雑記 

 

 


以下の1〜4まで、練習の心がまえ、技術のとらえ方などを大雑把

にメモしただけです。

 

1 益田清風高校の練習の基本

いつもの練習のなかで選手に話をしていることです。

基本の心構え

 

すべてのプレーにおいて攻めの気持ちを貫くこと。レシーブもつなぎも攻めである。当然アタックやサーブは強烈な攻めである。

本気で1点を取るための練習、本気で相手に1点をやらない練習でなければ意味がない。

すべての練習を精一杯やって過ごした1週間であれば、土日の練習試合や公式戦では「攻め」の気持ちが揺らぐことはない。

 攻めていった上での自分のミスや、チームの敗北は心の底から悔しがることができる。

 もし適当な気持ちで過ごした1週間の練習であれば、土日の試合では守りの気持ちになってしまう。守りの気持ちでプレーすれば、ミスが出る前から不安になり、そしてミスが出てしまえばあせったり、力んだり、弱気になったりする。

 ここで気づくべきことは、どんな気持ちで練習をやって来たとしても、ある程度は「ミス」が出るということである。ミスを恐れても恐れなくても出るものは出るんだと知ることである。

つまり、問題はミスするかどうかではなく、ミスする前の自分の考えや気持ち、ミスした後の自分の考えや気持ちがどうだったかということである。

 攻めの気持ちでプレーした際のミスは、本物の悔しさとなって自分にはね返り、次の週の練習では必死になることができる。守りの気持ちで起こったミスは、自分の自信を壊し、勇気をそぎ取り、次へのやる気を失わせることにつながってゆき、最後には守りの自分を作ることになる。

 

1週間の基本

月曜日・・・・しっかり体を休ませ、先週を振り返り、今週をどうやって作るかを考える。

火曜〜金曜・・1点を取るための練習をしている時は、1球に勝負をかけ、ワンプレーに気持ちを込めて、絶対にミスしない執念をもって、これ以上は出せないという迫力ある声と、これが精一杯という体力を注ぎ込むようにすること。体力をつけるための練習や基礎の練習をしている時は、明るく、前向きに、自分から自分の限界へ追い込むように意識すること。

 

益田バレーとは

@    相手を圧倒するサーブの攻めをつくる。

A    フェイント・タッチ・ブロックアウト・逆打ちなどで相手を翻弄する。

B    攻めのレシーブでしつこく粘って、相手のミスを誘い出す。

C    声と気迫を全員で表現できるチームとなり、本番で相手の出鼻をくじく。

D    チーム力を意識して練習し、チーム力を発揮して勝利を呼び込む。

 

 

Big Challengeチームのキャッチフレーズ






・・・・一人一人が自分を知り、自分の甘さや弱さを乗り越え、自分の殻を破り、それぞれが新たなる「人間力」を身につけ、大いなる夢に向かってみんなの力を結集し、みんなで挑戦する。

支えられていることに気づける人間づくりを自ら意識する。

1人では勝てない。支え合う感謝をエネルギーに変えて、全員が協力して、チームワークで勝利を呼び込む。

 

 

 

2 吉田国昭さんの指導

益田清風高校を時々指導していただく吉田国昭さん(元アトランタ五輪全日本女子監督)の指導です。

声は戦力である。声を出せば自分に自信がつくし、声を出せば攻撃への流れを作ることができる。

声を出せばフットワークもよく、リズムも良くなってゆく。

 

毎日の練習では必ず「喜怒楽」を出す。真剣に一生懸命コツコツ繰り返すことが大切である。

「怒る」「ほめる」「喜ぶ」「笑う」「指示する」そういうことを必死にやる。

 

攻撃的な気持ちを前面に出して、大きな波が押し寄せるように戦う。気迫を相手にぶつける。

 

ミスが許されない場面が来ることを予定して、厳しい局面になったら「心の我慢」を意識する。

 

基本のパス、アンダーパス、ミート、サーブを繰り返して身につける。

 

絶対に勝利すると心に決め、みんなで約束できることを決め、信念をもって実行する。言うこともやることもわかりやすく、単純・明快にして、自分でやると言ったことは必ず実行する。

 

