文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール

岐阜県立恵那高等学校

統計学講座②

2月18日(月)

 

2回目は実際にパソコンを使い、「データの表現力」を身に付けるため、エクセルの機能について学んだり、実験結果のデータをグラフにしたりしました。互いに教え合う姿も見られ、データ処理に役立つエクセルテクニックに触れながら、いかに伝わりやすく表現するか学びました。

 

 

統計学講座①

 2月12日(火)

 

SSLの授業で、統計学についての講義を行いました。1回目のこの日は「データの解析力」を身に付けるため、グラフを読み取りどんなことが言えるのかペアワークを行ったり、探究活動における試行回数や得られたデータの処理方法についてレクチャーを受けました。この取組は、外部発表に参加した3年生の生徒の感想を基に発案され、卒業生対象のSSH事業についてのアンケートで「将来科学技術に携わることになってから有効であると考えられる企画」の回答にも多くあり、実現しました。

 

 

課題研究発表会見学 

2月13日(水)

 

2年生理数科の課題研究発表会を見学しました。ポスター発表では、多くのポスターを熱心に見学する姿が見られました。1年後の目指す姿を認識するとともに、必要な力を身に付けていこうとする向上心を持つきっかけとなりました。

◆生徒の感想◆

・ただ研究内容を発表するだけでなく、多くの人達が興味を持てるような工夫がされていると感じた。
・実験した後の考察がしっかりしていて、次の実験へと繋げていてとても良いと思ったし、結果から考えることの大切さを学んだ。
・来年に向けて自分たちが良い発表が出来るように頑張りたい。

 

 

課題研究~科内発表会見学~ 

1月30日(水)

 

2年生理数科の生徒がこれまでの探究活動の成果を発表する科内発表会を見学しました。数学・物理・化学・生物の分野の中で希望する分野の発表を見学し、1年生からも活発に質問が出ました。今回見学したことにより、自分が今後目指す姿がイメージできました。

◆生徒の感想◆
・失敗から学べることは必ず次につながると思ったので、恐れずに頑張りたい。
・先輩の発表でまとめ方や実験の仕方などとても参考になった。
・実験の中で浮かんだ疑問を解決するためにさらに実験していたので、解決しようとする気持ちが大切だと学んだ。

 

 

サイエンスダイアログ 見学

 1月23日(水)

 

2年生理数科対象の行事を見学しました。来日して日本の大学や研究機関で活躍されている若手外国人研究者に向けて、先輩が課題研究の内容を英語でプレゼンテーションする姿を見て、刺激を受けたのと同時に学習意欲の向上につながりました。

 

 

ディベート~決勝~ 

2月5日(火)

 

これまでのディベート学習のまとめとして、各クラス10名による決勝を行いました。競技者2人、タイムキーパー1人、ジャッジ5人で1グループとし、試合の進行からジャッジまで生徒によって運営されました。今までの学習で「論理的に話す」力を身に付けてきたので、これからは課題研究で「論理的に書く」ことへつなげていき、建設的な結論が導けることを期待します。

 

 

ディベート~準決勝~

 1月29日(火)

 

決勝で戦う10人を選ぶため、クラス内で競技者2人・ジャッジ2人の4人1グループになり、準決勝を行いました。これまで学んできたディベートのスキルを高めるとともに、そう考えるに至った道筋について批判的にみて、疑問を投げかけ、相手とともに考えを深めることを実践しました。次週は理数科2クラス合同で代表者による決勝を行い、代表者以外の生徒はジャッジとして評価を行います。

 

 

テーマ設定中間報告会

1月8日(火)

 

冬季休業中の課題として、課題研究に向けて探究したいテーマと研究の方法についてレポートにまとめ、報告会を行ないました。これを通して実験をデザインする力や論理的に考える力、分かったことを他の人に伝える力を養うことを目的としています。これから始めていく課題研究で実験や観察の方法を経験し、実験を通して結果を検証する力を養っていきます。

 

 

ディベート~15vs16~

 11月13日(火)

 

この日はペアで1vs1ディベートを行った後、サマリーについて考えました。サマリーの視点(5つ)や構成について解説を聞き、ペアでお互いのサマリーがどの視点で比較できそうかを確認しました。

 

 

課題研究テーマ設定~研究室訪問~

11月13日(火),20日(火)

 

前回のオリエンテーションで記入したセルフブレーンストーミングのワークシートをもとに、興味のある分野の研究室を訪ね、先生に質問したり、これまでの実験内容を見学したりしました。図書館で関係の書籍を探す姿も見られ、自身の探究活動の実現に向けて動き始めました。

 

 

課題研究テーマ設定~オリエンテーション~ 

11月6日(火)

 

