平成19年度 1年生進路講話「働くことの意義とビジネスマナー」
1.事業概要
1年生を対象に、『働くことの意義とビジネスマナー』について、講話を聞きました。「人はなぜ、何のために働くのか」を具体的な事例(体験談)を聞くことによって、考 えることを目的としました。そして、働く上で必要不可欠となる「ビジネスマナー」について、なぜ何のために必要かという点も学習しました。
講師の方と一緒に参加し、体験を語ってくださった人の話が具体的でわかりやすく、自分の失敗から得た教訓や、将来の夢とその夢に向けての具体的な取り組みを話してくださいました。その間、ほとんどの生徒が、顔を上げてとても静かに話に聞き入っていました。最後の質疑応答の部分では、生徒の中に入っていって質問を受けるなど積極的な姿が生徒たちに好評で、最初は遠慮がちであった生徒が、積極的に手を挙げて質問するなどの姿も見られました。
2.対象生徒
1年生全生徒
3.実施日時
平成20年2月20日(水)6限 LHR
4.講師
松本 晃 氏 (キャリアコンサルタント)
キャリアプランナーズ 代 表
株式会社ディプライ 雇用創造推進室長
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会 CDA正会員
体験談 木下 哲士 様
5.実施場所
多目的教室
6.生徒の感想
- 木下さんが、18才の自分をあるがままに話してくださったことが、とても印象に残っています。僕たちにメッセージを伝えたいという熱心さが伝わってきました。
- 木下さんは、18才の自分にしっかりやれよと言いたいとおっしゃってみえましたたが、僕は、大人になったとき、18才の自分によくやっていたなと言ってあげられるように今のこの時間を一生懸命頑張っていきたいと考えています。
- 木下さんは高校を中退して何もしようとしなかったと話されましたが、今は一生懸命夢に向けて頑張っておられるので、すごいなあと思いました。高校を中退して人生の終わりではないと分かった。自分のがんばり次第で、夢を持ち、努力することが将来につながると分かった。
- いつもの講話と違って体験を話してくださったので、聞いていてわかりやすかった。自分の通ってきた道を堂々と話せるのは良いと思う。自分もやりがいのある道を見つけたいと思う。
- 今日の話を聞いて、人生において道はたくさんあるんだと思った。そして、社会でのマナー・挨拶・言葉遣いは特に大切だと思った。
- 社会へ出るのはとても大変だということがわかりました。
- 私は楽な方に逃げることが多いので、それを止めて苦しさに立ち向かっていきたいと思いました。木下さんの話を聞いて楽な方にばかり逃げていると、自分が苦しむだけなんだとわかりました。
- 木下さんの素直さを見習っていきたい。それから、人の悪口は言ってはいけないという考え方がよいと思った。
- 転職してもやりがいのある仕事を最後には見つけようと努力している点がすばらしいと思った。「何とかなる」という気持ちはいけないと分かった。
- 堅苦しくなく、聞きやすかった。進路の参考になりました。
7.アンケート結果
Q.講演の内容はわかりやすかったですか。
すごくわかりやすい |
わかりやすい |
わかりにくい |
すごくわかりにくい |
31.0% |
65.9% |
2.3% |
0.8% |