性講話 

本日はおおにしプレストウィメンズクリニック副院長 大西千夏先生に来ていただき、性講話を実施しました。

性の多様性、デートDV、性感染症、予期せぬ妊娠、SNSで誘発される性犯罪など、現代の日本でよく耳にする身近な内容をテーマにお話しいただきました。

幸せな人生を送るためにも、特に子どもを産む・産まないのどちらを選択するのか、また産むのであれば、どのタイミングで産むのが良いのか、

しっかりと計画を立てることが大切ということを話され、幸せな家庭を築いて欲しいと生徒に語りかけてくださいました。

加えて、望まぬ妊娠を避ける方法についてもとても大切なことだからと具体的に教えていただきました。

以下は生徒の感想です。

【1年生】

・自分や身近な人がデートDVや性感染症で困っていたら、正しい情報を教えてあげれるようにしたいし、

これからは多様性の時代と言われているので、いろいろな性のあり方を忘れずに生活したい。

・有名人でLGBTQの人が多いことを知って、世界に発信する場に立つ人がいると他のLGBTQの人も安心できるのではないかと感じた。

望まない妊娠をして、新生児の殺人を起こしてしまう人が多いと知り、妊娠した人だけが悪いのではなく、

周りの人にも関係あるということを学んだ。

また、自分がこのような立場になったときに、周りを頼っていきたいと思った。

【2年生】

・DVはやっぱりだめだと思いました。相手のことを本当に愛しているのなら、望まない妊娠はしないと思うし、

相手のことを考えることはとても大切だと性講話を聞いて思いました。

私は女性でもしかしたら子どもを作ることがあるかもしれません。

将来の子どものためにも、自分の未来のためにも、よく考えて行動したいと思いました。

・改めて性行為について学んで、妊娠・性感染症といったことをふまえて、自分の人生を考えながら男女間の交流を真剣にしなければならないと思った。

恋人関係となった男女の間でキスなどの行動をとったときに、その行動によっては関係が崩れてしまうのだと思った。人間関係を大切にしようと思った。

【3年生】

・ニュースで若い女の人が生後10日くらいの赤ちゃんを殺してしまったという事件を聞きました。

そのニュースを聞いて、誰でも初めは女の人が悪いとか殺人者と思ってしまうと思うけど、私には女の人は悪くない、

悪いのは自分の欲だけで性行為をして子どもができたら女の人を見捨てて逃げる男の人だと思いました。

だから、女の人は精神的に傷付けられて、相談しても自分が悪いというようなことを周りから思われてしまったから殺してしまう道しかなかったのかなと思いました。

・性行為をするときは、コンドームやピルが必要であるということがわかった。

また、性感染症は自分だけではなく相手に関わることだから、検査をする。生理が辛いときはピルに頼るという方法もあると知った。