課題研究のテーマ設定オリエンテーションを行ないました。物理・化学・生物の探究基礎講座と数学発見を通して課題研究の手法を学んだ上で、現在自然科学にまつわるどんなことに興味があるのかセルフブレーンストーミングをしました。

 

 

数学発見~理解度の確認~ 

11月8日(木)

 

各グループが探究活動をした5つのテーマについて、どれだけ理解できたかを確認する取組が実施されました。実施前には互いに教え合う姿も見られ、相手に理解してもらえる話し方を意識できるようになりました。この活動を通して数学の探究活動の手法を身に付けるとともに、試験で必要とされる記述力の向上にもつながりました。

 

 

数学発見~ポスター発表Ⅱ~

 10月30日(火)

 

前回代表に決まったグループが順に発表を行い、質疑応答の時間には活発に発言する姿が見られました。ここまでの4回で数学の探究活動の手法とポスター発表の流れを理解しました。

 

 

数学発見~ポスター発表Ⅰ~ 

10月16日(火)

 

この日はグループごとに発表練習をした後、同じテーマのグループ同士で発表を行いました。発表後には質疑応答の時間を設け、互いに理解度を確認しました。最終的にどちらがより伝わるか評価し合い、クラスで発表する代表を決めました。

 

 

数学発見~レポート・ポスター作成~

 10月2日(火),9日(火)

 

本校数学科の教諭による全5回の講義「数学発見」が始まりました。数学を通して能動的に探究的な活動を行うことを目的とし、数学の内容でポスター発表をすることで、適切な情報の発信の仕方(言い方)や、聞き手の状況を見ながら伝える方法(伝え方)を考えます。さらに求値問題が多い1年生の授業の内容をより一層深め、数学の証明をすることの重要性を知り、その技能を身に付けます。

 

 

表現トレーニング~小論文~

 9月18日(火)

 

これまでディベート学習で論理的に「話す」ことを学んできましたが、続いて論理的に「書く」ための手法を学びました。小論文を書くポイントをおさえ、将来的に論文の執筆につなげていきます。

 

 

課題研究見学ツアー

9月12日(水)

 

2年生の課題研究の様子を見学しました。4チームに分かれて、数学・物理・化学・生物の研究室を順に訪問し、多くの研究班にインタビューをしました。これを参考にテーマ設定へと進んでいきます。

 

 

情報講座 

9月11日(火)

 

本校図書館司書による情報講座を行いました。ネットや図書館の文献から自分が必要とする情報を効率よく入手する方法や注意することを学びました。実際に演算子検索やintitle(allintitle)検索を行い、検索結果がどのように変化するか理解しました。これを今後のディベート学習や課題研究に活かしていきます。

 

 

城陵祭 自由研究レポート展示

 9月1日(土),2日(日)

 

夏期休業中に行った自由研究のレポートを、城陵祭文化の部の2日間サイエンスホールに展示しました。今後の探究活動に向けて歩みを進めることができました。2,3年生の課題研究についての展示も併せて行いました。

 

 

自由研究発表会

 8月28日(火)

 

夏季休業中に身近な自然現象や科学技術に対する疑問を見つけ、テーマ化した疑問について仮説を立て、これを検証する実験を行いレポートにまとめました。5人グループになり、グループ内で順に研究発表と質疑応答の時間を設け、相互評価をしました。

 

 

サマーサイエンスセミナー

 7月26日(木)~28日(土)

 

福井県で2泊3日の研修を実施しました。1日目は福井県海浜自然センターでプランクトンの観察や磯採集を行いました。2日目は福井県立大学で「海藻の色素の分離」と「ウニの受精」の実験を行い、終了後には大学生との交流会で進路や大学生活について話を聞きました。3日目は若狭三方縄文博物館にて世界的に研究されている「水月湖年縞」についての講義と縄文文化についての展示見学、滋賀県立琵琶湖博物館ではワークシートを記入しながら展示見学をしました。

◆生徒の感想◆

・普段できない貴重な実験を多くやらせてもらい、とても印象に残りました。
・この3日間の研修で新しいことを学ぶことができたので今後につなげていきたいです。
・やってみると意外に楽しくて、生物分野に興味がわきました。

 

 

SSセミナープレレクチャー 

7月18日(水)

 

福井県立大学の佐藤晋也准教授をお招きして「基礎藻類学概論」という題目で講演をしていただきました。前半は「研究」にスポットをあて、研究者への道をご自身の経験を交えてお話いただきました。後半は次週行われるサマーサイエンスセミナーの予習として、佐藤先生が研究されている「藻」についてクイズ形式で生徒と対話をしながら熱く語ってくださいました。

 

 

リサーチⅢ発表会見学

7月12日(木)

 

