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森林科学科の取り組みを紹介

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     平成27年度
     
ふるさと教育フェスタ2015で森林科学科が紹介されました
2月18日(木)
 岐阜市にある、ぎふ清流文化プラザ(2階長良川ホール)において「ふるさと教育フェスタ2015」が開催され、郡上高校森林科学科の取り組みが紹介されました。(中央写真)
 ふるさと教育フェスタは、岐阜県教育委員会が推進する「ふるさと教育」について、優れた取り組みをした学校を紹介し交流する会。郡上高校は、長年にわたり優れた取り組みをした益田清風高校に贈られた「郷土愛あふれる学校賞」の副賞(右写真)を製作しました。製作の様子については、1月8日の記事を、ぜひご覧ください。
学習成果発表会(総合学科・森林科学科・食品流通科)
2月16日(火)
ご来賓のみなさま 海外派遣実習発表(2-6鷲見大地君) 課題研究あゆかけ専攻発表 
 郡上八幡文化センターにて、郡上高校の「学習成果発表会」が開催されました。発表を行ったのは、森林科学科2年生の鷲見大地君が、ブラジルとオランダに海外実習派遣団員として参加した内容を発表し、食品流通科の課題研究からの代表として「6次産業化のビジネスモデル」について、森林科学科の課題研究からは「あゆかけと郡上鮎」について、総合学科からは「プロジェクションマッピングの技法」について披露されました。
県議会議員さんや郡上農林事務所長さんを含め、合計で40名以上の来賓をお招きして開催することができました。参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
金華山実習(森林科学・演習林実習)
前半1月26日(火)、後半2月2日(火)
 郡上市を離れて、岐阜市の金華山で実習が行われました。
 この実習は、美濃市より南部に広がる照葉樹林(常緑広葉樹を主体とした森林)を観察する実習です。金華山は、織田信長の領地だった城で、岐阜城の中の博物館には、ゆかりの品々が展示されています。歴史好きの人にはたまらないお城でしょう。また、金華山の北側に広がる金華山国有林(保安林)のうち10.7ヘクタールは「アラカシ・ツブラジイ林木遺伝資源保存林」として保護されています。この国有林に足を踏み入れると、雰囲気が変わり、背が高く幹の太い樹木が多くなります。 アラカシやツブラジイは常緑広葉樹で、葉の表面のクチクラ層が発達しているので、日光を浴びるとキラキラと輝いて見えます。その様子から「照葉樹林」と呼ばれています。
 郡上には、美並町の一部に照葉樹林はありますが、八幡町あたりでは見られません。こうして、違った雰囲気の森林を観察するのも面白いものです。
1〜3年生 森林科学科課題研究発表会(課題研究・総合実習)
1月29日(金)
 森林科学科の2年生から3年生にかけて実践してきた、科目「課題研究」の研究成果を、この研究を引き継ぐ1・2年生の前で発表しました。
 今年度は、例年に無く発表数が少ない年になり、全体で6団体のみでした。この発表会は2時限から6時限の計5時限分を割り当てているために、それぞれの専攻発表に割り当てられる時間が多く、質疑の多い年になりました。そのためか、単なる発表に終えること無く、各先生からの質問や高評が多く意見交換される良い発表会になったように思います。全体的に研究のレベルが上がり、1・2年生にも、このレベルを継承して欲しいものです。また、この発表会で発表した各専攻の研究要旨については、森林科学科の特色のページで公開されていますので、ご覧ください。
2年生 岐阜県域農林業教育システム研究集会(岐阜大学)
1月22日(土)
 岐阜大学において、岐阜県内の農業高校生と森林文化アカデミー・国際園芸アカデミーの学生が、日頃の研究の成果をお互いに発表し交流する当イベントが開催されました。郡上高校からは2年生の鈴木文也君、河合良紀君の2名が原木で栽培する椎茸栽培について発表し、また、長良川のあゆかけをめぐる諸問題についてを、同じく2年生の鷲見大地君、高橋莉久君、水野幹太君、山田健人君の4名が発表しました。
