1月23日(月)に中学部2年2組、3年1組が職場見学を実施しました。生活の中で身近な「食(パン)」に関する職場を見学することで、働くために必要な力や心構えについて学んだり、職場で実際に使用している道具や材料を使いながらパン作りを体験したりすることで職業意識を高めることをねらいとしました。
岐阜市にある「ブーランジェリーフィオーリ」を見学しました。最初にパンを作る作業場を見学して、店長さんから使用している専用機械やパンを焼くまでの工程を説明してもらいました。生徒たちは熱心に聞きながら、専用機械の金額等を質問する姿が見られました。
次に、実際に生地を使ってパン作りを体験しました。専用ヘラで生地を10個分に切り分けて、生地を丸めていきます。生地が上手く切れなかったり、形がうまく丸くならなかったりして苦労している生徒もいれば、パン職人さながらに上手にできている生徒もいました。その後は、生地を道具を使って自由に伸ばしたりながら「チョコチップ」「チーズ」「ソーセージ」をトッピングする作業を行いました。生徒一人一人の個性が感じられ、楽しく作業ができました。
パンが焼き上がるまでの時間を利用して、事前に用意した「どうしてパン屋さんになろうと思ったのか。」「仕事をして大変なことは何ですか。」「休日は何をしてますか。」等の質問に、「パン屋さんでのアルバイトがきっかけ」「大変なことはない。好きなことだから」「作品のアイデアは休日のパン教室等、いろいろな所から出てくる」等と店長さんが丁寧に答えてくれました。
帰りには自分の作った焼きたてのパンをお土産にいただき、貴重な学びのある職場見学となりました。