自分の役割・ポジションに絶対的な責任をもち、いい加減や適当にならない。

 

繰り返し繰り返し「チームの目標」を確かめ合うことができなければ努力はできない。

 

攻めのチャンスボールからセッターのジャンプトスへとつなぐバレーをする。

 

ミスは一人のミスではない。全員の責任である。ミスを防げる努力をみんながしたのか。ミスがでて失った1点を、みんなで取り返そうとしたのか。取り返すために必要なプレーの練習を普段からやっていたのか。

 

強い体作りを徹底的にやっていることが基本となる。

 

自分の性格や気の弱さを理由にしない。考え方を変えれば、気持ちが変わってくる。気持ちが変わってくれば行動も変わってくる。行動が変われば性格や気の強い・弱いも変わる。要は考え方を変える決意である。これを一般的には「覚悟を決める」「腹をくくる」とか言う。

 

とにかく気配りをする。そのためには視線を方々に投げかけ、目に入ってくることを面倒だと思わずに「・・・・という状態」「・・・となっている」と分析して、自分がとるべき行動を考える。

 

「あげよ」「もってこい」「よし」「いけ」「つなげ」「ねらえ」「決めろ」「入れ」の声

両サイドからはストレートのブロックアウト、エンドラインを越えるブロックアウト…これを90%

 

簡潔・明瞭にしてわかりやすく、そして徹底して取り組む。

 

 

 

3 小(中)学生の指導

時々小学生・中学生の指導をします。表面に見えないが、指導上気をつけることを書きました。

1、小学生バレーにおける指導の特性

  小学生の時期(7〜12才)における指導の特性は、なんといっても『ゴールデンエイジ』というもっとも重要な時期があるということに集約されます。極論を言えば、小学生の指導と言うより、7才から30才までの20年以上のバレー選手生活のなかでも、この9才〜12才までの期間はバレーを覚えるうえでもっとも重要な時期だと言えます。かんたんに『ゴールデンエイジ』について説明します。

 

  ◇ ゴールデンエイジとは

技術の習得は新たな神経回路の形成ですから、脳・神経系の可塑性(やわらかい性質)が高い方が有利です。従って、その大脳の可塑性が比較的高く、また動作習得のためのレディネスもピークを迎え、双方が絶妙なハーモニーを奏でる時期をゴールデンエイジと言い、バレーの上達のなかではもっとも重要視されます。
 それは、動きを頭で理解してから体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく特別な時期だからです。そのために、この時期以前(プレ・ゴールデンエイジ)に様々な運動・遊びを通じて、神経回路を開いておくことが条件となります。

 

  (1)プレゴールデンエイジ(〜8・9歳頃) 〜 バレーの楽しさを伝える 〜
ひとつの動作によって、ひとつの“神経回路”が形成されるという、神経回路の配線が急ピッチで進んでいる時期です。運動能力の基礎は、この年代で形成されます。従って、この年代の子供達にはバレーだけでなく、色々な遊びを経験させ、ボールに触れることの楽しさや身体を動かすことの喜びを教えて、“バレーが好き”という状態で次のステージへと送り出すと良いでしょう。
 この時期の子供は、楽しそうなこと、興味のあることには夢中になりますが、おもしろくないと感じればすぐにやめてしまいます。指導者は、子供達が飽きない練習内容や練習の進め方を工夫しなければなりません。つまり、子供達がその時その時で興味を示したこと、楽しんでいることを大切にしながら、自主性を損なわせないように練習を行うことが重要です。ボールを使った鬼ごっこなどの様々な遊びや多面的な活動、リードアップゲームでたくさんボールに触れる機会を与えてあげるよう工夫すると良いでしょう。