 発表については、大学の先生から厳しい質問が飛ぶ中で、発表者は持てる知識で懸命に応答していました。また、この模様は、夕方の岐阜テレビでも放映され、長良川のあゆかけ発表の勇姿がバッチリと放映されました。
2年生 刈り払い機取扱安全講習開催(課題研究)
1月22日(金)
 森林の下刈りで使われる刈り払い機。郡上市では、夏の井普請(いぶしん)でお馴染みで、地域住民で各地区の草刈りを行います。
 この刈り払い機は、おそらく各家庭に1台のレベルで普及しているにもかかわらず、危険な使い方によって事故に繋がる場合があります。学校では、この機械を使い始めるこの時期に、安全に取り扱うことができるように安全講習を受講させています。
 さて、この講習会にかかる費用(講師料や機器レンタル料など)は、すべて郡上市の森林従事者育成事業として援助を受けています。生徒らは、全員が無料で、この講習を受講できるのです。
 この講習が、将来の自分を救う知識に繋がることを願ってやみません。 
森林科学科のトラックバトンタッチ
1月22日(月)
  これまで、森林科学科の中で「ダットラ」の愛称で使ってきたトラックが更新されました。これまで使ってきた「ダットラ(ダットサントラック)」は、定員が5名でキャビンが広く、エンジン部分がボンネット構造だったために荷台が小さかったのですが、この度、トラックタイプに更新された。駆動もパートタイム4輪駆動で雪道も安心です。写真で比較してみると、積載量が大幅に改善されました。
 平成2年に導入されたダットラは、大きな事故無く25年間の走行を終えます。新しいトラックにおいても、もちろん安全運転です!
2年生 郷土愛あふれる学校賞の副賞製作(課題研究)
1月8日(金)より
 岐阜県教育委員会は、学校活動に地域との交流を積極的に行っている学校に対して「郷土愛あふれる学校賞」を贈っているのですが、その副賞製作の依頼を受けました。2年生の課題研究にCAD/NC専攻があり、そのメンバーが役目を担いました。
 郡上高校には、精密な木材加工ができる数値制御工作機(右上写真:NCルーター)があるため、それを活用して製作した。設計から製造まで、およそ3週間を要した。この副賞は、2月18日に益田清風高校に贈られます。 
郡上高校実習生産物販売会(森林科学科・食品流通科)
12月5日(土)
 毎年恒例になった、実習生産物販売会が開催されました。この販売会までに、とくに大変だったのが、3年生の「自然薯栽培専攻」と「椎茸栽培専攻」の2つのメンバーたち。これまで栽培してきた生産物を、販売できる状態に調整し、商品として並べなければならないのです。右上の生徒はVサインですが、その気持ちも頷けます。これからはじまる販売合戦をまえに撮影しました。
 左上は自然薯の販売前、左下は木工品の表札販売の各エリアになります。
 右下の写真は、販売を無事に終え、森林科学科棟北側で暖をとっているところ。その表情には、なんだか満足感が感じられます。 
1年生 先進林業地見学会(総合実習)
12月2日(水)
 1年生は、林業の現場を学ぶために、森林組合管理の山林(左上:八幡町内)、郡上森林組合木材センター(右上:美並町)、長良川木材事業協同組合(下:白鳥町) の3箇所を見学しました。
 昨年度までは、中津川市にある中島工務店さんを見学していましたが、今年度より、その見学会は2年生に移動。今年度より、新規企画でこの見学会が行われました。この見学会には、郡上農林事務所(岐阜県)の林業就労者育成事業として、移動にかかるバス代等は県の支援を受けて実践しました。
 郡上市に暮らしながら、なかなか見ることができない林業の現場。貴重な見学会になりました。
3年生 自然薯の収穫(グリーンライフ)
12月1日(火)
 グリーンライフで栽培している自然薯を、この日、3年生が収穫しました。12月5日(土)には、郡上高校の実習生産物販売会が開催され、そこで森林科学科の生産物も販売されます。この自然薯は、森林科学科の主力商品です。今年度は350本を植栽して育ててきました。
 今年度栽培した畑は、森林科学科棟の北側。面積は広いのですが、以前から土壌水分が多いと指摘されている畑。また、森林科学科棟の影になる南側は、やはり生育が悪く、今後の栽培計画に課題を残しました。そんな中でも、写真のような立派な自然薯も収穫できたので、生産物販売会が楽しみになってきました。  
1年生 授業で習った木を探そう(演習林実習)
