全日制

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   ■教育課程
   ■単位制 中津高校
      □5つの魅力
      □4つのプログラム
      □中津高Q&A
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   ■いじめ防止 基本方針
   ■【学校改革目安箱へ一言】

中津高校 5つの魅力

1.すべての生徒に進学重視の授業

 単位制を有効に活用し、少人数授業や多様な選択科目を設定し、国公立大学をはじめ、生徒一人ひとりの進路希望を実現できる教育課程を編成しました(音楽・美術・書道・家庭の専門科目も設定しました)。
 学力向上のために基礎から応用までに対応した32単位(週2回の7限授業)の様々な授業を行い、すべての生徒の進路実現に対応します。  

2.夢探しから実現までを徹底的にサポート

 LHR、総合的な探究の時間、放課後の探究講座を積極的に活用し、1年次から進路ガイダンスを充実させ、進路実現のためのプログラムを計画的に進めます。充実したオリエンテーション、徹底した進路研究、魅力ある外部講師の課外授業など、将来自分がやりたいことを見つけ、実現させるため徹底的にサポートしていきます。

3.特進クラスの設置

 難関大学・難関学部等への進学に対応するため、特進クラスを設置しました。特進クラスでは早い時期から大学入試に向けた内容を取り入れた授業を行います。また、普通クラスは幅広い進路に対応できるよう、自分の進路に合わせて多様な選択科目から授業を選択できます。

4.海外留学制度

 海外の英語圏の国々へ一年間留学を希望する生徒を選考し、資金面から手続き及び出発から帰国にいたるまで留学全般について援助を行っています。創立100周年記念事業の一環として平成17年度から開始されました。1名あたり100万円の費用を同窓会で負担します。現在までに計52名を派遣し、毎年2名を募集しています。昨今の円安及び物価高を考慮して、1名あたり150万円の費用負担を検討しています。

5.学びに最適な環境

 最新の設備を備えた図書館や、県下初のサロン形態をとる学習フロア、進路学習や自主学習のための教室「コンパスルーム」、さらに全教室にエアコンを完備し、「学び」に最適な設備を充実した校舎を用意しました。中津高校は県下でも最大級の敷地面積を誇り、雄大な自然風景に囲まれ、学習や部活動にのびのびと取り組む環境下にあります。

4つのプログラム

1 学問探究プログラムによる教育課程

★1年次は、各クラス共通履修です。特に英語、数学、国語を充実させたカリキュラムで授業を実施します。
★2年次は、希望により文系クラス、理系クラスに分かれて授業を実施します。大学入試共通テストに必要な科目の授業は、多くの科目が2年次までに終了します。
★3年次は、単位制であることを活用し、多様な選択科目を用意しています。一人ひとりの進路希望に応じた科目選択を可能にするカリキュラムです。
★3年次に「○○特講」といった本校独自の科目を用意します。大学入試はもちろん、大学入学以降の学びに対応できることを視野に入れ、基礎的な学習の上に、さらに発展的な学習ができる科目です。

2 特進クラスの設置(旭陵特進プログラム)

進学希望で、特に4年制大学進学を希望している生徒の中から、本人の希望と試験によって選出した特進クラスを編成しています。国公立大学及び、難関私立大学などへの進学を目指す人のためのクラスです。
単位制の利点を有効活用し、少人数授業によるきめ細かい教科指導を実施します。また、徹底した学力向上プログラムで難関大学への合格を目指します。
部活動は他のクラスの生徒と同じように参加できます。

3 進路ガイダンスの充実(旭陵進路プログラム)

3年間を見通した進路学習プログラムにより、将来の職業選択から、大学、学部選択など進路実現に向けて、あなたのやる気と夢の実現をサポートします。

高大連携教育の実施
平成16年度から開始された、大学教授の授業を高校生が受講できるシステムです。1年間週1回の講義を受講すれば、高校の単位として認定します。開講される講座は、通常高校の授業では学ぶことができない内容です。
開講科目:「経営学の理論と実践」「看護学入門」「保育学入門」※講座名は変更することがあります。

4 海外留学制度(旭陵留学プログラム)

創立100周年記念事業の一環として創られた、グローバルな視野を持ち、ローカルな場面で活躍できる人材を育成することを目的に英語圏(アメリカ・カナダ等)に年間2名の留学生を派遣し、1名あたり100万円を留学資金として、本校同窓会より給付される奨学金制度です。
多感な時期の異文化体験は、英語力の向上のみならず、広い視野を持つことができるようになり、人生観に大きな変化をもたらします。 この貴重な海外での経験を活かして、自分の進路を切り拓いたり、難関大学の合格を勝ち取ったりすることも可能です。また、昨今の円安及び物価高を考慮して、1名あたり150万円の費用負担を検討しています。
【これまでの成果】
現在までに計52名の生徒が、アメリカ合衆国、イギリス、カナダなどに留学しています。平成22年度からは毎年2名の生徒を選考しています。留学生は帰国後、東京大学、名古屋大学、早稲田大学、お茶の水女子大学等へ進学しました。その後、大手複合商社、都市銀行、新聞社などに就職して社会の第一線で活躍しています。


