最後の授業となったこの日、発表会の振り返りを行いました。前半は聴講者からのアンケートの感想をみながら意見交流をし、次年度の探究活動についての予告がありました。後半は各研究室に移動して研究班ごとに次年度の外部発表の出場目標を決め、年度末の整頓行いました。すべて終わった班は発表会の班別の評価表を囲み、この先の研究について話し合いの時間を持ちました。

 

 

数学セミナー

2月13日(木)

 

千葉大学大学院理学研究科 安藤哲哉准教授をお招きして、「フーリエ級数」をテーマに、数学の講義を行っていただきました。先生が生徒の間を回って指導してくださる場面もあり、難しい内容もありましたが、専門領域の講義を聴くことによって大学の数学をイメージし、進路についての考えを深める機会になりました。

◆生徒の感想◆
・自分が今まで習ってきた数学は、まだ入り口にも立っていないような基礎ばかりを勉強していることを知ったので、早く発展した内容について勉強したい。
・こんなの意味がない学問だと思っていたこともまったく思ってもいない分野で活用されていると気づいたので、これからの勉強や計算も意味がないものと思わず、計算の仕方をしっかりと理解していきたいと思った。
・大学の数学はすごく難しいと思ったが、時間をかければ理解はできるので少し希望が持てた。
・工学を目指していて、こういったことをやることになると少し触れられたので、難しいと思いながらおもしろいと思った。
・自分は理系に進まないかもしれないが、こんな世界があることや学問の深い所まで知ることができた。

 

 

課題研究:課題研究発表会 

2月12日(水)

 

2年間の探究活動の成果を発表する課題研究発表会を行いました。前半はポスター発表を行い、各ブースで実験器具や模型を見せながら発表する班も多くみられました。後半は数学・物理・化学・生物の各科の代表4グループと英語発表1グループによる口頭発表を行いました。全体を通して積極的に質問をする生徒が多く、英語発表では質疑応答も英語で行われる場面もありました。生徒の研究論文はサイエンスリサーチⅡ(2年)のページでご覧いただけます。

◆生徒の感想◆
・自分たちが中心となってやって大変だったが、全員でやりきることができて、こんな機会は滅多にないので良い経験となって良かった。
・昨年自分たちが聞いた側とは違い、発表する側の難しさが分かった。
・昨年先輩の発表を聞いたときは同じことができるのか不安だったが、どの班もそのレベルかそれ以上に仕上げてきていて、SSHを通して自分たちの成長を感じることができた。
・大学の先生方から質問をもらったので、グループ内で次の発表や実験に活かしていきたい。
・より分かりやすく伝わるように工夫を重ねてきたつもりだったが、そんな視点もあったのかという質問がたくさん出てきて、まだまだ改善していけると感じた。

 

 

課題研究:発表練習 

2月5日(水)

 

ポスターの作成も完了し、この時間は次週の発表会に向けて最終の発表準備の時間を設けました。これまでの研究について班内で認識の共通化を図り、どのようにポスターセッションを進めていくか打ち合わせをしたのち、実際に1人ずつ発表練習をしていきました。それぞれの発表を聞き、アドバイスをし合いながら発表のクオリティを上げようとするチームワークの良さがみられました。

 

 

課題研究:科内発表会 

1月22日(水)

 

これまでの探究活動の成果を発表すべく、数学・物理・化学・生物の分野ごとに発表会を行い、1年生理数科の生徒が見学しました。この発表会は2月12日に行われる課題研究発表会で口頭発表をする代表選考も兼ねており、評価の高かったグループが分野の代表として口頭発表し、その他のグループはポスター発表をします。

◆生徒の感想◆

・いろいろな班の考察を聞いて、そういう考え方もあるのだと、新しい発見ができたので面白かった。
・今回の発表会を通して、自分たちの研究の曖昧なところがたくさん見つかった。
・同じデータでも違う見方をすることで違うことが分かることを他の班の発表を見て知ったので、自分たちもできるようになりたい。

 

 

課題研究:論文の相互添削 

12月4日(水)

 

これまでの研究内容を11月末までに論文にまとめ、その論文の添削をしました。他分野の生徒に論文を読んでもらいルーブリックによる相互評価を行いました。

 

 

SSR:出前講座~福岡中学校訪問~

11月29日(金)

 

福岡中学校を訪問し、2クラスで出前講座を行ないました。「効率よく発電する風車の条件」の研究班がこれまでの課題研究の成果を発表しました。

 

 

