校章・校歌

校章

校章(カラー) 正面玄関に設置されている校章
(平成3年3月 第39回卒業生寄贈)
デザイン:第1回生 西田厚史氏
白玉椿の花

校章の由来~白玉椿について~
岐阜県不破郡垂井町宮代にある南雲大社の御神木「白玉椿」は白い花の咲くツバキ科の常緑樹で、春、花を開く。そのつぼみは白い玉のごとく、花は純白の花弁が重なり、純黄色の花芯を中央に、清純にして香気漂う品位高きたたずまいである。古伝によると、昔宮中で豊明節会(とよのあかりのせちえ)が行われる度ごとに、南宮大社の巫女が御神木「白玉椿」の枝を奉持して節会の庭で舞い納め、これを献上したといわれている。

宝治二(1248)年 豊明節会に百首の歌奉る時
従二位行家卿

美濃山の 白玉椿 いつよりか
豊のあかりに あひはじめけむ

夫木抄

この白玉椿の香気と清純さを3枚の常緑の葉に配し象徴したものが校章であり、校歌にもとりあげられている。

校歌

作詞者の室源一先生は,校歌制定当時(昭和26年度)の教頭先生で、作曲者の米田天海先生は, 岐阜大学教授で不破高の講師でもあった。
詞の内容について室源一先生は、「国府址の地に生まれ、風雪の伊吹山、尊厳の南宮大社、 景勝の朝倉にはぐくまれ、且つ高校誕生までの苦心を眺めてきた者として是非応募と決め、 史にもしるき不破の里に、真の民主主義に徹した社会人を育てる学校になる願いを詠み込んだ」と述べられている。