別紙様式1 学校評議員の会実施報告書

岐阜県立大垣工業高等学校 
                学校長  石井 正志
                 学校住所  岐阜県大垣市南若森町301-1  電話 0584-81-1280

1 会議の名称  大垣工業高等学校評議委員会(第 1 回)
 
2 会議の構成  委  員   井口 よ志子  井口商店
                川北 多美子  同窓会副会長
                棚橋 俊徳   椛セ平洋工業人事部長
                樋口 勝己   南杭瀬連合自治会副会長(欠席)
                藤井  新   本校薬剤師
                                   (委員名は五十音順)
         学 校 側   石井 正志   校長
                馬淵 和子   事務部長
                松永  博   副校長
                武藤 幸夫   教頭(全日)
                富田 博道   教頭(全日)
                勝野 俊樹   教頭(定時)
                山田 富美義  教諭(全日:教務主任)
                藤墳 幸生   教諭(定時:教務主任)
                杉山 昭彦   教諭(全日:生徒指導主事)
                立木 章平   教諭(全日:進路指導主事) (欠席)
                他田 桂司   教諭(全日:工業部長)
 
3 会議の目的  岐阜県立大垣工業高等学校評議員会設置要綱に基づき、平成18年度の教育方針・重点及び学校課題を説明し、協議テーマである「地域から期待される工業高校について」提言を受ける。
 
 
4 会議の開催  平成18年7月5日(水) 13:30〜15:00  大垣工業高校 工友館1階会議室
         委員4人と学校側10人が出席
 
5 会議の概要
 

(1)本校の現状説明「本年度の教育方針と重点」
   定時制の現状説明
 
 

(2)本校のあり方について   
 
 
 意見1 このごろよくあいさつをしてくれるようになった。非常によいことである。
 意見2 実業高校は、いろいろな資格がとれると思うが、どのような状況か。娘婿がここを卒業して1級建築士の免許を取った。
・資格を取るとポイント制で表彰を受けられる仕組みがあるが、多くの生徒が表彰されている。近年では、3級ができ高校生でも取得しやすくなった技能士の取得を推奨している。学科ごとに学科の内容に沿った資格を取らせているが、本校はまだまだ取得者が少ないと思う。
 意見3 私は女子卒業生であるが、後輩の女子卒業生はどのように活躍しているか。男子の多い学校でも最近は女子に人気がある。近年工業高校が期待され、見直されていると新聞にも載っていた。卒業式にも参加させていただいているが、本校の卒業式は昔と同様厳粛な式ですばらしいと思う。
・わが社は全社員の15%が大垣工業高校の出身で、各分野で活躍していただいている。労働組合の委員長、副委員長は大工の卒業生でリーダーシップを発揮しておられる。また、現在アメリカ出向者10名のうち2名が出身者であり、専門学校へ留学してもらっているのも大工の出身者。大工の卒業生は多くの資格を持っている。学校教育の中でもなるべく実践的な技術者の育成をお願いしたい。この4月には大工から19名入社され、7月1日から正式配属した。優秀な技術者に成長されることを期待している。
・金型技術は大変重要で高校でも取り入れたいが、カリキュラムがない。
 意見4 先輩から話を聞くような機会はないか。
・毎年「先輩と語る会」という行事を開催している。これは、各科ごとに卒業生を3〜6名程度招いて、在校生と懇談をする企画である。
 意見5 他校との交流や部活動の対外試合などでも人間関係が鍛えられる。
・陸上部の顧問であるが、よく他校との合同で合宿をおこなっている。高校生は目標があるとものすごく努力する。本校は遠征をよくやらせていただけるのでありがたい。
・昨年の80周年記念事業で工友館を改修していただいたので、快適に合宿ができるようになった。
・本校はグランドが余り広くないので、残念ながら外へ遠征に行かざるを得ない。
・グランドまわりの畑がグランドになるとよい。
・私の弟がここの卒業生で現在大阪に住んでいるが、母校の活躍の情報が入ると喜んでいる。
 意見6 普通高校からも入社してくるので入社後に再教育をしているが、工業高校は経験があるので有利である。また、資格を取ったり機械操作などの経験はおおいに役立つ。会社でも安全教育に取り組んでいるが、学校でも力を入れているということですばらしいことである。
 
6 会議のまとめ
 今年度新しく評議員になっていただいた方が多いこともあり、今回は学校全体の取り組みについて説明し、ご質問いただく中で各種の提言をいただいた。今回も「地域から期待される工業高校」づくりを推進するにあたっての示唆をいただいた。このことを、今後の学校運営に生かしていきたい。