遺伝子組換え実験


2年次生理系の生物の授業では遺伝子組換えの方法および遺伝子発現の原理学ぶために、バイオテクノロジーを用いた実験を行いました。
この実験は、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の遺伝子(GFP)を大腸菌に導入するというものです。
結果は翌日にならないとわからないため、1日目は組み換えの操作を行い、2日目に結果を見るという2日がかりの実験です。
なお遺伝子組換えを行った大腸菌は、実験後に全て滅菌処理をしました。

実験1日目
まずは納豆菌でループを扱う練習。 納豆菌をLB培地に塗布します。
常在菌は増えるかな。 使い捨てピペットでアンピシリンを撒きます。
形質転換溶液をマイクロチューブに入れます。 ループで大腸菌のコロニーを採取します。
大腸菌を形質転換溶液に入れます。 プラスミドDNAをループで採ります。
ヒートショックで遺伝子導入をします。 栄養としてLBを加えましょう。
マイクロチューブをタッピングします。 使い捨てピペットで大腸菌をとります。
組み換えた大腸菌をプレートに撒きます。 ループで全体に拡げておきます。

実験2日目
納豆菌と常在菌への抗生物質の効果は? 結果をデータを記録します。
さあ大腸菌はどうなったかな? 組換えが成功したコロニーが光ってました。
みんなのデータを比較しよう。 実験結果をまとめて考察をします。




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