第4回岐阜県高校生英語プレゼンテーション大会

 11月16日(土)

 

第4回岐阜県高校生英語プレゼンテーション大会が開催され、本校からは「米のとぎ汁の力」の研究班が参加し発表しました。

 

 

科学講演会 

11月6日(水)

 

名古屋大学名誉教授の澤木宣彦先生による講演会を開催しました。 「新しい情報技術への挑戦-量子コンピュータと脳型コンピュータ-」という演題でお話しくださいました。低炭素社会実現のための再生可能エネルギー利用技術の発展と、1990年頃から精力的に開発が進められてきた量子情報処理分野における研究者の挑戦を省エネルギーという観点から紹介してくださいました。

◆生徒の感想◆

・内容は難しかったけど、大学の講義を体験することができたようでよかった。
・「知識から知恵へ」という言葉をもらい、このような難しい学問も人間がゼロから少しずつ知識を知恵に変えてきた成果なんだなと思いました。
・研究者の方は社会の課題に目を向けて、世界各国が競争して研究を進めているということを知ってすごいと思った。

 

 

SSL:サイエンスダイアログ 

10月16日(水)

 

来日して日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者を3名お招きし、母国や専門の研究について語っていただきました。前半は3分野に分かれてオールイングリッシュでの講義を受けました。後半は本校のALTも加わり、21のグループが4部屋に分かれて課題研究の内容を英語で研究者の方やALTに向けてプレゼンテーションしました。質問を受けたことにより新たな視点に気づくことができたグループもあり、有意義な時間となりました。

◆生徒の感想◆

・留学してきましたが言いたいことを英語で言うのは難しいことだと思った。もっと学び、様々な表現を覚えてプレゼンできるようにしたい。
・去年発表を聞いたときはリスニング力もなく説明もまったく理解できませんでしたが、今回は英語も理解できたし、新しい知識も増え、以前に比べ手ごたえを感じました。
・SSHをやっていなかったら英語での発表の機会はなかったと思うので、いい経験ができてよかったです。

 

 

SSL:数学発展②

10月18日(金)

 

2回目のこの日は、実際にパソコンを使ってExcelで導関数を描きました。前回の授業で学んだ演算記号を入力し、数値を選択してグラフ化しました。生徒同士で教え合う姿も見られました。

 

 

SSL:数学発展① 

10月2日(水)

 

本校数学科の教諭による全2回の講義「数学発展」を行ないました。「Excelで導関数を描く」をテーマに、初回のこの日はExcelの入力方法や、使用する演算記号について学び、お互いに理解できたか確認しあいました。

 

 

SSL:英語プレゼン校内選考会

 9月18日(水)

 

これまで取り組んできた英語プレゼンテーションの発表会を行ないました。岐阜県英語プレゼンテーション大会の評価項目にのっとり相互評価をしました。評価が高かった「米のとぎ汁」の研究班は11月16日に行われる岐阜県英語プレゼンテーション大会に出場します。

 

 

SSL:プレゼンテーション~発表準備~

 9月11日(水)

 

岐阜県英語プレゼンテーション大会に出場する研究班を決定する校内選考会を1週間後にひかえ、発表準備をしました。夏休み中に修正・加筆を加えた原稿を確認し、作成したスライドに合わせて練習をしました。より良いものになるようさらに修正・加筆を加える姿も見られました。

 

 

課題研究:城陵祭ポスター展示

8月31日(土),9月1日(日)

 

課題研究の途中経過をポスターにまとめ、城陵祭文化の部2日間サイエンスホールに展示しました。今後どこまで発展したものになるか楽しみな研究ばかりでした。1,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

 

課題研究:ポスターセッション

8月1日(木),2日(金)

 

中学生体験入学に参加してくださった中学生と保護者の方に、課題研究の途中経過をポスター発表しました。数学・物理・化学・生物の4分野23班に分かれてポスターを掲示し、科学の楽しさに触れられるよう工夫しながら発表を行いました。迷っている中学生に積極的に案内をする姿も見られました。

◆生徒の感想◆

・SSHは実験さえできれば終わりではなく、SSLで学んだ論理的な文章構成で分かりやすく伝えるというのも大切なスキルであると実感した。
・人を引き付けるためには、もう少し興味のわく題名やキャッチフレーズを考えたいと思った。
・ただ単に内容をポスター通りに話すのではなく相手に投げかけたり質問したりすることでセッションできたと思う。
・中学生に実物を触ってもらって、「おー!」「すごい!」と反応してもらえて、実験結果がちゃんと残っていることを実感した。