11月17日(火)
 1年生の科目「森林科学」では、郡上周辺の山林に生育している樹木を学習している。それらの特徴については教室の授業で勉強できるが、今回の演習林はその応用。実際に資料を見ながら、それらの本物を探し出す。
 資料だけでは、実物の特徴全てが説明できないために、樹木を見わける力を高める狙いがある。
 本来は、もう少し早い時期(葉の紅葉がはじまる前に)行うのだが、今年度は、諸行事の関係で、この時期まで押してしまった。そのおかげか、ミズナラの枯損木にナメコがびっしり。ありがたく収穫させて頂きました。
3年生 吉田川の水質調査:水生生物観察(グリーンライフ)
11月12日(木)
  学校の南を流れる吉田川河畔で、水質調査のための水生生物観察を行いました。水質調査といっても様々な検査項目がありますが、生態系を観察することは、純粋に河川環境の水質を指標するものなので、このテクニックは重要です。
 昔は良く、釣り餌を獲るために川の石をめくって、そこに付着している川虫を集めたものです。今回の調査の要領も、それと変わりありません。
最近は、郡上市にもヤマビルが侵入し、吉田川でも見られるようになりました。また、理科で習った「プラナリア(右写真:扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物の総称)」も見られました。結果を総合的に見ると、吉田川はとてもきれいな河川であると判明しました。未来もぜひ、この姿のままであってほしいですね。
中学生 郡上高校森林科学科1日体験入学(おもに郡上市内中学3年生)
10月28日(水)
 おもに郡上市内の中学3年生向けに、郡上高校の1日体験入学を実施しました。
 今年度より、普通科と総合学科は、夏休み中に実施を終えたために、今回は森林科学科と食品流通科の2学科のみ。2つの学科ともに多くの中学生が体験をしてくれました。中学校では授業日となっていたはずですが、多くの参加に感謝です。写真は樹木検索(上中)、ブルーベリージャム(グリーンライフ)(上右)、CAD(下左)、小型建機(下右)の4講座を実施しました。
3年生 育林技術交流集会で発表(全国育樹祭関連行事)
10月10日(土)
 八幡町にある総合文化センターで、全国育樹祭の関連行事になる「2015育林技術交流集会」が開催され、森林科学科3年生が、日頃の演習林管理についてを発表しました。このイベントには、県内外の林業関係者や、森林組合、森林を管理する行政職員も参加し、今後の郡上市内外の森林管理についての意見交換を行いました。
3年生 ブルーベリージャムづくり(グリーンライフ)
10月8日(木)
 ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称。日本にはシャシャンボという木がある。その食用になっている果実を指している。シャシャンボは「小小坊」という当て字があるが、古事記には「さしぶ」として登場している。この「さしぶ」が訛ってシャシャンボとなったようだ。ヨーロッパのブルーベリーの実は食用として普及し、実も大きい品種がある。郡上高校には、グラウンドの北側に、何本かのブルーベリーの木(樹種は不明)が栽培されていて、体育祭のころに多くの実を付けるため、収穫して冷凍し、この授業に活用している。
 大変美味しくいただきました。自然の恵みに感謝です。
全国育樹祭、郡上高校生の植樹(総合実習)
9月14日(月)
 全国育樹祭の関連行事として、郡上高校森林科学科の3年生全員が、高鷲町在住の山川弘保さん(天皇杯授賞の林業家・郡上高校学校医(脳外科医))の山林に、約200本のスギ苗を植林しました。
 一人で植えれば大変な作業になる100本の苗も、39人で行えば、1人あたり約4本。あっという間に植林は終了しました。
 植林の後は、山川さんのご自宅に招かれ、山川さんのこれまでの山林管理について、そのご苦労や歴史、管理のポイントなどをお聞きしました。生徒らは、その取組に、ただ感心させられました。でも、いちばん驚いていたのが、とても立派なご邸宅。なんでも、木材は全てご自身の山林から伐った木材だとか。普段、私たちが見ている住宅に使われている柱とは、比べものにならないくらい立派なものばかり。
 この日は、本当に良い経験をさせて頂きました。
 
みどりの女神(ミス日本)との交流(課題研究・全国育樹祭関連行事)
