■専攻科の特別授業

専攻科ではあらゆる視点で『「陶」を、考える。』ために、カリキュラムで定められた授業以外に「陶」に関する
専門家の先生の講義をはじめ、工場見学、工房見学、美術館見学、ギャラリートーク、校外での体験実習などを実施
しております。

 

 平成30年度の特別授業

■専攻科恒例の食事会を行いました。3月

毎年、年度末に行われている食事会を今年も行いました。この食事会は「自ら制作した器に料理を盛り付け
てみる」ことがテーマです。それぞれが一人一品料理を作り盛ってみる。そこから器の形状や大きさと料理
の関係が感じられました。今年もおいしく楽しく頂きました。

■「フィンランドの陶芸」展の見学 岐阜県現代陶芸美術館 12月

フィンランドの陶磁器メーカが作家を抱え、芸術性の高い作品と質の高いプロダクトに力を入れいた時代の作品
を見学しました。オリジナリティーを重視したものづくりの理想的な環境が意欲的につくられてきた歴史に触れ
ることができました。写真はマリメッコのファブリックです。

■光洋陶器株式会社 工場見学 11月

土岐市の食器メーカである光洋陶器株式会社の工場見学に行きました。積極的に自動化やIT化に取り組んでいる
企業でした。

■茶道教室 11月

表千家の茶道の先生をお招きし、茶室の入室の作法からお茶碗の扱い、飲み方など初歩的な指導を
して頂きました。

■天野裕夫展ギャラリートーク スペース大原  10月

彫刻家 天野裕夫先生の展覧会がギャラリー、スペース大原で10月20日~10月28日まで開催されました。
直接、天野先生から制作に対する考えや、制作方法についてのお話を聞きました。天野先生は陶の素材に
も取り組んでおられ、陶の扱についても伺うことができ、陶の表現の可能性を実感できました。

 ■与左衛門窯焼成実習 9月

1年生の作品を中心に瑞浪市陶町の登り窯、与左衛門窯に入れて焼成しました。焼成のための作業も一通り体験します。

 ■岐阜アクティブGにて開催されました「美濃陶の芸家集まる。」に専攻科も参加しました。 7月

7月14日(土)と15日(日)に岐阜アクティブGにて開催されました「美濃の陶芸家集まる」に専攻科2年生の作品を展示しました。多くの方々にご来場いただき、作品について様々なご意見を頂きました。これから本格化する修了制作に向けて大いに参考にさせて頂きたいと考えています。

 ■人間国宝 鈴木藏先生の工房を見学しました。 6月

 鈴木藏先生のやきものに取り組むうえで大切にされていることや、やきものの思いについてお話を聞き、工房を見学しました。

 ■山岡採土場、有限会社 カネ利陶料、瑞浪陶磁資料館見学 5月

この授業も有限会社カネ利さんのご協力で実施しています。粘土が自然界でどのようにつくられるか感じる
授業です。

 ■美濃、瀬戸のやきものに関する資料館、美術館をめぐる研修と講師、阪口浩史先生の工房見学 5月

毎年恒例になっています地元の美術館、資料館の見学をして、美濃、瀬戸のやきものの歴史に触れ、地元の
やきもの文化を理解しようという目的で行っております。  

 5月21日(月)阪口浩史先生工房見学

 5月22日(火)可児郷土資料館、土岐市美濃陶磁歴史館、荒川豊蔵資料館、東信美濃陶磁美術館

 5月29日(火)多治見美濃焼ミュージアム、愛知県陶磁美術館

 

 ■スペース大原 伊村俊見先生の個展でのギャラリートーク 5月

今年はちょうど伊村先生が地元で個展をされたので、今回の作品や今までの制作について説明して
いただきました。

■岐阜県現代陶芸美術館 デンマークのデザイン展ほかを見学  5月1日(火)

 

デンマークのデザイン展を見学、実際に椅子に座って座り心地を確かめる。

 

 平成29年度の特別授業

●うつわ考える食事会

1年生の締めくくりの恒例行事になりました制作した器に料理を盛り付けることを重視した食事会を開催しました。

 

●第4回 ささま国際陶芸祭に出展と見学

フランス、ロンシャン陶芸高等学校と専攻科のコラボの展示をささま国際陶芸祭の会場で実施しました。今回の展覧会はお茶所ささまにちなみ、100名による湯呑の多様な表現を発表するものです。同時にロンシャン陶芸高等学校のバレリィ・マイヨ先生のポットと専攻科生の作品も展示されました。

 ロンシャン陶芸高等学校の生徒の作品とバレリィ・マイヨ先生のポットの作品

ささま国際陶芸祭では海外と国内の招待作家のワークショップとスライドレクチャーを聴講しました。 

 

 

食事もこのイベントに参加する楽しみ。焚火を囲んで出会った人たちと交流

 

●多工祭(学校祭)10月

多工祭では作品展示と楽焼体験を行いました。楽焼体験には約100名のお客さんが来場し、あらかじめ準備しておいた素地に、好きな色の釉薬を塗り、窯で焼成しました。できた作品はその場で持ち帰っていただきました。

