第3回 図書委員会主催教養講座を行いました

9月29日(月)に第3回図書委員会主催教養講座「アフリカのフィールドワークについて~あなたの名前はなんですか? ブッシュマンの個人名から考える異文化理解~」を開催しました。
津田塾大学から学芸学部多文化・国際協力学科の丸山淳子教授をお招きし、実際にアフリカのボツワナで行ったフィールドワークについて講演をしていただきました。
特に、名付けに対する「祈念」と「記念」の考え方の違いは興味深く、印象に残っているという参加者が多かったです。妊娠・出産中の出来事を名前するというのは日本ではほとんど見かけない文化であり、驚きの声が上がりました。また、舌打ち音を発音してみる場面では、苦戦しながらもチャレンジする姿が見られ、盛り上がりました。異文化に触れ、改めて考える貴重な体験となりました。

以下は、参加者の感想を一部抜粋したものです。
「今の時代を生き抜くために、他文化を知ること。そして同時に、
自分がいる今の文化も尊重することの大切さを再認識することが
できました。」「さまざまな日本との違いがあることを知りました。
発想の段階から違いがあることを知り、文化相対主義の立場から
自分を振り返ることも大切だと考えました。