9月30日(水)
 今年は、岐阜県で全国育樹祭が実施される年。郡上高校森林科学科はその行事に、未来の樹木を植える植林を行うこととして参加します。植林を行う山は、高鷲町在住の山川弘保さん(左写真前列中央)の所有林。山川さんは、郡上高校の学校医(脳外科医)でお世話になっている先生ですが、実はご自宅周辺に140ヘクタールの山林を所有し、代々山林を管理される林業家でもあります。昨年には、その実績から第53回農林水産祭天皇杯を授賞され、林業においても、私たち森林科学科の生徒や職員が、見習うべき先生でもあります。全国植樹祭では、その関連行事として郡上高校3年生39名が、山川さんの山林に植樹を行うことになり、その視察を森林科学科の「未来の森づくり専攻」生徒5名(左写真後列)と職員2名とともに、東京から、今年度のみどり女神である佐野加奈さん(左写真前列左)と現場を確認しました。
中学生1日体験入学(おもに郡上市内中学3年生対象)
8月3日(月)〜4日(火)
 夏期休暇を利用した、郡上高校の見学会が開催されました。森林科学科では、郡上高校の第2本館(北側の校舎のPC室、家庭科室、職員室、理科室、購買など)と食品流通科棟、森林科学科棟、小型車両系建設機械、温室などの説明を担当し、それぞれ学科の3年生が中学生に説明を行いました。
 森林科学科では、せっかく郡上高校に足を運んでくれた中学生に、チェンソーを使った木材の切断(写真中央)を披露してみました。
1年生 文化祭の資材調達(演習林より木材搬出)
7月27日(月)
 文化祭で1年生が木製ベンチを作ることになりました。ベンチの材料は、買ってくるのではなく切ってくる、そんな計画のもとで、この日は夏休み中なので森林科学科の定例演習林ではありませんが、演習林から木材を切り出しました。入学して3ヶ月あまり。「山の男」の顔になってきた1年生です。
1年生 トウモロコシの収穫と販売(農業と環境)
7月13日(月)
  いよいよトウモロコシの収穫です!
 天候も順調で、とても良いトウモロコシが収穫できました。昨年度、天候不順のためにトウモロコシ栽培がうまく出来なかった2年生も羨む成果でした。
 トウモロコシは鮮度が肝心。収穫した直後から、その糖分が消費され始めるために、穫れた後にすぐ調理することがお勧めです。
 この日、学校では三者懇談が開催されていたので、その保護者にも購入していただけました。毎度ありがとうございます!
2年生 インターンシップ(就労体験実習)報告会(課題研究)
7月10日(金)
 森林科学科と食品流通科では、2年生が毎年インターンシップ(就労体験実習)を行っています。
 森林科学科生徒は郡上市内外の企業や団体、23事業体で実施されました。就職希望者が多い森林科学科では、そんな生徒にとって、就職前の最後のインターンシップになります。「出来れば複数の会社でやりたい」という声も出るくらいですが、諸事情でできません。ですから、自分たちが体験したインターンシップの様子を発表し合い、お互いの情報を共有することで、進路研究の一環にします。
 このインターンシップでお世話になりました、組織、事業体、企業の皆様、その節は大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。  
3年生 駆除竹の有効活用「竹とんぼ」(グリーンライフ)
6月24日(水)
 郡上高校の裏山に、先輩方が植えたと言われる竹。その後、山林の放置が進み、竹の浸食が進んだので、6〜7年前から、裏山の竹を駆除してきました。この竹林、四国地方では、山林の竹林化が深刻になっていて、先人たちが作ってきた山林の樹木を駆逐する場合があるのです。
 当時から、伐採した竹を有効利用するために、流しそうめんをやったり、竹とんぼを作ってみたり、その活用を考えてきましたが、この竹とんぼは奥が深いです。また、竹を細かく加工するため、竹の繊維がよく観察できる実習でもあります。さて、どれくらい飛ばせる竹とんぼに仕上がったでしょうか。
1年生 トウモロコシの追肥(農業と環境)
6月24日(水)
 すっかりと大きくなったトウモロコシ。
 私たちの背丈を遥かに超えて、草丈を測るもの一苦労です。
