「あいさつランドはしまプロジェクト」

羽島高等学校長 高橋利行

今回はまず地域の皆様にお礼をさせていただきます。
本年度、羽島高校PTAは竹鼻中学校下の小中学校PTAの活動に加えていただき「あいさつランドはしまプロジェクト」運動に参加することができました。
この具体的取組として、9月15日に竹鼻市役所前駅の街頭で挨拶運動を展開させいただきました。あいにくの雨模様にもかかわらず羽島高校PTAの方々だけでなく竹鼻中学校のPTAの方々にも加わっていただき50人近く集まっていただきました。生徒会も加わり、多くの方々が登校する羽島高校生に声をかけていただきました。本当にありがとうございました。
このコラムで何回か「高校生に声をかけてください」と書かせていただきましたが、多くの方々に声をかけられて生徒たちは心に何か思うことがあったと確信します。
毎月15日に運動をしようと予定していますが、これから寒い時期に向かう中、一人でも多くの生徒に声をかけていただけることをお願いします。
高等学校は通学区域が広く「校下」という発想に乏しく、小中学校のPTAとの連携がむつかしいと言われてきました。今回の挨拶運動にしてもいきなり、羽島高校の通学区域全体で取り組むことは困難です。しかし、まず羽島高校のある竹鼻地区から始めることは可能であると考えPTAの方々とも相談しスタートしました。
地域の方から「小中学生は登校していく高校生の姿を見ている。高校生が手本となって挨拶をしてくれなければ」とおしかりもいただきます。今後も折を見て、高校生は挨拶をしないという悪いお手本にならないように、少しでも見習えるようなお手本になれるようしていきます。
挨拶は「私はあなたにとって敵ではない」というメッセージを送ることだと思います。互いに挨拶することが地域における人と人との関わり合いを強くすることになるでしょうし、高校生にとっても人間として大きく成長する第一歩であると思います。今後とも少しでも高校生に声をかけていただくようよろしくお願いします。