令和7年度先輩保護者と語る会


重症心身障がい在宅支援センター「みらい」の加藤様に、「みらい」の活動のお話を伺いました。また、岐阜希望が丘特別支援学校卒業生保護者の割田様からは、重度心身障がいの生徒の卒業後の生活についてのお話を伺いました。
割田様からは、現在お子様が多くのサービスを利用し、毎日在学中と同じくらい忙しく充実した日々を送っているというお話をうかがいました。また、卒業時の進路を決定する際のアドバイスだけでなく、障害年金や障害者年金生活者支援給付金や特別障害者手当の申請の際には、生まれてから現在までの入院・手術等の詳細な記録を文章で記す必要があるので、今のうちからそのつもりで情報の整理をしておくとよいというアドバイスをいただきました。
何より重要なことは、子どもの障がいを理解し、必要な支援について一緒に考えてくれる相談支援専門員さんを出来るだけ早く見つけ、その方と一緒に十分相談しながらサービスを決定していくことだそうです。座談会も、大変盛り上がり実りの多い時間となりました。

小学部6年1組 買い物学習(9/16)


修学旅行の事前学習として「あかのれん長良店」に買い物学習に行き、修学旅行で使用する物を購入しました。算数の時間には、予算内に収まるかどうかを電卓を使って確認する学習に取り組んできました。そして買い物学習当日は、たくさんある商品の中から好きなキャラクターのタオルと靴下を選び、予算の1000円で買えるかどうかを電卓で計算し、確認してから購入することができました。レジでは少し緊張の様子でしたが、店員さんにお金を支払ったり、「ありがとう」と挨拶をしたりすることができました。

先輩の話を聞く会(9/25)


当校中学部卒業生である(株)伊藤塗装代表取締役社長 伊藤拓矢様にご講演いただきました。
講演では、幼少期から中学部に入学するまでのこと、中学部での思い出や学んだこと、卒業後、働き始めてから社長として働く現在のことまで、たくさんのエピソードを交えながらお話していただきました。
講演の中で繰り返し伝えてくださった「感謝すること」「あきらめないこと」「自信をもつこと」等のメッセージを受けとめ、生徒たちからは「ありがとうと感謝の気持ちをつたえていきたい」「苦手なことにもあきらめずに取り組みたい」「学校生活を見直していきたい」など、今自分ができることからやっていこうとする感想が届きました。
なお、伊藤様には、移動図書館として使用している「ブックトラック2台」を昨年度寄贈していただきました。