 さて、今年度は台風の直撃もなく、長雨などの影響もなかったために、とても現金に育ってきました。もう少ししたら収穫になるのですが、今年度は本の茎に対して実の数を1本にする調整を行わず、どんな生育を遂げるのかを見る実験でもあったので、やはりこの時期には、結実させるための養分が必要になります。
 根元部分に追加して肥料を撒き、実入りを良くします。
 トウモロコシにとっては、とても良い年でしたが、そんな中で敵になったのが昨年に続いて「カラス」でした。早朝にトウモロコシの先端に掴まり、トウモロコシを地面に倒して、あとはクチバシを使って実を食べるのです。これは、とても悔しい・・・なんとか防ぎたいものの、その対策が出来ていません。何か良い方法があればアドバイスをお願いします。
3年生 「美濃和紙の里」で紙すき体験(グリーンライフ)
6月22日(月)
 世界遺産に登録された日本の和紙文化。岐阜県美濃市にある美濃和紙の里会館では「美濃和紙」の紙すき体験ができます。
 学校の授業では、ヨーロッパから伝わった化学的な製紙方法を学びます。この紙すき体験で感心させられるのが、この日本において、和紙の技術は、西洋の技術と違い、コウゾやガンピ、ミツマタを煮たり叩いたりすることで、現在の紙よりも強度が高く、さらに長持ちする製紙技術を持っていたことです。紙のある生活が当たり前になった今、この紙すき体験もレジャー感覚かもしれませんが、この先人の技術には脱帽です。
3年生 あゆかけデビュー(課題研究:あゆかけ専攻)
6月14日(日)
 あゆかけ専攻が出来て、これまであゆかけのための準備を頑張ってきました。満を持して本番。吉田川に漁業組合と保護者の2名の達人を迎えて、はじめての「あゆかけ」を行いました。
 やはり先生が良いと成果も上がります。冷水病が流行るこの時期に、他の釣り客が坊主で帰る中、9時から12時までの3時間で、6人合わせて8尾の鮎を釣り上げることが出来ました。これを弾みに、ますます釣果を伸ばしたいところです。
1年生 トウモロコシの害虫防除(農業と環境)
6月10日(水)
 5月13日に定植しておよそ1ヶ月。こんなに大きくなり、私たちの背丈を超える勢いです。
 栽培するトウモロコシは、そろそろ雄穂が出始めて生殖成長に入ったところです。そうすると、トウモロコシの実も出来るのですが、そんなときに敵になるのが「アワノメイガ」。近年は「マイマイガ」も葉を食害します。トウモロコシの実にアワノメイガを食害されないように、雄穂の上に忌避剤をふりかけます。独特の臭いでアワノメイガを撃退します。また、マイマイガは・・・葉からふるい落として踏みつぶすのみ。
郡上高校職員 チェンソー研修(職員研修・初任者研修)
6月8日(月)  
 森林科学科では、生徒の演習林実習の一環として、チェンソーを使った伐採実習を行っています。本来、その技術研修を目的に始めたチェンソー(伐木)研修も、数年前から一般教科のっせんせいが他を交えた職員研修会として開かれるようになりました。
 左上の写真は、郡上高校の演習林入り口のチェーンです。ここから奧に約25ヘクタールが学校の実習用山林(演習林)として広がります。
 今年度は、今年はじめて教員として採用された2名の先生の研修としても実施しました。
 安全上の理由で、立っている木を全員に伐採してもらうことはできませんでしたが、私たち森林科学科職員は、私たちの生活を環境面から支えている森林が、どんな問題を抱えているのかを考えてもらうきっかけになれば嬉しいです。 
3年生 渓流釣り入門A(グリーンライフ)
5月26日(火)
 今の大人たち(ちょうど高校生の親に当たる年代)はきっと、小さい頃には、釣り竿を片手に、または、イカリ竿を持って川に通ったことでしょう。 そしてまた、釣れた魚は、販売する強者もいれば、自分で魚をさばいて調理をした経験もあると思います。
 この魚に串を打つ単純な作業も、十人十色でいろいろな打ち方があるようです。私(筆者)の場合は、魚の骨を巻くように刺した記憶があるのですが・・・。
 魚を、炭火でじっくりと焼くこの時間もまた、贅沢な時間なのかもしれません。気の長い話しですが、この授業を体験した生徒が将来、自分の子どもたちにこのテクニックを教えて伝えていってもらえたら嬉しいです。
3年生 渓流釣り入門@(グリーンライフ)
5月21日(木)
 最近の子どもたちは、竿を持って川に遊びに行くことが少なくなってきたようです。郡上高校は長良川の流域にあり、釣り好きには最高の地域でありながら、釣りをしない子どもたちが多くなってきました。授業で釣り道具や竿の仕掛けについてを学び、いざ実践。
