電子科
    
    
    学科の概要
    
      電子科の前身である大垣市立工業高等学校電気通信科(1944)から数えて70年を越え、地域と共に歩んでいる伝統ある学科です。設立当時より最先端技術を学ぶ学科であり、今もその流れは変わらす、”人と「もの」をつなげる最先端技術を学ぶ“をコンセプトに未来の技術者を育てています。
    
    学科の目標
    
      身近な電気製品をはじめ、携帯電話やスマートフォンそして自動車、鉄道、飛行機にいたるまで、3つの電子技術(回路技術、通信技術、組込み技術)のおかげで私たちは快適な生活を送ることができています。電子科では、3つの電子技術を中心に学習をし、未来の技術者の育成を目指しています。
    
    学習科目
    
      <回路技術を学ぶ>
      電子回路
      家電製品などに使われている電子回路の基礎・基本と応用を学びます。 
      
      <通信技術を学ぶ>
      通信技術
      スマートフォンやゲームなどの通信技術の基礎から応用までを学びます。 
      電子情報技術
      コンピュータのハード面、ソフト面の基礎から応用までを学びます。 
      
      <組込み技術を学ぶ>
      電子計測制御
      コンピュータでいろいろなものを制御する基礎から応用まで学びます。
      プログラミング技術
      C言語を中心にプログラミングをする基礎から応用までを学びます。
      
      <基礎を学ぶ>
      電気基礎
      身のまわりの電気・電子の基礎・基本を学びます。
      情報技術基礎
      身のまわりの情報技術の基礎・基本を学びます。
    
    主な実習
    
      <回路技術を学ぶ>
      論理回路実習
      コンピュータ内部で行われている計算回路の基礎・基本や応用を学ぶ実習。
      
      <通信技術を学ぶ>
      光通信実習
      光ファイバーケーブルを使って、音声や電気信号を送る通信実習。
      
      <組込み技術を学ぶ>
      Cプログラミング実習
      C言語を使ったプログラミング実習。
      mbed実習
      ワンボードマイコン(mbed)を使って、LEDの点滅制御など組込み技術の基礎実習。
    
    学科主任より
    
      
        電子科は、前身である 大垣市立工業高等学校電気通信科(1944) から数えて73年の伝統ある学科です。
        設立当時は戦争中でしたが将来の電子技術を見越して学科は作られ、当時の最先端技術を学ぶ学科であり、その後訪れる高度経済成長を卒業生たちが担ってきました。
      
      
        さて、現代。スマートフォンにタブレット端末、ゲーム機、家電製品、自動車、飛行機……生活のいたるところに電子技術が使われており、電子技術なしでは生活できません。
        伝統ある電子科は、今も変わらず、最先端技術を学ぶ学科であり、常に進歩しています。中学生の皆さん、伝統ある電子科で最先端技術を学びませんか?