不破高校は県下で唯一情報Ⅱの授業を実施しています。
今日までにBit Arrowというソフトを使用し、少しずつ情報システムを作ってきました。
公開授業の中では結合テストを実施し自分たちが作ったシステムが使えるのかどうかを確認しました。
【総合テストの内容】
〇機能テスト
・要求された機能が盛り込まれているか
〇非機能テスト
・複数人が同時に使っても動くか
・どれだけの負荷に耐えられるのか
・ネットワークを二重化しても動作するか
【みんなでグループチャットをしてみよう】
教員が作成したグループチャットにみんなでチャットを送って課題点を探り、改善点をみんなで挙げてみました。
【課題点】
・入力しただけだと誰が入力したか分からない
・なりすまし放題
・更新ボタンを押さないと新しく送信されたチャットを見ることができない
・戻るボタンがない
・改行できない
【改善できそうな課題はないか?】
・背景を変えたり、飾り付けたりできるといい
・絵や写真を送れるといい
・字の色を変えられるといい
・自動で送信者の名前や個人識別コードを表示することができるといい
・送信取り消しができるといい
【生徒の感想】
・情報システムを今まで普通に使っていたけど作ると大変さがわかった。
・難しくて何をしているか分からない部分があるくらい。本当に大変だった。
【まとめ】
一般の人が使えるようになるシステムにするためには情報セキュリティの問題にかなり気を付けなければならないということが分かりました。
気を付けないと個人情報が抜き取られたり、システムがうまく動かなかったりするためです。
いつまでに(どれくらいの期間で)いくらで(どれくらいの費用で)誰が(何人くらいで)システムを作るのかということも大切だと教わりました。
今回はペアで分担してコツコツとシステムを作り上げてきました。
だから、ペアのどちらかが休んだりすると作業が進まなくなるという経験もしました。
また、作った後も課題を探求するなどシステムをよりよくするための段階を踏むことも大切だと分かりました。
自分たちが日頃使っている情報システムはこんなに大変な過程を経て作られていることを知ることができ良かったです!