岐阜県立大垣工業高等学校 
                学校長 石井 正志
                学校住所 岐阜県大垣市南若森町301-1 電話 0584-81-1280

1 会議の名称   大垣工業高等学校評議員会(第2回)
 
2 会議の構成   評 議 員  井口 よ志子  井口商店
               川北 多美子  同窓会副会長 (欠席)
               棚橋 俊徳   椛セ平洋工業人事部長
               樋口 勝己   南杭瀬連合自治会副会長
               藤井  新   本校薬剤師
                                  (委員名は五十音順)
         学 校 側  石井 正志   校長
               馬淵 和子   事務部長
               松永  博   副校長
               武藤 幸夫   教頭(全日)
               富田 博道   教頭(全日)
               勝野 俊樹   教頭(定時)
               山田 富美義  教諭(全日:教務主任)
               藤墳 幸生   教諭(定時:教務主任)   (欠席)
               杉山 昭彦   教諭(全日:生徒指導主事)(欠席)
               立木 章平   教諭(全日:進路指導主事)
               他田 桂司   教諭(全日:工業部長)
 
3 会議の目的  岐阜県立大垣工業高等学校評議員会設置要綱に基づき、本校文化祭を見学し、協議テーマである「大垣工業高校生に期待すること」の提言を受ける。
 
 
4 会議の開催  平成18年11月2日(木) 10:00〜12:00  大垣工業高校 本館1階会議室
         委員4人と学校側9人が出席
 
5 会議の概要
 

(1)文化祭見学
 
 各評議員に生徒の案内係をつけて、文化祭を見学いただいた。
 

(2)文化祭の感想   
 
 意見1 ろうそく作りなどの製作やレーシングカーを体験させてもらった。
 意見2 レースがあったり、カラクリがあったりでおもしろい。遊び心を取り入れた文化祭でよかった。
 意見3 出し物の中に“ふしぎさ”“楽しさ”があってよかった。
・今年は昨年のような一般公開ではないので、少しスケールが小さくなっている。
 意見4 カラクリや風力発電なども完成度が低いように思われた。
・風力発電などは課題研究の作品であり、まだ中間発表の段階なので今後改良されていく。
・2月9日に校内で課題研究発表会が予定されており、各科の代表が発表を行うことになっている。
 意見5 時間をかけて作った工業高校ならではのものが少なかったように思う。
 意見6 マイコンカーラリーや相撲ロボットなどは簡単にはできないものだろう。
・これらは部活動の一環で年間を通して製作しており、マイコンカーラリーは昨年全国大会にも出場している。
・相撲ロボットは過去には全国優勝したこともある。
・先週は県のアイデアロボット大会が開催され、本校は4台参加しベスト8に2台が、アイデア賞に1台が入賞した。これらは来週行われる県産業教育フェアにも参加する。
・今年の文化祭では一人一役ということで、案内係も設定したがどうだったか。
 意見8 生徒に案内をしてもらっているときに、他の見学者にも案内が付いていたので、全体でやっていることがわかった。非常によいことである。
 意見9 メモをもって説明している子もいたが、それぞれ工夫しながら一生懸命やっているようだった。
 意見10 女子のスカートの短さと男子のシャツ出しが多少目立つ。自分の子どもも高校時代はそうだったようだが・・・
 意見11 ハシカのようなもので時期がくれば直る。
・全県的な生徒指導の問題であるが、流行的なものでもあり、東京などでは現在は短いスカートなどはあまり見られないようだ。
 意見12 少し前まではこの辺でもルーズソックスが流行っていたが今はあまり見られない。岐阜の流行は少し遅れているので、まだ短いスカートなどが流行っているのだろう。
 意見13 就職試験などではきちっとしているので、指導はされていると思うが。
・今後も身だしなみをふくめた挨拶の指導なども強化していきたい。
 

(3)外部評価の集計結果について   
 
 意見1 緊急時の連絡に携帯メールを活用するとのことだが、自社でも地震時などでの安否確認にメールを活用するようにした。とてもよいことだが、保護者側からも連絡ができるようにするとよいのではないか。
 意見2 この学校がこの地区の避難場所として指定されているので、何か不足することがあれば教えてほしい。橋などは市にお願いして架けてもらった。
 意見3 地震や台風の対応マニュアルが低いのは保護者としては心配しているということであろう。教育方針や相談の対応についてわからないが多いのが意外だった。定時制では、進路指導での悩みが大きいようである。
 意見4 生徒集計の個性伸張に14%が否定意見であるが、なぜかわかるとよい。この調査は無記名式か。
・無記名である。
 

(4)その他   
 
  今年度の進路状況について説明。
・大垣市と連携して地元企業への見学や本校において企業産業展の開催を計画している。定時制への求人もお願いしていきたい。
・定時制の生徒はキャリア教育ができていない場合が多く、働く意義を感じていない生徒が増えている。2極化の傾向が強い。
 意見1 この地区は求人状況も多く全国的には働きたい人は多いが、地元の人材を活用されるようにしなければならない。
・定時制の生徒では数名の正社員がいるが仕事と勉強の両立が大変ということで、大半の生徒がアルバイトに流れている。
・今話題になっている履修の問題はないが、いじめの問題に関しては本校でもあるという前提に立って対応している。
 
6 会議のまとめ
 今回は文化祭の開催に合わせて実施し見学していただくことで、各学科の特色や生徒の実態を見ていただくとともに、外部評価の集計結果をふまえて「大垣工業高校生に期待すること」の提言を受けた。このことを、今後の学校運営に生かしていきたい。