 

 

SSH東海フェスタ2019 

7月13日(土)

 

名城大学にてSSH東海フェスタが開催されました。東海4県のSSH指定校が集まり、相互交流・情報交換することを目的とした合同生徒研究発表会で、本校からは、4グループがポスター発表に参加しました。他に3年生の研究班9グループがポスター発表に参加し、1グループが口頭発表を行いました。

 

 

SSL:プレゼンテーション⑦⑧

 7月10日(水),17日(水)

 

前回までに作成した原稿をALTのキャシー先生に添削してもらい、グループで分担して加筆・訂正をしています。再度キャシー先生に添削してもらい、実際にパソコンでスライドを作り始めていきます。

 

 

SSL:プレゼンテーション⑤⑥ 

6月19日(水),7月3日(水)

 

これまではサンプルの英語の研究レポートを基にスライドの作り方を学んできましたが、いよいよ自分が取り組んでいる課題研究テーマでの英語プレゼン作成に入りました。研究班ごとに分かれて研究内容の英文を作るところから始めています。

 

 

SSR:エネルギーセミナー

6月18日(火),20日(木)

 

土岐市にある核融合科学研究所で1日研修を行いました。午前は講義を受けて核融合と核分裂の違いや核融合発電の安全性や将来性などを学び、午後はグループに分かれてエネルギーに関する実習をさせていただきました。実習後には施設内を見学させていただき、国際的に進められている研究について理解を深めました。研修の最後には実習で学んだことをグループごとに発表し、報告会を行ない充実した研修となりました。

◆生徒の感想◆

・エネルギー問題について大変なことになっているが、それを解決するために色々な人が協力し合いすばらしい研究をしていることが分かった。
・普段見ないようなとても大きなスケールのものを見ることができて大迫力だった。
・難しいと感じていた科学も「こんなに私たちの生活に深く関わっていたのか」と驚きました。
・電子顕微鏡を使って色々なものを分析したり細かく見たりするのは楽しそうで、もう少しやってみたいと思った。

 

 

SSL:プレゼンテーション④

 6月12日(水)

 

前回から作り始めたプレゼンの仕上げをし、ルーブリックを使用して作成したプレゼンの相互評価をしました。

 

 

SSL:プレゼンテーション③

 5月29日(水)

 

前回考えたスライドデザインを基に、実際にPC室でプレゼンテーションの作成をしました。「話し手のメッセージが伝わる口頭説明を裏付けるスライド」を意識し、個人で作りはじめました。スライドの作り方を学ぶとともに、パソコン操作もに身に付けていきます。次回はルーブリックを使用し、作成したプレゼンの相互評価を行います。

 

 

SSL:プレゼンテーション②

 5月22日(水)

 

この日は前回の振り返りをしつつ、3人グループで英語の研究レポートを読み、各セクションの情報を読み取って表にまとめていきました。その後スライドのデザインを考えました。次回からは実際にプレゼンテーション作成に入ります。

 

 

課題研究:中間報告会

 5月15日(水)

 

違う研究班の生徒とペアを作り中間報告会を行ないました。自分が行なっている研究の進度やこれからの課題を発表し、質疑応答の時間も設けました。報告会終了後には自分の研究班に戻り、質問されたことから新たな課題を見い出して研究に活かしていこうとする姿が見られました。

 

 

SSL:プレゼンテーション①

 5月15日(水)

 

2年次では英語でのプレゼンテーションを目標に、どのように構成したらより相手に伝わりやすい発表になるか学んでいきます。この日はプレゼンの構成と発表について知ることを目標に、ALTのキャシー先生によるプレゼンモデルを見て、それぞれのセクションの情報をまとめていき、発表時に気を付けることを学びました。

 

 

SSL:模擬ディベート

 5月8日(水)

 

1年生の論理的思考の講義の冒頭で、模擬ディベートを披露しました。1年次のディベートの授業で決勝戦まで残った10名が春休みを含めて2か月間準備を進めてきました。この日はディベーター・ジャッジ・タイムキーパーに分かれ、1年間で学んだ成果を発揮し、1年生に、1年後の姿を印象付けてくれました。

 

 

課題研究:ガイダンス・探究活動開始

 4月10日(水)

 

本格的に課題研究が始まりました。最初に1年間の大まかな流れの説明を受け、探究活動をする上でのポイントや注意点などのレクチャーを受けました。春季休業中のレポートをもとに早速実験を始める班やさらに綿密な実験計画を練る班など、活発に取り組む姿が見られました。