7/26(金) 職員研修「授業で気になる生徒への教科指導上の配慮を考える」を実施しました。

7月26日、同じ教科の教員毎に机を囲んで、授業で気になる生徒について話し合う研修を行いました。グループ演習の前には、国立特別支援教育総合研究所 西日本ブランチ広島オフィス 統括研究員の大崎博史氏による講演「ここから始めよう!合理的配慮‐合理的配慮の基礎理解‐」を聞きました。グループ演習では、様々な事例をもとに以下の順番で話し合いました。

①授業における困難さの実態把握(苦手さだけじゃなくストロングポイントも!)、②具体的な授業場面での困難さとその背景(見立て)、③困難さを解消するための支援案、④今後の短期目標とそれを実践するための合理的配慮、⑤決定した合理的配慮と提供プロセス

生徒一人一人がもつ個別の困り感に寄り添い、実現可能な配慮を考えようとする先生たちの、真剣な話し合いが行われました。講師の大崎先生からは、「丁寧に生徒の実態把握をしている」、「私が思いつかない支援のアイデアがたくさん出てきた」、「すべての先生が積極的に話し合えていた」等のうれしいお言葉をいただきました。

東濃フロンティア高校の授業で、生徒たちが安心安全を感じ、個人のもてるポテンシャルを思うぞんぶん発揮して学べる授業づくりのための、有意義な研修となりました。

7月25日(木)高校生相談会を行いました。

土岐市の浅野教室を利用する中学生に向けた高校生相談会が7月25日(木)に本校で行われました。今年で4回目になりますが、今年は生徒会役員が企画に携わり、昨年までとは異なる形式で進めることになりました。

生徒会役員の「中学生の皆さんの進路に対する不安を解消したい」という強い思いから、中学生の皆さんがより相談がしやすいように個別ブースを設けました。

全体会では2人の生徒が「これまでの私」と「今の私」と題して、中学生から高校生になって成長したと感じる点を発表しました。その後は個別ブースに別れて、学校生活について話したり、質問に答えたりしました。

中学生の方や保護者の方からは、「生徒の皆さんの雰囲気が良く、聞きたいことも聞けてよかった。」「不登校でもこれからの道はあると感じることが出来た。」などのコメントをいただきました。不登校を経験した本校の生徒だからこそ、目標としていた「不安を解消する」ということを体現できたのではないでしょうか。

生徒会主体で開催する高校生相談会は今年が初めてでしたが、生徒会役員にとっても満足度の高い、貴重な機会になったと思います。