3年生の課題研究発表会を見学し、2年後に目指す姿を理解しました。発表後には積極的に質問をする姿も多く見られました。

◆生徒の感想◆
・身近なテーマの中で着眼点が意外で良かったです。
・これから自分たちが取り組んでいく事についてのイメージが持てて良かったです。
・課題研究と聞くと難しいことをしなければならないイメージがあったが、日常で使えることや身近な現象を掘り下げているテーマが多く、自分も課題研究をしたいと思うことができました。

 

 

探究基礎講座Ⅱ~物理~

6月26日(火)

 

物理の探究基礎講座Ⅱでは「紙コップの不思議」を行なっています。探究活動の方法を学ぶことを目的とし、仮説を立てて実験し、得られた結果から考察を行う流れを繰り返します。論文を意識したレポートのまとめ方までを身に付けます。

 

 

探究基礎講座Ⅱ~生物~

6月19日(火)

 

生物の探究基礎講座Ⅱはコロラード法による植生調査を行ない、フィールドワークを体験しました。70センチ四方の枠を設置してその内側を標本として調査し、実験室に戻って図鑑から植物を特定しました。

 

 

生命科学セミナーⅠ~光る大腸菌~

6月12日(火)~14日(木)

 

大腸菌への遺伝子組換え実験を行い、紫外線で光る大腸菌をつくりました。省令で定められた拡散防止措置をとったうえで実験することを理解しました。この生命科学セミナーⅠは普通科でも実施する予定です。

◆生徒の感想◆
・遺伝子の働きについて実験を通して実際に体験できて良かった。
・結果に対しての考察が難しかったが、これが本来の実験だと感じることができた。
・自分は文系で理科は苦手だと思っていたが、ペアやグループで協力して楽しく実験できて良かった。

 

 

探究基礎講座Ⅰ~生物~

 6月12日(火)

 

生物の探究基礎講座Ⅰでは寒天培地の作り方・マイクロピペットの使い方・PCRと電気泳動装置について学びました。次週からは探究基礎講座Ⅱが始まります。

 

 

探究基礎講座Ⅰ~化学~ 

5月29日(火)

 

化学の探究基礎講座Ⅰでは「銅元素の保存」の実験を行っています。この実験を行うことで、白衣と保護メガネの着用、溶液の取り方・量り方、液体の加熱法、ろ過の仕方など、実験の基本操作を学びます。

 

 

探究基礎講座Ⅰ~物理~

 5月22日(火)

 

物理・化学・生物の各分野において実験を1時間ごとに行い、機器の扱い方やレポートの書き方を学ぶ「探究基礎講座」が始まりました。今後課題研究を行う上で大切なことを、基礎的な実験によって身に付けていきます。物理では「落下運動」の実験を行ないました。実験を繰り返し行ない、データの正確な読み取り方とまとめ方を学びました。

 

 

ディベート学習~理由と意見~

 5月15日(火)

 

前回の授業を振り返り、ディベートの基礎について確認をしました。この日は相手に意見を述べるときに理由が意見の繰り返しにならないよう、ポイントを学びました。次回からはテーマについて1週間調べ学習をしてピンポンディベートに取り組み、ディベートの手法を身に付けていきます。

 

 

ディベート学習

 5月8日(火)

 

ディベートの授業が始まりました。自分の意見を論理的に「話す」ことを身に付けていき、その手法を論理的に「書く」ことにつなげていきます。

 

 

SSH開講式記念講演会 

5月1日(火)

 

光ファイバーの第一人者で、本校同窓生である末松安晴先生(東京工業大学栄誉教授)による講演会を開催しました。「社会基盤としてのディジタル技術」という演題で、科学技術について歴史と関連付けながら熱く語ってくださいました。とりわけ科学技術の発展については大変興味深く、様々な視点から活発に質問する姿が見られました。

◆生徒の感想◆
・自分たちで疑問や気になることを見つけて、解決したり新しいものを創り出したりしていかないといけないのだと感じた。
・先生の「誰も成し遂げていないことをしたい」ということは本当に大切だと実感した。
・新しいものを求めていく姿勢や、目標を持ってそこに真剣に取り組んでいく姿勢でSSH活動に取り組んでいきたい。

 

 

論理的思考Ⅰ

4月24日(火)

 

本校英語科の教諭による全編英語の講義「論理的思考Ⅰ」を行ないました。三角ロジックを用いて自分の意見を論理的に相手に伝える手法とその重要性について学びました。例題に沿ってお互いに英語で対話をするペアワークも積極的に取り入れ、参加型の講義となりました。

 

 

オリエンテーション・ガイダンス

 4月17日(火)

 

1年生にとって初めてとなるSSHの授業は、オリエンテーションとSSHガイダンスを行ないました。オリエンテーションでは、論文やプレゼンテーションの作成で使用するパソコン室の使い方や情報リテラシーについて学び、ガイダンスではこれまでのSSHの活動から3年間で自分たちが目指す姿について確認しました。