 実践といっても、いきなり渓流ではレベルが高いので、授業では、学校の中庭を使った釣り堀。あらかじめ学科の職員が釣ってきた魚を、学校の中庭噴水に放流しておきました。釣れたのはアマゴです。釣れたアマゴは串を打って炭火焼きにしました。
1年生 トウモロコシの間引き(農業と環境)
5月20日(水)
 定植してから1週間。苗はうまく活着したようです。先日の記事にも書いたように、今年は苗の大きさが大きかったので、間引く時期も直ぐ来ます。
 苗は、1つのポットに種子を2個播いたので、2本苗に仕上がっていました。活着したトウモロコシの状態を見ながら、生育の良いものを1つ残して、もう片方は取り除き(間引き)ました。
1年生 トウモロコシの定植(農業と環境)
5月13日(水)
 左写真が、ビニルハウスで栽培した苗。結構大きくなってしまいました。苗栽培用のポットでは限界を超えています。
 ようやく畑に定植することが出来て一安心です。まず、株間やうね間に気をつけながらマルチに穴を空けます、そこに苗を植えるのですが、単純なこの作業も、ここで手を抜くと、うまく根が張れず枯れてしまうので、丁寧に苗を定植します。
1年生 トウモロコシほ場のうね立て(農業と環境)
5月12日(火)
 トウモロコシ苗の栽培をしながら、畑では定植の準備をします。慣れない鍬使いで思うように進まないのですが、一生懸命にやった甲斐あって、うねが立ち上がりマルチングまで上手にできました。ゴールデンウィークのために苗が大きくなってきたのに畑が準備出来ていなかったのですが、これでようやく安心です。
3年生 自然薯の定植(グリーンライフ)
5月7日(木)
 今年度も、自然薯の栽培シーズンがやって来ました。本日は、自然薯苗の定植です。
 この自然薯は、12月に本校で行われる「実習生産物販売会」で販売されるものですが、すっかりお馴染みになりました。数年前までは、販売会が終了してから、売れ残った自然薯を職員が買い上げていたのですが、近年は、販売会で完売するために、森林科学科の職員ですら食べられない幻の農産物です。今年度も、順調に生育していくことを祈願しながら丁寧に定植しました。
測量部 長良川ウォーキング(北上編)
5月2日(土)
 午前4時、測量部が郡上八幡駅に集合。これは、昨年度の続編「長良川ウォーキング」です。
 昨年度は、郡上八幡から伊勢湾までを歩いて踏破し、今年度は、八幡から日本海までを目指して北上します。午後3時に、郡上市役所高鷲庁舎(旧高鷲役場)に無事到着し、この日のウォーキングは終了。さて、日本海には、いつ到着できるのでしょうか。  
3年生 「山菜」を味わう(グリーンライフ)
4月30日(木)
 郡上高校の裏山には山菜が自生しています。また、学校の校内にも食用となる樹木(葉)があります。
 樹種を見わけられるようになってくると、次はどう使うのかが課題。春の芽吹きのシーズンは、近寄りがたい山林も食材の宝庫になります。今回は、そんな山からの恵みを収穫しました。
 春の気温が高かった今年は、タケノコも良い時期でしたので合わせて収穫。それぞれ天ぷらにして美味しく頂きました。
1年生 トウモロコシ苗の追肥(農業と環境)
4月28日(火)
 種を蒔いたトウモロコシが芽を出しました。もちろん、この苗も生徒自身で種まきをしたものです。子育てのとき「三つ子の魂・・・」と言われますが、植物にとっても苗の時期の成長は、今後の成長に大きく影響します。苗のポットの中では、どうしても養分が不足するので、緩効性肥料を施しておきます。
1年生 トウモロコシ栽培用のほ場整備(農業と環境)
4月22日(水)
 森林科学科の畑は、昨年度の栽培が終わってから積雪を経て春を迎えました。今年度も栽培実習の開始です!
 トラクターでは管理できない周辺を人の手で雑草を取り除き、また、石などが落ちていれば取り除きます。今年度の栽培面積を考えながら、畑の場所を決めます。最近の入学生は、自宅で畑仕事を経験していない生徒が多く、生徒の感想は「新鮮だった」というものが多くなってきました。これもまた時代の流れなのでしょう。栽培のような命を育む実習は、生涯の中で良い経験になるでしょう。

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