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保 健 講 話
◆11月4日(木)、全校生徒と保護者を対象に保健講話を開催しました。
◆講師には、『がんばらない』『人は一瞬で変われる』等の著者で、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生をお迎えし、『人は必ず変われる〜困難な時代にどう生きるか〜』と題した講演をしていただきました。
講演をされる鎌田先生 講演会の様子
約60名の保護者の方が参加されました お礼を述べる執行委員長

 講演を聴いて〜生徒の感想〜
  • 今を生きる人が、皆自分のように幸せだとは限らないことを頭に置いて、生活していきたいです。「もうだめだ」とすぐにあきらめるのではなく、本気で取り組めるものを見つけ、最後の最後まで頑張れる人になりたいです。
  • 自分はどうだろうかと思った。今は、何不自由なく暮らしていると思う。だから、大学もなんとなくしか考えていなくて、積極的に努力もしていない。自分もいつか変わらないといけないと思った。できることからやってみようかな。
  • 今のままじゃ自由を手に入れる資格はないから、大学に進学するまでのあと2年半で、自分は「責任」に耐えられるような自分に変わらなきゃいけないと思った。
  • 医大にいきたいという理由を「軽い気持ち」と言っていましたが、泣いて父親の首を絞めるほどの激情があったということは、かなりの覚悟があったのだと思います。「もう自分の好きにしていい」という言葉はつきはなすような言葉なのに、見方を変えればそれを喜べる、自由を手に入れたと感じられていて、自分もそのような道を見つけられると良いと思いました。話に出てきた人は何かしらリスクを背負っている人が多かったです。自分にはそのようなものがありませんが、実力はいつでもつけられるものです。
  • 震災直後、被災者のことを思って、「かわいそう」だとか「何かできないだろうか」という気持ちは、多くの人にあったと思う。だけど、じゃあどうするべきかを考えて実行した人は、その中のわずかな人だったとも思う。「他の人と同じことをしていてはダメだ」と実行に移した人こそ、周囲の人から「すごい」と認めてもらえるんだと思う。心に描いただけじゃだめなんだと気づいた。どんなに良いことを考えたとしても、それを実行するか、しないかでは全然違うから。毎日コツコツ勉強して、問題がスラスラ解ける自分。想像だけで終わるのは残念だと思う。また、「変わった」という事実が、さらに自分の自信になる気がした。
  • 自分のために勉強することが大事なんだと思いました。私はまだ、自分のために勉強するってよりもさせられてやるっていう感じなので、私も先生のように行きたい大学や自分の将来の夢を叶えるために勉強をしていく姿勢を作っていきたいです。夢のためにも「させられる」から「する」に変えていきたいです。
  • 自分にできることは何なのかを考えてすぐ実行に移しているところが、簡単なことではないのにすごいと思いました。そうやっていく人は、周りの人からも評価してもらえるんだと分かりました。困難があった時、自分を支えてくれるのは、自分の周りの人しかいないんだと思ったし、大切にしないといけないと思いました。
  • 人生、学歴がすべてではないということです。どんな人でも“夢”をもって毎日歩んでいくのだ、ということです。最近、やっと自宅で勉強するという習慣が身に付きそうですが、やはり自分に負けてしまう時もあります。しかし、「明日があるから今日はいっか。」と思っていては、いつまで経っても勉強に進むことはできません。上の方に行くならば、周りと同じ生活を送り続けてはならないということです。大学が全てを左右するわけではありません。せっかく高校に入って勉強をさせてもらっているので、毎日少しずつでも勉強したい。
  • 「他の人と一緒にする必要はない」という言葉。日本人は空気に流されやすい、というのも確かにと思いました。もっと自分の意志をもって、流されずに生きていきたいです。私は、人は必ず変われる=成長できる、という意味でもあると思います。少しずつでいいから、成長し生きていきたいです。
  • 「成功している人は、どこかで自分を変えている」というような言葉に納得しました。自分がどれだけ変わろうとしているかで、変われるかが決まるんだと思いました。人は誰でも闇の部分をもっているんだと思いました。
  • 人は恵まれた環境でなくても、志があれば不可能なことも成し遂げることができるということを講話を聞いて思いました。人それぞれ良いことも悪いこともあります。しっかり理解して、生まれもった個性を生かすことが大切だということが分かりました。いつまでも同じ環境で同じことをしていたら、安全で安心かもしれないけど、発見はないし、驚きもないつ まらない人生になってしまうと思います。自分の今の立場を守ろうとするより、攻め続ける人の方が失敗は多いけれど、偉大な人だと思います。