教育課程 


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令和5年度
       1,2年次生 教育課程表
        3年次生 教育課程表


科目紹介

国語 | 地理歴史 | 公民 | 数学 | 理科
保健体育 | 芸術 | 外国語 | 家庭 | 商業| 情報 | 学校設定科目

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国 語

言語文化

新教育課程導入に伴って新設された科目です。小学校、中学校で学んだ国語の内容を発展させ、総合的な言語能力を伸ばすことを目指します。また、言語を通して日本や中国の文化を学ぶことで、視野を広げ、豊かな考え方を身につけることも目標としています。

古典の世界から近現代までの作品を扱い、古文、漢文、小説、詩歌など、幅広いジャンルを学びます。具体的には『伊勢物語』『論語』『羅生門』などの作品で学習します。

現代の国語

 新教育課程導入に伴って新設された科目です。小学校、中学校で学んだ国語の内容を発展させ、総合的な言語能力を伸ばすことを目指します。また、文章の内容を的確に捉え、表現する活動などから、読む、書く、話す等の力を身につけることも目標としています。

 主に現代の論理的な文章を扱います。その他にも、現代社会に関わることに関して考え、自分の言葉でまとめる等の活動も行います。

現代文

 これまでに身につけた国語の力を基に、近代以降の比較的まとまった作品を読んで学習します。読みごたえたっぷりの優れた作品を読解し、鑑賞することで、ものの見方・感じ方・考え方を深め、人生を豊かにすることを目標としています。

 近代から現代までの作品を扱い、評論、小説、随筆、詩歌など、幅広いジャンルを学びます。具体的には『山月記』『こころ』『永訣の朝』など、有名な作品で学習します。

文学国語

 文学国語では、現代の小説、詩、随想だけでなく、近代の小説や詩も学習します。様々な文学作品に親しむことで、深く共感したり豊かに想像したりする力や創造的に考える力を養ったり、読む力・書く力を伸ばしたりすることを目指しています。教科書に載っている小説の登場人物には、生徒の皆さんと年齢が近い、現代を生きる女性もいれば、戦争で家族を失ったシリアの少年もいます。様々な境遇に生きる人たちの心情を理解しようとすることで、今まで言葉にできなかった自分の心情に気が付いたり、自分とは違う考え方をする人のことを受け入ることができるようになったりすると良いですね。

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地理歴史

歴史総合

 私たちの世界には多くの課題が存在します。よりよい未来をつくるためには、これらの課題がどうつくられてきたのか知るところから始めなければなりません。また、単に歴史を振り返るだけでなく、現在について学び、現在から学ぶという姿勢があってはじめて歴史は意味をもちます。歴史総合という科目はまさに現在と過去の対話です。皆さん、対話のなかから日本と世界がどうつながっているのか理解を深めていきましょう。

地理総合

 日本でも多くの外国人を見かけるのはあたりまえのこととなりました。また、私たち日本人も観光や会社の出張などで海外に出かける機会も増えてきました。 日本の企業が外国に進出したり、逆に外国の企業が日本に支社をつくったり、日本の企業と提携・合併するなど、国際化の流れが急速に進展しています。 このような社会の中で、私たちは様々な国の文化や慣習について正しい知識を身につける必要があります。 地理の学習では、それぞれの地域の自然環境や産業・農業などを通して、諸外国について理解を深めます。

日本史B

 日本の歴史を学ぶことは、先人たちの生活や、かれらがきずいた政治・社会のしくみを学び、文化、さらには国際関係を知ることです。歴史は、私たちにさまざまな課題を与え、また時には課題解決の道しるべとなることでしょう。
 みなさんの住む地域には、数多くの遺跡・歴史が存在します。まずは、身近な歴史にふれ、興味・関心を高めましょう。

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公民

公共

 この科目は、望ましい社会のあり方を皆で考えていく科目です。社会=公共的な空間は、他者への思いやり、人とつながる力を基本として成立しています。公共の授業を公共的な空間として、社会の仕組みをじっくりと考え、課題の解決策をじっくり考えていきましょう。この姿勢が公共では求められます。

倫理

 論語に『学びて思わざれば則ち(くら)く、思いて学ばざれば即ち(あやう)し』という言葉があります。学びながら思い、思いながら学ぶことによって、自分自身のよりよい人生が確かな手ごたえをもってきます。この科目では、この姿勢を大事にしながら、自己のあり方生き方についてじっくりと考える機会としてください。