中津高Q&A

Q1 他校と比較して、中津高校は学習面では何が有利ですか。

A1 中津高校は単位制高校です。1つのクラスを分割して少人数クラスや習熟度別クラスを設定することができるので、得意分野のさらなる成長や苦手な科目の克服に取り組みやすくなっています。
 また、他の普通科にはない学校設定科目を細かく設定することができるので、自分の進路実現に必要な科目を、通常の普通科高校より多く選択することが可能です。これにより医学部、法学部などの難関大学や美術、音楽、書道、体育といった専門系など、あらゆる分野に対してきめ細やかなフォローができます。
 少人数教育…1クラス32名(特進クラスは36名)の授業を実施しています。科目によっては、さらに細分化(2クラス64人を3分割など)して、すべての生徒に行き届く指導を行っています。他の高校のような40人での授業はほとんどありません。
 令和5年度より、定期考査を行わず単元テストを実施しています。短い期間の最近学習した範囲について、基礎基本を短時間で確認するテストです。テストで良い点を取ることができれば、授業でもっと頑張って学びます。この良い循環の中で自分なりの学び方を身に付けて、生涯に渡り主体的に学ぶ姿勢を身に付けます。中津高校で自分の人生を歩んでゆくために最も大切な核となる部分を築いていきましょう!

Q2 中津高校はどんな人に向いていますか。

A2 進学を考えている人、苦手科目を学校で克服したい人、自分の個性を伸ばしたい人、学校祭をやりぬきたい人、部活動をがんばりたい人、生徒会で活躍したい人、これからやりたいことを探したい人にはぴったりです。中津高校は自由にのびのびとやりたいことができる学校です。先生方も生徒の主体性を重んじ見守ってくれます。失敗しても構いません。何度でもチャレンジして成長していける学校です。
 また、現在中津高校は探究活動に力を入れています。自分のやりたいことを学校の外で大人と一緒になって探究します。楽しく活動でき、大きく成長することができます。詳しい活動内容は「地域課題探究型学習事業 Newsletter」をご覧ください。

Q3 どのような校風ですか。

A3 校訓である「自由と個人の尊厳、思索と自己の完成」のもと、自由にのびのびとやりたいことができ、楽しく明るく学習や部活動に取り組んでいます。教師と生徒の仲も親しみやすい関係です。毎年実施しているアンケートの結果では、ほとんどの生徒と保護者が「中津高校に入学してよかった」「楽しく学校に通っている」と回答していることからも、楽しい学校生活と自分の夢の実現に近づいている実感が持てる学校です。

Q4 部活動と学習の両立はできますか。

A4 ほとんどの生徒が部活動に加入しており、学習と両立させています。放課後や長期休業期間の補習はすべて希望制であるので、自分の意志で部活動と学習の選択をすることができます。

Q5 学校行事にはどんなものがありますか。

A5 本校で最も伝統的な行事の一つが「旭陵祭」です。6月に2日間にわたって文化祭、9月に体育祭を行います。生徒の主体的な活動の場として地域の皆さんからも大きな評価を得ています。
その他にも、新入生歓迎会、ひびきあい人権学習、遠足、研修旅行(3泊4日の沖縄を予定)、球技大会、芸術鑑賞などの行事があります。またCCC活動としてボランティア活動にも積極的に参加しています。 詳しい内容や様子は「学校だより」などをご覧ください。

Q6 特進クラスとはどういうものですか。

A6 難関大学・難関学部等への進学に対応するため設置しました。各学年2クラスあり、2年次からは文系・理系それぞれ1クラスとなります。特進クラスではほぼ全員が国公立大学や難関私立大学を目指しており、授業の進度が速く、より高いレベルの内容を扱い、学力のさらなる向上を図ります。

Q7 塾に通う必要はありますか?

A7 毎年、3年生の通塾率は20%以下、1・2年生はさらに低い割合です。国公立大学や有名私立大学に合格した生徒のほとんどは、塾に通わず学校と家庭の勉強だけで進学しています。

Q8 中津高校から国公立大学にはどのくらい進学しているのですか?

A8 例年約25%の生徒が現役で国公立大学に合格しています。この結果は県内の高校の中でも上位10校に入る程度の合格率です。推薦入試の合格率は10%を超えており,県内トップ3校に入っています。生徒の探究活動が充実しており,学校全体で生徒を支援している面倒見の良い学校であると言えます。

Q9 中津高校の卒業生は進学ばかりですか?

A9 毎年数名ですが就職者がいます。近年では中津川市役所、恵那市役所、消防士、その他一般企業に就職しています。中津高校は、大学進学のみではなく、社会から広く求められる人材の育成に力を入れ、キャリア教育も充実しています。

Q10 キャリア教育の具体的な内容はどんなものですか?

A10 1年生では将来の夢を見つけたり、自分の人生を考えるきっかけ作りをします。地域の企業説明会、教員による学部学科説明会では興味のある分野を深く探究します。2年生では、普通科高校ではあまり行われていないインターンシップ(職業体験)を実施しています。実際の職場を体験して、仕事の厳しさややりがいを身をもって学びます。1・2年生ともに、冬に弁論大会を実施し、様々な体験と探究してきた成果や考えを発表する機会もあります。

Q11 中津高校はボランティア活動が盛んと聞きましたが、どんなことをしているのですか?

A11 中津高校では「CCC活動(Community Connection Club)」として全校で取り組んでいます。活動を通して様々な人とふれあい、コミュニケーション能力や協調性を高め、これからの社会に必要な力を身に付けています。活動実績としては、馬籠観光ボランティア(外国人観光客を対象とした通訳やお店の工夫など)、中津川市六斎市での「税のクイズラリー」(中津川市青年会議所主催)、各児童館でのイベントのお手伝い、未就学児対象コンサートのお手伝い(中津川♪親子で音楽を楽しむ会)など、たくさんの活動機会があり、中津高生が大活躍しています。