    (2)ゴールデンエイジ(9〜12歳頃) 〜 実践的な技術の定着 〜
神経系の発達がほぼ完成に近づき、形成的にもやや安定した時期ですから、動きの巧みさを身につけるのにもっとも適しています。この時期は一生に一度だけ訪れる、あらゆる物事を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期(ゴールデンエイジ/Golden Age)なのです。また、精神面でも自我の芽生えとともに、男子では競争心が旺盛になってくる時期です。従って、指導者は子供達に、クリエイティブな選手になるために必要な要素=判断を伴う実戦的で正確な技術=、つまりは「バレーの基本」を身につけさせることを心がけましょう。ゲームを通して「基本」の必要性を理解させ、反復練習によって、バレー選手として将来大きく成長するための基礎を子供達に作ってあげることが大切です。
 「ゴールデンエイジ」と呼ばれるこの時期には、Vリーグの選手が見せるような高度なテクニックも身につけることが可能です。一度習得した技術は大人になってからもずっと身についています。従って、この時期に多くの技術を学ばせることが、将来大きくのびるための大切なポイントとなるのです。ところが、この時期は筋肉が未発達なため、強さや速さに対する体の準備はできていません。ですから、スピードや力強さを要求するのではなく、大人になっても必ず残る財産ともいえる「技術」=ボールをコントロールする、精度の高いパス・サーブ、ミートのコントロール、正しいフォームを中心に練習させましょう。高度な身のこなし(時間差攻撃・ローリング・スライディング・クイック・ブロード・高度なつなぎ)を身につけることも可能な時期です。

とくに大切なことは視覚から入る情報です。うまい選手やうまい身のこなしを実際に見てマネをすることで、すぐにできるようになる子供もいます。ビデオでもかまいませんが、なるべく身近でうまいバレー選手の動きを見ることが上達に相当プラスになる時期です。この9才から12才の時期だけにそのような習得が可能となるので、この時期を逃すことは、本人のスポーツ歴においても、周囲の期待から見ても大きな損失となります。

    (3)ポストゴールデンエイジ(13歳頃以降) 〜 より個人に目を向けた指導 〜
筋肉や骨格が急速に伸び、体のバランスが今までとは異なってきます。そのために感覚が狂い、習得した技術が一時的にできなくなったり、上達に時間がかかったりします。このことを「クラムジー(Clumsy)」と呼びます。この時期には次のようなことが指導のポイントとなります。
○ 新しい技術の習得よりも、今まで身につけた技術・習得を実戦状況の中でも発揮できるようにしましょう。
○ 男子の場合、男性ホルモンの分泌が著しくなり、速筋繊維の発達が促される時期なので、これまで身につけた技術をより速く、より強く発揮できるように少ない 回数や短い時間に集中して行いましょう。女子も筋力が増せば同様の対応が必要です。
○ この頃になると戦術的なことも理解できるようになります。守備において隊形の変化を求めたり、前後にゆさぶりをかける攻撃の練習などで、バレーの視野を広げさせましょう。
○ この頃は、肉体的にも精神的にも非常に不安定な時期であり、指導において特に難しい年代です。「クラムジー」「思春期」「反抗期」についてよく理解し、それぞれの子供にあった指導を心がけましょう。特にこの頃になると男女の差がはっきりしてきます。女子は男子よりも早く思春期が始まります。
○ 子供達の体格、体力的に差が大きいのもこの時期です。画一的な指導ではなく、一人一人を理解し、それぞれの子供にあった指導を心がけましょう。

 

(4)インディペンデントエイジ(15〜16歳以降) 
クラムジーが終わると、自立のための準備期になります。この時期には、精神的にも肉体的にもバランスがとれるようになり、それまで身につけたバレーの「基本」を土台として、さらにその上に自らの個性を発揮できるようになるのです。次のようなことが指導のポイントになります。
○ パワーはこの時期から17〜18歳にかけてスパートしているため、13歳以降のトレーニングに加え、ジャンプ系の運動が可能になります。(ただし、個人差が大きいので、負荷のかけ方には注意が必要)
○ 自己の特徴をよく知り、それを伸ばすように自ら取り組みことができるようになります。
○ 能力に応じた環境の提供が必要になってきます。(*天井効果の防止・・・天井効果とは様々な能力の集まった集団の中でトレーニングしていると、中程度の能力を持った選手はどんどん伸びていくのに対して、能力の高い選手は伸びが低下してしまう(天井が塞がれてしまう現象)ことをさす)

2、小学生バレーにおける指導のポイント

  基本的には先に述べたように、『ゴールデンエイジ』の期間には相当に高度な技術を習得することができるので、小学生だから「かんたんな技術」「基本の技術のみ」という考え方はあてはまりません。教えることは小学生でも、Vリーグの選手のつまずきを直すことでも同じであると言えます。