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数学

数学T

 数学Tは高校を卒業するためには必ず履修しなければならない科目の1つです。そのためどれだけ嫌いでも、どれだけ苦手でも逃げることはできない科目です。学習する内容は「数と式」や「2次関数」といった中学の数学で学習した内容を復習しながら、拡張していくものを前期に、「図形と計量」、「集合と命題」、「データの分析」といった高校で初めて学ぶような内容を後期に学んでいきます。
 正しく学べば、数学は誰でもできるようになる科目です。通信制では少ない授業回数の中でも数学に興味を持ってもらえるような授業を目指しています。
 中学までの内容が不安な人には学校設定科目として「数学T入門」という科目も開講しています。文字式の計算の仕組みから平方根まで基本的な計算を学びなおせる科目です。

数学A

 内容は「場合の数と確率」、「平面図形」、「整数の性質」です。「場合の数と確率」では、集合の基礎、順序、組合せについて学んだ後、偶然現象を数学的に扱う確率の考え方を学びます。「平面図形」では、三角形や円など平面図形の美しい性質について学びます。
「整数の性質」では、素因数分解を利用して整数の構造を知り、いろいろな数の仕組みについて学びます。

数学B

 内容は「数列」と「統計的な推測」です。「数列」では、等差数列、等比数列や漸化式で表された簡単な数列及び数学的帰納法を取り扱います。簡単な数列について、一般項や第n 項までの和を求めたり,記号Σの意味と計算方法について学習します。「統計的な推測」では、確率の理論を統計に応用し、正規分布を用いた区間推定と仮説検定の方法を学びます。また、母集団の特徴や傾向を推測し判断したり、標本調査の方法や結果を批判的に考察したりします。

数学U

 内容は「方程式・式と証明」、「図形と方程式」、「指数関数と対数関数」、「微分」、「積分」などです。「方程式・式と証明」では、複素数という新しい数を数の仲間に入れることによって、すべての2次方程式が解けるようになります。「図形と方程式」では図形を方程式で表すことによって、その性質や様々な問題を解いていきます。ここでは直線と円について学びます。「指数関数と対数関数」では、新しい関数について学びます。「微分」とは、物事の現象を微小な世界に目を向け分析する学問です。瞬間の速さとか変化率、関数の増減などについて学びます。「積分」とは、微小な世界についての関係を積み重ね総合することによってその現象の法則を知る学問です。ここではその基礎となる不定積分、定積分や曲線で囲まれた面積の計算などについて学びます。
 数学Uの内容は難しいですが、目に見えないところで世界を支えている数学に出会う機会
になると思います。学んでみると、日常にあるものを見る目が変わるかもしれません。 

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理科

科学と人間生活

 科学や技術の発展が人間生活に大きな影響をもたらしてきています。古代人の自然に関する知識や技術の学習から始まり、多くの科学者の苦心や努力を通して現代科学が発展してきた過程を学び、科学的なものの見方や考え方を身につけていくことを目指します。物理、化学、生物、地学の分野にとらわれず科学の本質を総合的に学べる科目です。

化学基礎

 身の回りの物質はどこまで小さくわけることができるのか、また、それはどのような性質があり、どのように扱えるのか。酸性とアルカリ性、鉄がさびる、カイロが熱くなるというような様々な化学反応、さらに身近な電池や電気分解の仕組みについて学習します

生物基礎

 細胞のしくみや細胞分裂の仕方、受精卵がどのように生物のからだになっていくのか、遺伝のしくみ、自律神経とホルモンのはたらき、生物の多様性と生態系などについて学習します。

地学基礎

地球や地球を取り巻く環境について学ぶとともに地学的な事物、現象の基礎となっている内容について学ぶ科目です。具体的には、宇宙の誕生から現在の地球に至るまでの過程や、地球の自然環境、人間生活との関わりなどについて学習します。難しい語句が多いですが、私たちが住んでいる宇宙・地球について興味のある人は、ぜひ学んでみてください。

物理基礎

身の回りで起こる物理現象(運動、波、電気、エネルギー)について、なぜそうなるのかを考えるとともに、計算によってどのような大きさになるのかを導き出します。例えば、物体の落下速度を計算したり、物体に加わる力を考えたり、物事の事象を数学的に解明していきます。日常の現象を紐解いていくのは楽しいものですが、計算する力が求められ、数学が苦手な人には難しく感じられるかもしれません。

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保健体育

体育

 球技種目(ソフトバレーボール、バドミントン)を実施し、運動を行う楽しさや魅力を味わうことで、スポーツに親しむ姿勢を培い、生涯体育の基礎を養います。

保健

 健康であることの大切さや健康であるために必要なことを理解し、生涯を通じて自ら健康を適切に管理し、改善していく資質や能力を養います。

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芸術

音楽T

 各時代の音楽をビデオやCDで鑑賞したり、簡単な合唱曲や合奏曲を皆さんで楽しんで演奏します。レポートは、授業の内容を大切にすれば必ずできます。もちろん、出席が大切なのは言うまでもありません。