●企業見学(モザイクタイルの生産している企業とタイルの原料を製造している企業を見学)(10月)

タイルの製造現場はみんな初めて、粘土の粉末をプレスしてつくるタイル。そしてその粘土の粉末をさまざまな原料をブレンドしてスプレードライヤーで製造する現場を見学しました。食器の製造とはまた一味違います。

協力企業:株式会社オザワモザイクワークス 株式会社ヤマセ

●瑞浪市陶町 与左衛門窯(登り窯)の焼成実習(9月)

焼成はもちろんのこと、薪割作業、窯詰め、窯出しも経験することができました。

●瀬戸新世紀工芸館(兼行誠吾・板屋成美展)と愛知県陶磁美術館(今右衛門の色鍋島展)を見学(7月)

新世紀工芸館では作者の兼行誠吾さん(2007年専攻科修了)に直接解説を頂きながら見学、

 

●茶道についての特別授業(7月)

お茶の頂き方や、道具の拝見、茶室の入り方など初歩的な作法について勉強しました。

●加藤孝造先生工房見学(6月)

加藤孝造先生の制作への思いや、大切にしておられることについてなど、お話を伺い、作品を拝見した後、窯場とろくろ場を拝見しました。「人が何言おうと、自分のやりたいことを思い切りやりなさい。」とのお言葉に意味深さを感じました。

●阪口浩史先生の工房見学(5月)

造形実習(ろくろ成形)の指導を担当されている阪口先生の工房を見学し、制作についてのお話や、窯の扱いについて説明を受けました。

●地元美術館、資料館見学 1日目 (岐阜県現代陶芸美術館、モザイクタイルミュージアム、たじみ美濃焼ミュージアム)

 今回は美濃焼のタイルから高級洋食器の多様さと技術の高さを実感できる展覧会でした。そして現代陶芸の表現の多様さを実感できる見学となりました。

●地元美術館、資料館見学 2日目 (可児郷土資料館、荒川豊蔵記念館、元屋敷窯、土岐歴史郷土資料館、東濃信用金庫エールの丘)

美濃焼を代表する桃山陶と志野の再興を果たした荒川豊蔵氏の工房を見学し、桃山陶のルーツをたどる見学となりました。

●山岡採土場、瑞浪陶磁器資料館見学、

陶芸の大事な素材、粘土がどのようにして自然の中で作り上げられてきたかを体感する見学でした。瑞浪陶磁資料館では産業としてのやきものがどのように発展してきたかが学べました。粘土を生成する工程も見ることができました。

●ながせ通りクラフトフェア(多治見陶器まつり)でのチャリティバザー

 

 平成28年度の特別授業

 ■モザイクタイルミュージアムでワークショップ(大地のタイル制作)を行いました。

 陶磁器の原料に触れるワークショップができないかと、ミュージアムから依頼があり、毎年専攻科1年生が行っている「原土から粘土をつくり、粘土の特性を研究する」授業をベースにしたワークショップを企画しました。

●ワークショップ① 2種類の原土を潰して粉にし、それに水を加えて粘土を作る

●ワークショップ② いろいろな粘土と陶磁器原料を混ぜたり、まぶしたりして1枚のタイルをつくる。

 

●多工祭・専攻科の楽焼体験コーナー(10月)

多工祭(多治見工業高校学校祭)では恒例になってきました楽焼体験コーナーを開催しました。 お客様に楽焼の体験と焼けた作品をお持ち帰っていただけるところがこの企画の魅力です。多くの方に参加していただきました。そして準備の際に、自らの作品も焼いてみます。

 

●林茂樹さん個展(スペース大原)ギャラリートーク(10月)

専攻科のOBでもある林茂樹さんに作品制作のことや今までどのようにして取り組んでこられたのか、お話を聞かしていただきました。従来のやきものとは異なる独自の世界を確立され、アートシーンでも注目されている林さんの活動。緻密な鋳込み技術によって創られていく作品。とても興味深く拝聴させていただきました。

 

●与左衛門窯の焼成実習(9月)

瑞浪市陶町の与左衛門窯の焼成実習として登り窯の焼成に参加しました。薪割の作業から窯詰め、焼成作業、窯出しと登り窯の作業を体験

 

●本校OBであられます重要無形文化財保持者の鈴木藏先生の工房見学 (7月)

志野を現代の方法で焼成する独自の考え方で取り組んでおられる先生のお話を伺いました。志野を創り出した当時の人々の精神に近づくことが大切と話されました。そのお話を聞き、室町時代に開かれた永保寺に寄ってみることに!