  ポイント@サーブの正しいフォームとその理由を知ること。

  ポイントAオーバーハンドパスの正しいフォームとその理由を知ること

  ポイントBセッターの正しいフォームとその理由を知ること。

  ポイントCアンダーハンドパスの正しいフォームとその理由を知ること。

  ポイントDアタックの正しいフォームとその理由を知ること。

  ポイントEブロックの正しいフォームとその理由を知ること。

  ポイントFリラックス・読み・ボール出しのイメージを知ること。

  ポイントGさまざまな攻撃の種類・守備の種類を知ること。

  上記の@〜Gのそれぞれの練習方法をたくさん準備できること。

1、アタック編

@、背中かゆいかゆいからテニスボールつかみ

A、正しい踏み込みを覚えてジャンプ

B、お尻プリプリジャンプからアタック

C、背中かゆいポーズでジャンプアタック

D、アタックに必要なPNF

E、いないところをうまく攻めるコツ

(コートの中から外に打つ、弱い球、強い球、ブロックを使うコツ)

 

2、レシーブ編

@、やわらかポーズ、ねらってGO

A、相手コートでワンバウンドしたボールがネット越えても、楽々走ってキャッチ

B、床は友達…「雑巾がけすべり」「お尻ですべって」「鯛焼きレシーブ」

「足の位置を頭からずらした後ろ回り」

C、3つのチャンスボールをねらってOK

D、サーブカットは下がりのカット、ボールの回転は順回転

E、ネット際の動きはかかとを強調して

F、オーバーカットを練習しよう

G、ブロッカーは最初のレシーバー

 

3、パス編

@、とびつくな!じっくり待ってポン・・・これがタイミング(アンダーもオーバーも)

A、肩の向き、背中の角度、顔に対してのボールの位置、この3つで行き先決定

B、やりやすい自分のパス、「はじくか」「持つか」「肘を使うか」

C、「あげろ」「持って来い」でパスのねらいがレベルアップ・・コントロールに秘密アリ

 

4、サーブ編

@、背中の角度、トスの位置、打ったあとの姿勢

A、近くから遠くへ、いつもコンパクトを心がけて

B、できる子はベクトルの合成で力強く

C、入れるより「ねらえ」・・早くうまくなるよ

 

5、ブロック編

@、跳んだ位置がすべて

A、自分の正面だけ止めよう

 

6、つなぎ編

@、チームプレイの声がすごく大切、ミスを恐れずラリーができるとうまくなる

A、攻めのリズムでボールをつないでゆく

B、フォーメーションでは守れない フォーメーションは動きの起点、ねらい形が終点

C、サーブカットは後ろの人数が大切 前はボールが遅い

 

 

 

