3学期始業式 

3学期のスタートを無事に切ることができました。大きな事故やケガもなく、ほとんどの生徒が登校することができました。

初日から課題テストと授業を実施しました!久しぶりに元気な生徒の姿を見て、職員一同元気をもらっています!

 

3学期の始業式での校長先生の話を紹介します。

「冬休み中に恩師に手紙を書いた。高校3年生の時、自分がどうしても行きたい大学があったが、体調を崩してチャレンジすらできなかった。

友人が使わない願書を分け与えてくれ、その大学を自分の力を試すために受けた。

合格通知がくると、自分が受験勉強から解放される気持ちになり、安心した。興味はなかったが、行ってみようかな、という気持ちになり東京へ進学した。

進学した大学には馴染めなかった。友達もできず、勉強をサボったこともあった。

しかし、中野光(あきら)先生が大学3年生のときに来て、とても良い先生だと思った。

そこから自分の大学での勉強が始まった。中野先生が先生になりたいという気持ちも後押ししてくれた。

卒業した後も先生の学会に入り、色々な所へ行き発表したこともある。2024年の年末、最後に書いた手紙が自分の中の最後の発表のように感じている。

そのことを考えると、馴染めなかった大学にも行ってよかった。こんな話をしたのは、自分が決断したことを自分の正解にして行って欲しい。

そのための努力を惜しまないでほしい。3年生はこの1年間で自分の力で進路を決めてきた。その進路を正解にするために、残りの学校生活を大事にしてほしい。

1・2年生は自分が決めたことに意欲的に取り組んでみてほしい。ボランティア、部活、生徒会、日々の学校生活。なんでもいいので一緒に頑張ろう。」