第59回全国高等学校PTA連合会大会沖縄大会

実施期日

平成21年8月26日〜8月28日

会 場

沖縄県宜野湾市
沖縄コンベンションセンター(全体会)
沖縄県宜野湾市 市立体育館(分科会)

参加者

PTA会長  川柳 まさ裕
PTA書記  白木 裕子
PTA会計  高木 美和子
渉外部長   安藤 恵美
以上 4名

実施概要

 全国から約11,000人のPTAに関係する人たちが、沖縄のこの大会に参加し、貴重な講演や、発表を拝聴しました。開会式・表彰式のあと記念講演「18歳までに育てたい食の自己管理能力」と題して、琉球大学教授 新城澄江 氏が、『食育』をテーマにわかりやすく解説してくださいました。高校生の時期に食生活を自己管理できる力を家庭で身につけさせることが、大切であるという内容でした。朝食を食べてくるか来ないかと成績との関連を示すアンケート結果をはじめとして各アンケート結果に基づく分析がわかりやすく、とても説得力がある内容でした。 分科会は、第2分科会『進路指導とPTA 〜自らの夢や希望を切り拓かせるPTA活動』に4人とも参加し、秋田県・岐阜県・奈良県・熊本県の代表校の事例発表(実践)を聞き、研究協議(質疑応答)に参加しました。
 「今、夢の実現に向けて頑張っているものがいる反面、未だに自分の良さが見つけられないままに大人になっているものがいる。学ぶ意欲や働く意義についてどう気づかせ、自己の在り方生き方について真剣に取り組めるよう学校・家庭が連携してあたるとともに、関係機関団体や地域社会の働き掛けの更なる向上に向け協議を行う。」という具体的なテーマのもと、4県の代表校の発表がありました。  4校とも、学校紹介から始まり、学校の特質にあったPTA活動を展開されていました。 どの学校もやはり、苦労して実践をしていられるのだと共感するものがある一方で、独自の『父親の会』(岐阜県 聖マリア女学院高校)や『挨拶運動』(熊本県立八代高校)や『PTAによる企業参観日』・『進路説明会』(進路の説明会のブースの一つに人生の先輩である保護者が子どもと同年代の子に職業観を語る)』(奈良県立王子工業高校)や新米の時期に『もちつきだよ』(PTAがもちをついて、きなことあずきをつけて生徒に振る舞う)(秋田県立秋田中央中学校)など工夫を凝らして、保護者の方が自然と学校に足が向くよう考えてある内容で、とても刺激を受けて帰ってきました。 本校でも、ここ数年PTA役員の方のご協力を得て面接指導と毎月15日前後の交通安全指導を実施していますが、いろんなアイデアをいただいて帰ってきました。大変参考になりました。 本校でも実施できることから始めたいと話し合いました。その節は、ご協力をよろしくお願いします。                          以上報告します。

全国大会参加者