平成19年度 1年生進路講話「社会に出る前に高校生として身につけておくべきこと」
1.事業概要
1年生を対象に、羽島市商工会議所より講師を紹介していただき、社会に出る前に高校生として身につけておくべきことを話していただきました。
今の社会では、アルバイトや派遣社員が増えつつある傾向に触れ、生き方に関連した人生の選択という大きなテーマに始まり、最後は社会に出る前にまず必要なのは、あいさつができること、時間を守ること等であるという具体的な話で結ばれました。
生徒は、自分の将来に関連したこととして、静かに聞いていました。向き合って声を出したりもしました。全般的に、わかりやすく説明していただきました。
2.対象生徒
1年生全生徒
3.実施期日
平成20年1月31日(木)6限 総合的な学習の時間
4.講師
(株)共立総合研究所 調査部 國枝 利久子 氏
5.実施場所
多目的教室
6.講話概要
- 社会とは、組織の集まりである。そして組織とは、一人ではなく皆で力を合わせ、一つの目的を達成するために働いている場所である。
- 組織での働き方には、正社員・パート・アルバイト・派遣社員など様々な形態がある。
今社会では、パート・アルバイト・派遣社員といった非正規従業員が増加している。
就業形態が変われば、収入面などの処遇も変わる。どのような組織で、どのような形で自分を活かしていきたいか、今のうちから考えねばならない。
- 社会に出るにあたって、今、できることは何かを考えてほしい。当社が昨年12月に実施したアンケートによれば、新入社員に期待する知識・能力のうち、最も重視され るのは「社会人としてのマナー」だった。マナーとは、きちんとしたあいさつ、身だしなみ、時間を守る、遅刻や休む時は連絡するなどである。
- マナーの中で一番大切なのは、「あいさつ」、そして「あいさつにつながる一言」で ある。「おはようございます」「今日も一日よろしくお願いします」に続けて、体調 の悪い上司がいれば、「お身体の具合はいかがですか」と一声かける。あいさつから つながるコミュニケーションが生まれる。さらに第一印象を良くすること。第一印象 は、顔の表情、姿勢、声の質や大きさなど、見た目で9割が決まると言われている。
資料(非正規従業員数の推移・正社員とパートの年収比較・「企業」が求める人材アンケート」結果など)