[大垣市守屋多々続美術館]

展示について

 

年に5回企画展が行われており、取材時には「第75回企画展 新時代が始まる」という企画展が開催されていました。
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いろいろな作品

 院展出店作品
 守屋先生は、岐阜県中津川出身の日本画家、前田青邨先生から、日本画の描き方を学びました。
東京美術学校(今の東京芸術大学)を卒業してからは、日本美術院展(院展)に多くの作品を出展し、数々の賞を受賞しました。[スライド2枚目]
 扇面芭蕉
 守屋先生は、松尾芭蕉の俳句を、扇形の絵に描いた「扇面芭蕉シリーズ」を数多く描きました。
大垣は、松尾芭蕉の「奥の細道」むすびの地で、守屋先生は、子供の時は船町の住吉燈台の近くでよく遊び、おじいさんから俳句を教わったそうです。
 絵日記・スケッチ
 「細かなところまで、じっくりとみて描き写すこと」という前田先生の大切な教えを守り、一日も欠かさず描き続けたスケッチが残されています。他では見ることのできないスケッチや絵日記が多数残されているのがこの美術館の魅力です。
 その他
 作品を作るための下図、歌舞伎の舞台美術や新聞・本の挿絵など、いろいろな絵をかいています。また、守屋先生が大切な使っていた絵を描く道具なども展示しています。[スライド3枚目]