美術T

 デッサンやレタリング、グリーティングカードなどの作品を制作します。作品制作を通して、自分の身近にあるものなどをあらためて見つめ直したり、自己の表現を追求していったりしたいと思います。

書道T

  芸術として書道を学びます。身の回りにある様々な「書」に関心を持ち、その表現方法を学びます。表現をより幅広くするために漢字かな交じり文の書や漢字の書と仮名の書を学習し、文化祭には簡単な表具をし展示します。書を生活の中に取り入れ、展覧会などを観て楽しむ心を養います。

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外国語

英語コミュニケーションT

 中学1年の入門レベルから始め、1年間で英語の基礎・基本を学習します。内容は、やさしい対話文・説明文・物語などを通して、私たちを取りまく環境問題や人権問題、そして人間愛について考えたり外国の風物や歴史・文化を学び、国際理解も深めます。

コミュニケーション英語U

 コミュニケーション英語Tで身に付けた力をさらに伸ばすことが目標です。ひとつの文も長くなり、構造も複雑になりますので、「読む」ことに特に力を入れて授業を進めます。上級学校に進学を考えている人には選択することを勧めます。

論理・表現T

 「話すこと(やり取り)」「話すこと(発表)」「書くこと」といった英語のアウトプットをいっそう強化することを目標としている科目です。さまざまなシチュエーションの中で、スピーチやディスカッション、プレゼンテーション、ディベートなどを通して英語の発信力強化を目指します。  単に日本語を英語に直すのではなく、自分の英語の引き出しの中身を全部広げて活用し、メッセージを伝える練習をしてほしいと思っています。表現に「正解」はありません。英語で発信することがおもしろい、楽しい、もっとやってみたいと思えるような工夫のある授業内容です。

英文講読

 比較的平易な英文で書かれた世界各国の文化や歴史に関する教材を読み、理解や知識を深めます。また、練習問題などを通して文法や語彙などを再確認します。コミュニケーション英語Tで学んだ基礎は必要ですが、外国の事情や異文化に興味・関心がある人には選択することを勧めます。

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家庭

家庭基礎

 「家庭総合」の学習の目標は、家族の一員として、あるいは家庭を経営する責任者として、生活を豊かで楽しいものにすることです。内容は衣・食・住・保育・家庭経営・社会福祉・家庭介護等を学習します。これらを学習する中で人としてよりよく生きるという視点で取り組み、自分自身の生き方や暮らし方の基礎となる考え方、人生観や生活観を確立するのに役立てます。

フードデザイン

 面接指導では、栄養価計算や食事摂取基準や食品群別摂取量の計算、テーブルコーディネートのデザインなどを学習します。調理実習も行います。

 

生活教養

 敬語の使い方、礼状等の書き方、茶道、華道、和服の着付けなどの実習を通して、日本の伝統と文化についての理解を深めます。また、よりよい人間関係を築くために必要なマナーについても学習します。

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商業

ビジネス基礎

 今日のビジネスの世界は、とても複雑で激しく変化しています。そのすべてを学習することは難しいため、この科目では、ビジネスの世界に興味を持つことを目的に、ビジネスの基礎、基本を学習します。ビジネス基礎は商業科目を学ぶ上での土台となる科目です。スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの身近な小売商の種類や、仕入原価と売価の割合計算などを学習します。

経済活動と法

 民法を学習の中心として、法の意義や役割、適用や解釈のための基礎的な知識の習得を目指します。また、私たちの財産の保護や権利・義務にはどのような法律がどのように関わっているのかを、日常生活や時事の出来事などのさまざまな場面を捉えて、考えていきます。

簿記

 複式簿記の基礎について学習します。新聞や四季報などに掲載される決算書類である、財務諸表の意味や決算までの手順について理解を深めていきます。経理の事務活動を前提とした基本的な記帳方法を中心に学習します。

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情報

情報T

 コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに、情報を主体的に活用しようとする態度を育てます。

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学校設定科目

コミュラボ(入門)

 

社会生活を円滑に行うために必要な知識や技術、他者との関わり方について学びます。

ロールプレイや話し合いなど、生徒同士が積極的に関わり合う場面を多く設定し、授業で学んだ知識や技術をできるだけ生活の中で活用できるように学習していきます。

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