12月14日(木)10時30分~12時に「社会保障制度」をテーマに出前講座を実施しました。
昨年に引き続き講師として、岐阜県社会労務士会 中濃支部 渡邉 智子 様に来ていただきました。
社会保障制度によって成り立つ社会の仕組みを専門家より学び、地域社会の一員として卒業後の経済的自立をするための力を身につけようと取り組みました。
まず、実際の給与支給明細書の例を見て、支給額の欄と控除額の欄(健康保険、雇用保険、厚生年金等)の説明を聞きました。
その後、病気やケガ、仕事を辞めたときに助け合う制度として、医療や福祉等公的なサービスを受けることができるのは、みんなでお金を出し合って支え合っているから、といった仕組みを講師の持つ一つの容器(国の財布)へ生徒一人一人がボール(税金)を入れることで確認しました。
後半はクイズや手作りカルタのゲームを通して仲間と一緒に社会保険をおさらいすることができました。
以下、受講後の高等部3年生の感想(一部抜粋)
・事前に授業で触れていたため、明細書や労災について理解できたのでよかった。これから社会に進んでいくので、社会の制度を少しずつでも理解して頑張っていきます。
・色々な保険料が給料から引かれている理由が分かってよかった。
・失業したときやケガによって働くことに制限を受けたときなどに、要件を満たせば障害年金を受け取ることができることを知りました。