令和5年度11月の活動
清流の国ぎふ総文2024プレ大会
11月22日(水)にぎふ清流文化プラザで行われた、清流の国ぎふ総文2024特別支援学校部門プレ大会の音楽発表会に高等部普通科が参加しました。「The
Star Light Club Band」として2曲を披露し、会場を盛り上げました。練習の成果を存分に発揮することができました。
社会見学(理療を介した地域交流)
~11月15日 東禅寺にて~
理療科の社会見学は3年ぶりの実施で、今回は、七宗町にあります東禅寺をお借りし、地域の方々を対象にした、あん摩奉仕活動を行いました。
理療科の生徒8名と教員4名が、予め申し込まれた周辺地域の方々30名に対して、1人30分間のあん摩施術を行いました。
臨床実習を経験している生徒は、症状を聴きながら円滑に施術を進めていました。
はじめて学校外の方々に施術をする生徒は、やや緊張した面持ちでしたが、地域の様子や学校での出来事を話題にしながらコミュニケーションを深め、対象者から感謝のことばをいただくことができました。
近所にお住まいで当日お寺にお越しくださった卒業生や、住職の泉元校長先生からも激励をいただき、小春日和と相まって、温かい雰囲気を感じられる催しとなりました。
学園祭でのマッサージ演示
~11月11日 岐阜協立大学にて~
盲学校や理療の広報・啓発、理療業の職域拡大を目的として、岐阜協立大学学園祭にマッサージブース「手もみサロン」を出展しました。
保健理療科3年、専攻科理療科2・3年の生徒4名と理療科教員5名が、学園祭来訪者を対象に、1人15分間のクイックマッサージを行いました。
学生や大学職員、学園祭に出展している一般企業の方々など、幅広い年齢層、異なる生活・就労環境に起因する様々な愁訴に対してマッサージを行うことができ、貴重な経験になりました。また、生徒たちにとっては、盲学校で味わうことのできない大規模な学園祭を楽しむ機会にもなりました。
コア・スクール「視覚障がい指導法研修」
コア・スクールの取組の一環として、11月10日(金)に「視覚障がい指導法研修」を実施しました。
視覚障がい教育の専門性向上のために、筑波大学附属視覚特別支援学校 小林 寛美 教諭をお招きし、中学部・高等部普通科通常学級の体育の研究授業への指導助言、体育指導に関するご講演をいただきました。研修を通して、学習指導において教師が大切にするポイント、児童生徒に育てたい力について考えることができました。
研究授業の様子 |
講演会の様子 |
科学へジャンプ・イン・岡崎2023
11月19日(日)、愛知県立岡崎盲学校において、科学へジャンプ・イン・岡崎2023が開催されました。この取組は、東海地区4県の盲学校・視覚特別支援学校、及び各県の弱視学級、訪問支援等で関わりのある学校に在籍する児童生徒が集まり、普段と異なる集団の中で、科学をテーマに学び合う機会として、2011年から行われています。
今年度は、全体で児童生徒20名が集まり、当校から児童生徒3名、外部支援の児童1名、スタッフとして職員4名が参加しました。午前、午後それぞれ、90分間のワークショップと、昼食後に45分間のミニワークショップ「NHKアナウンサーの防災授業」を受講しました。
なお、今年度の様子については、視覚障がい児が通学する小中学校の先生方を対象に、研修の素材としてビデオ公開する予定です。詳細は当校までお問い合わせください。
【今年度のワークショップ】
・ごはんをとかそう
・木綿の糸をつくろう
・ルービックキューブに挑戦
・山の形のふしぎ
・身の回りの素材で楽器づくり
・切って回して展開図
・身近な放射線の存在を確かめよう、測ってみよう
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第73回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールで第2位受賞
11月18日、東京都文京区のトッパンホールで開催された同コンクールにおいて、当校小学部4年児童が、ピアノ2部(小学4~6年生)で第2位(1位なし)を受賞しました。
同コンクールは1949年(昭和24年)、全国盲学生音楽コンクールとして始まったものです。
これからも練習を積み重ね、更なる飛躍を期待しています。
文化祭
テーマ ~明日へと続く道・今の君の先へ~
11月3日(金・祝)に文化祭を行いました。
今年度は、保護者・卒業生・学校運営協議委員の皆様に参観いただきました。各学部のステージ発表では、練習の成果を発揮して最高のパフォーマンスができました。フロア展示の時間には、理療科がクイックマッサージを行うなど盛り上がりました。
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