11月26日(水)から12月5日(金)までの約2週間、人権について考える「ひびきあいの日」の取り組みを行いました。
取り組み内容は、各学部の実態や実情に応じて工夫しましたが、共通の目標として
- 教師と児童生徒、児童生徒同士の好ましい人間関係を築くこと
- 児童生徒が主体的に判断・行動し、積極的に自己を生かすこと
を掲げました。
小学部では、年間を通して「ぽかぽか」(自分や周りの人を大切にすること)に取り組んでいます。今回の「ひびきあいの日」では、ぽかぽかな行動が見られたときに「ぽかぽか花壇」にシールを貼り、カラフルな花を咲かせる活動を行いました。
中学部では、「人権に関する4つの柱」(挨拶・言葉遣い・協力・感謝)を軸に活動しました。4つの柱に沿った行動ができた際には、廊下の掲示に自分の顔写真を貼り、仲間や自分の行動を認め合いました。
高等部A類型では、「じぶんアピール」の活動を実施しました。仲間に自分の得意なことや好きなこと、趣味などを紹介し、自分を知ってもらうと同時に、仲間のことも理解する機会となりました。
高等部B類型では、
①自分が自分に対して命を大切にしている行動
②仲間や家族から命を大切にされていると感じた言動
③自分が相手を大切にした言動
について意見を出し合い、模造紙にまとめました。さらに、自分とは異なる意見や新しい考え方を交流し、振り返りを行いました。
今年の「ひびきあいの日」で学んだことを、児童生徒が実生活で実践し、よりよい人間関係を築いていくことを期待しています。