●とうしん学びの丘エール、美濃陶磁美術館タッチアンドトークに参加

 

 

 

●本校OBであられます重要無形文化財保持者の加藤孝造先生の工房見学(6月)

桃山陶を代表する志野、瀬戸黒に挑んでおれれる先生の制作の姿勢や、伝統的な方法で取り組む上で大切にしておられることなど、作品を前にしてお話していただきました。

●新里明士さんの個展でのギャラリートーク(スペース大原)

新里明士さんの作品を前に、制作についての話を聞きました。

 

●採土場見学

5月恒例の行事となりました。1年生は粘土の成り立ちを採土場で学びます。

●地元美術館見学(4月~7月)

東濃地区には陶磁器に関する美術館、博物館がいくつかあります。そこを見学することで美濃焼の歴史、伝統そして多様さを学びます。今年は新たに多治見モザイクタイルミュージアムが開館しました。

●ながせ通りクラフトフェア(多治見陶器まつり)でのチャリティバザー

1年生時代に制作した器を中心に販売しました。

平成27年度

●与左衛門窯で登り窯の焼成を体験しました。(1年生特別授業)
 瑞浪市陶町与左衛門窯に参加して4年になります。薪割の作業から作品の窯詰め、焼成、窯出しまで一連の工程を
1年生の特別授業として位置づけ、体験しています。今年は2年生の作品も入れていただきました。よく焼けた作品
が出てきて満足。

●伊藤秀人先生による専攻科特別講演会 6月26日(金)午後 同窓会館にて開催しました。

演題:「今までの制作とこれからの陶芸」

 今まで歩んでこられた陶芸についてや、ろくろの技法の捉え方、どのようなことを大切に考え現在に至ったかなど,
我々がやきものを考える上で重要なお話をお聞きすることができました。

  

 

●日置哲也先生ワークショップ 6月30日(火)午後 専攻科実習室にて開催しました。

 陶料会社で働き、土を身近に感じながら制作している日置哲也先生の土に対する考え方や、やきもの感のお話を聞き
ながら、さまざまな粘土の扱い方を見せていただきました。

●春恒例、1年生対象の特別授業採土場見学、地元美術館、資料館見学

 平成27年度新学期が始まりました。1年生は実習で使用する道具つくりから、2年生は修了制作展を目指して自己制作
がスタート

 1年生恒例 地元美術館、資料館を見学し美濃焼の歴史を理解します。また採土場にも見学、広い視野でやきもの文化
をとらえようと取り組んでいます。

 

 山岡町の採土場、ここで原土の様子を観察、限られた資源を大切に活用しなければと痛感しました。その後、
有限会カネ利陶料社長岩島さんの案内で工場を見学。

●専攻科2年生作品展 まなびパークたじみ1階オープンギャラリー 4月8日(水)~4月11日(土)

新2年生の作品を展示、発表しました。専攻科は作品発表の機会をつくり、客観的に作品を考えたり、展示の勉強をします。

  

 

●多治見陶器まつり ながせ通りクラフトフェア出展 4月11日(土)、12日(日)

 この出店の収益金は福島第1原子力発電所の事故による放射能汚染によって活動基盤や原料を失った大堀相馬焼協同
組合を支援しています。大堀相馬焼協同組合は二本松市に拠点を移し、活動を再開しておられます。

今回のチャリティーバザーにご協力をいただきありがとうございました。

 

 

●伊村俊見個展ギャラリートーク 4月10日(金)

ギャラリースペース大原で開催された伊村俊見個展会場でギャラリートークを行いました。

  

 

 

 

 

平成26年度

●愛知県陶磁美術館 学芸員 大長 智広 先生作品講評会

  

2年生の修了制作で取り組んでいる作品や製作の姿勢について検証していただきました。

 

●与左衛門窯(瑞浪市陶町)焼成体験実習

 登り窯(与左衛門窯)の焼成体験実習では、薪割作業、作品制作、窯詰作業、焼成、窯出し作業までの一貫した作業を
 体験します。なかなか校内の活動では体験できないことです。

  

 

 

●専攻科特別講演会

講 師  橋本 麻里 先生 (エディター・ライター)

演 題  「日本美術の新しい見方」

 今年度は雑誌等で日本美術について記事を執筆されている橋本麻里先生に「日本美術の新しい見方」と題しご講演して
 いただきました。特に茶の湯の美意識について現代の目線で話されるなど、とても興味深い内容でした。さらに交流会で
 その点についてより、深まった議論がなされました。

 

 

●鈴木 藏 先生(人間国宝)工房見学

 鈴木先生のやきものに対する考え方についてお話いただき、工房を見学しました。桃山のやきものの精神について考える
 機会になりました。

 

●採土場見学(木節粘土や蛙目粘土の地層を見学)

 自然界でどのような状態で粘土が存在しているか見学してきました。ここで取れる木節粘土、蛙目粘土の原土を使って原始的な
粘土の精製方法で粘土をつくり、作った粘土の特性を調べる授業を行いました。

  

●元屋敷窯、土岐歴史資料館見学

 美濃焼のルーツをたどる授業です。安土、桃山時代のやきものは有名ですが、それ以外にも美濃焼は長い歴史と多様性を
 持っています。元屋敷窯は織部を焼いた窯として有名です。

 

 

 

 

   平成25年度

 
 加藤孝造先生工房見学

  

 
 楽焼焼成と焼きあがった作品

 

 
 岐阜県現代陶芸美術館 副館長 渡部誠一先生の特別講演

 
 愛知県陶磁美術館 展覧会見学

 

  平成24年度

 
 ギャラリートーク 天野裕夫先生 スペース大原にて  

 
 特別講演会 道川省三先生


ギャラリートーク 林茂樹先生 スペース大原にて

 

 

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