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重点目標

1 教科指導
 一人一人が自ら学び、自ら考え行動できる力を育成し、言語能力(コミュニケーション能力)と確かな学力の定着を図る。
  • 触覚教材や拡大教材、音声教材、ICT等を積極的、効果的に活用する。
  • 教材研究・指導法の工夫により、基礎的・基本的な知識技能の定着を図る。
  • 「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の観点を重視し、「何ができるようになるか」を明確化できる指導を展開する。

〇小学部
  • 個々の視覚障がいの特性の応じた指導方法の工夫により、基礎的・基本的な知識及び・技能の習得を図る。
  • わかること・できることをもとに、思考力、判断力、表現力を養う。
  • 体験的な活動を通して、豊かな感性や自ら学ぶ意欲・態度を養う。

〇中学部
  • 視覚障がいの特性に応じた指導内容や指導方法を工夫し、基礎的・基本的な知識及び技能の確実な習得を図る。
  • 各教科等の特質に応じた体験活動を重視し、家庭や地域社会と連携して体系的・継続的に学習を展開する。
  • 主体的に学習に取り組む態度を養い、自己の考えを広げ深める対話的な学びを実現する。

〇高等部
  • 視覚障がいの特性を踏まえた指導法を工夫し、基礎的な学力の定着を図るとともに、自ら考え判断する力を養う。
  • 体力の維持増進に努め、健康に留意する習慣を養う。
  • 社会的・職業的自立を実現するため、きめ細やかな教育を通して、高い資質や優れた専門性を有する職業人を育成する。

2 道徳教育
 児童生徒の発達段階に応じて、命を大切にする心、人権尊重の心、相手の立場や思いが分かり互いに助け合える心の育成を図り、自己を見つめ、物事を多面的
  • 多角的に考え判断し行動できる態度を育てる。
〇小学部
  • 動植物に親しむ活動などを通して、命を大切にする心を養う。
  • 自分の思いを相手に伝えるとともに、友達のことを理解し、認める心を育てる。
  • 相手のことを思いやり、進んで親切にする態度を養う。

〇中学部
  • 自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考える態度を養う。
  • 人間尊重の精神を学校生活の中に活かす態度を養う。
  • 身近な差別に気付き、差別をなくそうとする態度を養う。

〇高等部
  • 社会の一員としての自覚と人権尊重の精神を養う。
  • 他校の生徒や地域の方との交流を通じて共感、共有できる心情を育てる。
  • 身近な差別を正しく認識し、差別をなくす実践的な態度を養う。

3 特別活動
 学校行事・生徒会活動・部活動等を通して、満足感、達成感、自己肯定感の高揚に努める。
  • 学校行事・生徒会活動・部活動等に、主体的かつ自主的に参加できる機会を設ける。
  • 地域の人材や卒業生を積極的に活用して、部活動の活性化を図る。
  • 弁論大会に参加したり、各種作品展に積極的に応募したりして、学習意欲を高める。

〇小学部
  • 学級の活動に進んで参加し、仲間意識や協調性を養う。
  • 学部や学級の諸問題を話し合い、よりよい生活や好ましい人間関係を育てる。
  • 自主的、実践的な集団活動を通して、集団や社会における生活及び人間関係をよりよくしようとする態度を養う。

〇中学部
  • 異学年の生徒同士で協力して諸活動に積極的に参加し、人間関係をよりよく形成しようとする態度を養う。
  • よりよい学校生活を築くための体験的な活動を通して、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養う。

〇高等部
  • 心のふれあうホームルーム活動を通して、豊かな人間性を育てるとともに、主権者としての自覚を促し、自主性の確立に努める。
  • 自主的・民主的な活動を通して、博愛・協力の精神を培い、学校生活を豊かにするとともに、自己を生かす能力を養う。

4 自立活動
 障がいによる学習上又は生活上の困難を克服し、前向きに活動する態度を養う。
〇小学部
  • 生活経験を広げ、社会によりよく適応するための基礎的な能力を養う。
  • 自分の障害を理解し、障がいの特性に応じて、相手にお願いしたいこと等を伝えることができるよう、思考力、判断力、表現力を養う。
  • 障がいによる様々な困難に立ち向かい、生き生きと活動する態度を養う。

〇中学部
  • 社会生活に適応するための基礎的な知識や技能の向上を図る。
  • 障害による学習上又は生活上の困難を克服する態度や習慣を養う。

〇高等部
  • 社会人として自立するために必要な力を身に付ける。
  • 自己の障がいによる学習上又は生活上の困難を克服し、心身の調和的な発展を図る。


5 総合的な学習の時間
 探究的な見方・考え方を働かせ、よりよく課題を解決する力や自己を表現する力を高め、生きる力を育成する。
  • 自分の考えをまとめ、伝えることができるコミュニケーション能力を養う。

6 生徒指導
 信頼と愛情を基盤とした児童生徒の共感的理解に努め、互いに認め合い、理解し合い、尊重し合う人間関係の醸成を図るとともに、自己を高める力を養う。
  • 「ひびきあい活動」を行うことにより、児童生徒が自己表現するとともに、他者との共感ができるように努める。
  • 児童生徒一人一人を理解し、基本的生活習慣や、望ましい生活態度の育成を図る。
  • いじめ等の問題行動については、組織的な対応で未然防止・早期発見・早期対応に努める。

7 進路指導
 一人一人のニーズを踏まえた進路実現に向けた支援を充実させ、小中高一貫したキャリア教育の推進を図る。
  • 関係機関との連携と、進路実現に向けた支援を計画的、組織的に行う。
  • 多様なニーズに応じた進路先の開拓を計画的に行う。
  • 望ましい職業観・勤労観の育成及び職業に関する知識や技能の習得を図る。
  • 自己の個性の理解と自己肯定感の養成を図る。
  • 主体的に進路を選択する能力・態度を育成する。
  • 専門的な知識の習得や、技能の向上のための支援を計画的に行う。

8 健康教育・食育
 一人一人に応じた健康安全教育の実践を図る。
  • 健康や安全についての自己管理能力を育成する。  
  • 望ましい生活習慣について指導・支援する。
  • 望ましい食習慣を身に付けられるよう指導・支援する。

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