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令和3年度
第2回学校運営協議会報告


1 会議の名称
 岐阜盲学校運営協議会 (第2回)

2 開催日時
 令和3年11月10日(水) 13:30~15:30

3 開催場所
 岐阜盲学校 多目的室

4 参加者
会長 池谷 尚剛 岐阜大学教育学部 教授
副会長 溝上あゆみ 岐阜盲学校PTA 会長
委員 神 尚喜 視覚障害者生活情報センター 主任
野村満喜子 株式会社野村保険事務所 会長
平井 花画 岐阜県ユネスコ協会 会長
松本 公 京町自治会連合会 会長
吉田みはる 岐阜盲学校同窓生 吉田はり灸院
学校側 錦見 政哲 校長
山田 秀代 教頭
竹花 容子 事務部長
高見恵美子 小学部主事
山田 智徳 中学部主事
平松 均 高等部主事
端場 政博 教務主任

5 会議の概要(協議事項)

(1)学校全体及び各学部の取組について

   ・コロナ禍での様々な制約がある中、盲学校として工夫しながら実施した教育活動についてスライドを提示しながら紹介した。

   意見1:コロナ禍でこれだけのイベントや学習が工夫されて実施されていることに感謝する。子供たちは恵まれていると感じた。

   意見2:オンラインで他校と交流する工夫がよい。お互いの学校の様子や設備の状況がわかり、また、仲間が何をどう考えているのか考え方の違いなども知ることができて、とてもいい勉強になるのではないか。中学部では、海外の盲学校などとオンラインでつないでみてはどうか。

   意見3:初めて知ることばかりであった。地域住民は、学校の存在は知っていても中のことは知らない者が多い。もっと地域との交流があるとよい。地域住民が盲学校の活動について知れば、理解が深まる。

   意見4:盲学校に通っている娘は、学校が楽しいと言っている。家より学校がいいと言う娘の話に納得できた。感謝しかない。

   意見5:児童生徒数が減少し、小さな集団の中で、さらにコロナ禍の制約もあり、思うように行事が進まない中、笑顔があふれる写真ばかりであった。全国盲学校弁論大会での優勝は素晴らしかった。小さな集団の学校であってもたくさんの行事等を行い、その中で地域とのかかわりも深めていけるとよい。まだ、今後も制約は続くと思うが、これからも子供たちの笑顔が見られる取組をお願いしたい。

       

 (2)県立学校体育施設開放について

   ・これまでの本校の施設開放状況について校長より説明した。

   意見1:管理者(鍵の管理、開錠、施錠)を決めるのが難しい状況である。手当は年間4万円程度である。地域の高齢化が進み、管理者の後継者が見当たらない状況である。

   意見2:管理業務を管理会社に委託する方法もある。

   意見3:管理会社に委託するとお金がかかるので、現状の方法しかないのではないか。

   意見4:管理システムの構築が必要。

 盲学校には寄宿舎もあり、体育館で活動する音が気になる寄宿舎生もいるのではないかという別の心配もある。

   意見5:開放の趣旨については十分理解できる。しかし、寄宿舎の存在など施設開放を進めることは簡単ではない。

   意見6:静岡県がどのようの施設開放を行っているのか、事例を参考にするとよいのではないか。

      ⇒ グラウンドよりも体育館の開放には課題が多いように感じた。今回の意見をまとめて県に報告したい。

 

6 会議のまとめ

  ・第2回学校運営協議会では、4月からここまでの校の取組について説明し、コロナ禍にあって工夫している点や、児童生徒数が減少する中での取組について評価された。

  ・体育施設の開放については、校に限らず、地域の小中学校や公民館などの開放でも鍵の管理難しい状況あることがわかり、その点をどのように解決するかが課題であることが共有できた。また、視覚障がいスポーツ用に整備された施設を一般に開放することや、寄宿舎があることなど、校独自の課題もあり、これらのことが解決できなければ開放は難しいことについても理解が得られた。

  

  


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