■専攻科の特別授業

専攻科ではあらゆる視点で『「陶」を、考える。』ために、カリキュラムで定められた授業以外に「陶」に関する
専門家の先生の講義をはじめ、工場見学、工房見学、美術館見学、ギャラリートーク、校外での体験実習などを実施
しております。

 令和2年度の特別授業

今年度は新型コロナウイルス感染拡大によって様々な活動が影響を受け、実施できない活動もありますが、状況を
見ながら 可能な活動や新たな取り組み方を模索しながら実施しています。

■ルート・ブリュック展についてのスライドレクチャーを行いました。

7月28日 専攻科講義棟2階にて    講師:岐阜県現代陶芸美術館学芸員 山口 敦子 氏

岐阜県現代陶芸美術館で行われたルート・ブリュック展について岐阜県現代陶芸美術館学芸員 山口敦子氏を招き、レクチャー
していただきました。ルート・ブリュックが制作していた環境や企業との繋がり、フィンランドの近代の流れのなかで陶芸と
どのようにかかわってきたのか勉強になったレクチャーでした。

 

■阪口先生の工房を見学しました。

ろくろ成形の授業を担当している阪口浩史先生の工房へ1年生全員で見学に行きました。先生から陶芸についての考えや制作
についてのお話など聞かせていただきました。 7月22日 深山陶房にて

 

■うつわに盛りつける 6月

1年生の最後に自らが提案した器に料理を盛りつける授業を行っていますが、現2年生は新型コロナウイルス感染によって
実施できませんでした。そのため今回は自宅で料理を盛りつけた画像を提出してもらいました。いろいろと工夫をしながら
料理をつくり、盛りつけてくれた写真です。どれもおいしそうです。その後、改めて器の講評会を行いました。

器の講評会では制作した器の特徴や工夫した点などについて生徒同士が意見を交わす場面がありました。

 

 令和元年度の特別授業

■茶道入門教室 11月29日(金)

やきもの文化の中で茶道とは深い関係を持ってきました。けれど日常の生活の中では茶道と関わる機会がありま
せん。少しでも茶道と関わる機会を自らつくっていくために、作法、所作、楽しみ方について学ぶ機会として行
っています。今年も表千家の先生で茶道部の指導を担当されていた小木曽先生、伊藤先生、林先生に指導いてい
ただきました。生徒自ら作った茶碗をつかって作法を学び、お抹茶を美味しく頂きました。

 

 

■企業見学    株式会社 深山、カネ定製陶株式会社  11月28日(木)

専攻科1、2年生合同で地元企業の見学を行いました。午前中、株式会社 深山さんでは主に鋳込み成形、加飾、
施釉、焼成の工程について見学しました。午後、カネ定製陶株式会社さんでは機械ろくろ成形から素焼き、加飾
、施釉、焼成の工程について工場を見学しました。どちらの企業も生産に対する考え方やデザインに対する考え
方について丁寧に説明していただきました。また2社とも専攻科の修了生が就職しており、職場で先輩の活躍す
る姿を見ることができました。器の生産現場について理解する1日でした。

■楽焼焼成実習  10月

多工祭で行う楽焼体験のために、事前に楽焼焼成実習を行いました。それぞれが制作した茶碗に楽の釉薬を施し、
焼成します。釉薬が解けたころ合いを見て窯から引き出します。その後は先生手作りの栗きんとんと一緒にMY茶碗
で抹茶を頂き ました。

 

■美術館見学 愛知県陶磁美術館 陶工・河井寛次郎展の見学
 岐阜県現代陶芸美術館 華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化展の見学
 とうしん美濃陶芸美術館  鋳込展の見学                10月

1日目は愛知県陶磁美術館、河井寛次郎展は彼のよく知られている独創的な作品群だけでなく、若き時代の作品を
見ることができとても勉強になりました。

2日目は陶芸の展覧会を見学、質の高い高価な洋食器と、鋳込みの技法を用いた工業製品から作家による表現
までやきものの多様さを実感した見学でした。

          

 

■与左衛門(瑞浪市陶町)登り窯の焼成実習 9月

毎年恒例になっています与左衛門窯(登り窯)の焼成実習を1年生を中心に行いました。薪割り作業から窯詰、焼成、
窯出しまでの一貫した作業を取り組み、焼成した自らの作品を眺め、1人ひとり思いは様々、薪窯の醍醐味を体験し
ました。

 

■CONNEXT  2019.7.24.25    名古屋芸術大学学内にて7月24日・25日

 陶・ガラス教育機関講評交流展

 名古屋芸術大学(陶芸・ガラス)・富山ガラス造形研究所・多治見工業高等学校専攻科

学生と学生に関わる教師たちが共に学生の作品を前にして対話し、表現について制作について語り合う機会の必要性を
感じられた名古屋芸術大学の中田ナオト先生からの提案で開催することになりました。7月24日(水)に各校の教師た
ちによる講評会が午後行われ、その後、食事を共に交流会を行いました。

 

■加藤孝造先生 工房見学 6月

専攻科では在学中に必ず加藤孝造先生の工房を訪ねて、先生のやきものへの思いやこれからやきものを目指す人への
エールを伺っています。 梅雨に入って天気が心配されましたが、良い天気に恵まれ、そよ風が流れる中やきものに打
ち込んでこられた先生の仕事に触れることができ、今後のやきものを目指す生徒にとっては貴重な時間となりました。