4 技術概論

いろいろな先生方から勉強させていただきました。

技 術

何ができるようになるべきか

何をしてはいけないか

どんな練習をするのか

サーブ

  トスが利き手の前に正確にあげられる。

  背骨の角度を打つ前、打った後で一定に保てる。

  打ち切りと、引きで変化をつけられる。踏込み後に打てる。

◇両肩の中にトスしない

◇打った後に前傾しない

◇変化をねらわずに緊張して強く打たない

◇ルーティーンを意識しない練習をしない

@ 結果が出るまで打ち込むしかない。

A 単調な練習ほど高い意識をもって行う

B 上達すれば50cmのねらいで打てる

サーブカット

  前から下がりのカットをする。

  腰の付け根を入れて動く。

  両肩を結んだラインをセッターへ向け、両腕はセッター方向へ必ず振ってドライブをかける。

  1対1の意識で動き、追って追って、無理ならカットしないという判断を入れる。

◇守備範囲を前にあけておかない

◇胸より上のボールをアンダーでとらない

◇カバーの意識をもつのは良いが、誰々のボールとは考えない

◇膝をつかない

@ カバーのカット

A    下がりのカット

B    ドライブ回転をつけてやるカット

C    ボールを殺して1m以内に落とす練習

D    クイックを打たせるカット練習

ト ス

  待ちに3割、ねらう向きに7割。

  腰の付け根を入れて動く。

  ネット下のトスフォームと右軸のトスを覚える。

  腕のフォローであげず、体のタイミングであげる。

  打ってくださいという気持ちと回転を意識する。

◇ボールをさわる高さに無頓着にならない

◇黙ってトスしない

◇ピンポイントが当然であるから、ミスには妥協しない

◇スタンディングばかりであげない

@    肩の後ろからくるボールに慣れる練習

A    ロングパス

B    レシーブ集中とセットアップの切替えを練習する

C    レシーバーのフォームとアタッカーの助走を感じられる練習

スパイク

 

  スィングに肘先の振りが含まれること・・・絶対条件

  腰の回転を使ったフォーム。

  手の平でなく肘をひくフォームで、下から上へ、または後ろから前へ打つ。2段が打ち切れる。

  助走を生かした鋭い踏み込み。

  トスを顔の横へずらす打ち方でブロックアウト、クロス打ちができる。

◇体をそらない

◇手のひらを上げない。 落とさない

◇平凡なコースを打たない。

◇ぬるいつなぎはしない

◇打つだけの攻めはしない

@ 踏み込み練習

A     遠距離打ち込み

B     連続打ち込み

C     ミート練習

D     ブロックアウト練習

E     タッチアウトとリバウンド練習

F     後方からの2段打ち

ブロック

  正面へきちんと手を出せるフォーム。

  連続跳びでくずれない動作。

  正確に跳ぶ場所を決める意識。

  正確にタイミングを測る意識。

  隣の選手と声を合わせる。

◇あおり動作が入らない

◇オウンゴールのブロックをしない…手を動かさない

◇跳ぶべきでない状況では跳ばない

@    ステップ練習

A    連続跳び

B    コンビブロック

C    台上からのアタックをブロック練習

レシーブ

  前への攻め、フェイントとこぼれ球ねらいのリラックス、弱いボールのオーバーカット。この3つのチャンスを待つ意識。

  両手で走りきる動作。

  コンビを作らせる意識。

  前から順に守る意識。

  相手の攻めのレベルを読みきる。

◇強い構え動作が入らない

◇固まらない、つっこまない

◇無意識にならない

@     アヒル練習

A     2メン

B     ラリー練習

C     オーバーカットのラリー

D     タッチのラリー

E     2列レシーブ

F     台上から3つのチャンスレシーブ

つなぎ

  サーブカットは前2枚、後ろ3枚を厚くする。

  常に1stカットにつま先を向け、2本目はナイストスをねらう。

  ブロッカーは最初のレシーバー

  ボールに最も遠くにいる者が近づく意識をもつ

◇拾うだけのレシーブをしない

◇レシーブを見てからトスしない

◇トスを見てアタックしない

@ 守りから攻めでなく、攻めのリズムを1本目から表現する。

A 周りも本人も「あげよ」「もってこい」「つなげ」「ねらえ」などの声を徹底する。

戦 術

  ジャンプサーブやドライブ回転系のサーブカットは一列に近づける。

  センターの前セミ、バックセミの2枚ブロックを必ず跳ぶ。

  相手の球速に関わらず攻めのねらいで流れをつくる!

  ブロックフォローからの攻めを組み立てる

  攻めは必ず前後に振る

  粘り強いレシーブの繰り返しから得点が生まれると考える。

◇待っているところにボールをサービスしない

◇向いた方向に打たない

◇同じ穴をあけておかない…バレーは7番目の穴を埋めるスポーツ

◇取りに行く点数だけに頼らない。もらえる点数を意識してラリーする。

@    練習試合では結果よりも、左に書いたような過程に注目して指示を出し、選手が納得してゲームとは何かという意識を持つように指導する。

A    流れを変えるミスの原因にはきびしく。個人の姿勢の問題か、技術が未熟なのかを考える。

体 力

  20分で4kmのスタミナ

  シャトルラン系、連続両足跳び系の筋力強化

  腹筋はできなくなるまで

  倒立・腕立て系の筋力

 

@    小学生でも体幹のトレーニングはやってよい。

A    下肢の強化は成長段階にあわせて。