■茶碗の鑑賞会 6月

学校に展示してある茶碗(教材資料として)を手に取って鑑賞する会を催しました。多治見工業高校の同窓生で
陶芸家の茶碗です。目で見るだけでなく、手に取って重さを感じ、肌合いを感じました。同時に茶碗を見る作法
も学びました。

■採土場・瑞浪陶磁資料館見学 5月

有限会社カネ利陶料の岩島さんのご協力で毎年行っている行事です。粘土になる前の姿、自然界ではどのような
姿で存在しているのか、「土の素材を知る」という点では貴重な体験です。自然のスケールに圧倒されると同時
に、粘土になるまでのプロセスを考えます。瑞浪陶磁資料館では原料のできる工程を学びます。

■阪口先生工房見学 5月

1年生の恒例になっています阪口先生の工房見学です。阪口先生は1,2年のろくろ成形の指導を担当していただい
ています。先生の工房で仕事の現場を見学すると共にやきものに対する先生の思いを伺いました。

■地元資料館見学 5月

5月は専攻科にとって見学月間です。まずは美濃焼の歴史と特徴を知ってもらおう。ということで東濃地区の数ある
資料館、美術館を見学します。今回は桃山時代のやきものを中心に、土岐美濃陶磁歴史館、元屋敷窯、荒川豊蔵資料館
可児郷土資料館、そしてとうしん学びの丘エール美濃陶芸美術館を見学しました。

■岐阜県現代陶芸美術館・多治見美濃焼ミュージアム見学 5月

2つの美術館を見学することで近現代の美濃の陶芸と美濃焼の歴史について学ぶのが今回の見学の目標です。一言で
美濃焼と言っても多様で様々なやきものが長い時間の流れの中でつくられてきたことがわかります。

 平成30年度までの主な特別授業

■専攻科恒例の食事会を行いました。3月

毎年、年度末に行われている食事会を今年も行いました。この食事会は「自ら制作した器に料理を盛り付け
てみる」ことがテーマです。それぞれが一人一品料理を作り盛ってみる。そこから器の形状や大きさと料理
の関係が感じられました。今年もおいしく楽しく頂きました。

■「フィンランドの陶芸」展の見学 岐阜県現代陶芸美術館 12月

フィンランドの陶磁器メーカが作家を抱え、芸術性の高い作品と質の高いプロダクトに力を入れいた時代の作品
を見学しました。オリジナリティーを重視したものづくりの理想的な環境が意欲的につくられてきた歴史に触れ
ることができました。写真はマリメッコのファブリックです。

■天野裕夫展ギャラリートーク スペース大原  10月

彫刻家 天野裕夫先生の展覧会がギャラリー、スペース大原で10月20日~10月28日まで開催されました。
直接、天野先生から制作に対する考えや、制作方法についてのお話を聞きました。天野先生は陶の素材に
も取り組んでおられ、陶の扱についても伺うことができ、陶の表現の可能性を実感できました。

 ■岐阜アクティブGにて開催されました「美濃陶の芸家集まる。」に専攻科も参加しました。 7月

7月14日(土)と15日(日)に岐阜アクティブGにて開催されました「美濃の陶芸家集まる」に専攻科2年生の作品を展示しました。多くの方々にご来場いただき、作品について様々なご意見を頂きました。これから本格化する修了制作に向けて大いに参考にさせて頂きたいと考えています。

 ■人間国宝 鈴木藏先生の工房を見学しました。 6月

 鈴木藏先生のやきものに取り組むうえで大切にされていることや、やきものの思いについてお話を聞き、工房を見学しました。

 ■スペース大原 伊村俊見先生の個展でのギャラリートーク 5月

今年はちょうど伊村先生が地元で個展をされたので、今回の作品や今までの制作について説明して
いただきました。

■岐阜県現代陶芸美術館 デンマークのデザイン展ほかを見学  5月1日(火)

 

デンマークのデザイン展を見学、実際に椅子に座って座り心地を確かめる。

 第4回 ささま国際陶芸祭に出展と見学

フランス、ロンシャン陶芸高等学校と専攻科のコラボの展示をささま国際陶芸祭の会場で実施しました。今回の展覧会はお茶所ささまにちなみ、100名による湯呑の多様な表現を発表するものです。同時にロンシャン陶芸高等学校のバレリィ・マイヨ先生のポットと専攻科生の作品も展示されました。

 ロンシャン陶芸高等学校の生徒の作品とバレリィ・マイヨ先生のポットの作品

ささま国際陶芸祭では海外と国内の招待作家のワークショップとスライドレクチャーを聴講しました。 

 

 

食事もこのイベントに参加する楽しみ。焚火を囲んで出会った人たちと交流

 

●多工祭(学校祭)10月

多工祭では作品展示と楽焼体験を行いました。楽焼体験には約100名のお客さんが来場し、あらかじめ準備しておいた素地に、好きな色の釉薬を塗り、窯で焼成しました。できた作品はその場で持ち帰っていただきました。

●瀬戸新世紀工芸館(兼行誠吾・板屋成美展)と愛知県陶磁美術館(今右衛門の色鍋島展)を見学(7月)

新世紀工芸館では作者の兼行誠吾さん(2007年専攻科修了)に直接解説を頂きながら見学、

 

 

 

 

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