平成29年11月08日(水)実施 模擬選挙を体験しよう(3年)

選挙権が18歳に引き下げられて、初の大きな選挙がありましたね。

こういった選挙に向けて、学校でも3年生に向けての選挙を学ぶ時間が作られています。本日は実際に使用されることもある器具や用紙で模擬選挙を体験しました。

投票前のことから、開票作業、選挙結果までを一通りなぞります。
校内に貼ってあった不思議な候補者名ポスターはコレだったのか・・・と、ようやく納得がいきました。

平成29年11月6日(月)実施 介護ベットでの食事介助実習(3年生活と福祉)

入院中の祖母や祖父に食事介助をしたこともあるのですが、日頃自分が苦労を意識せずにやっていることがこれほど気を遣うべきことがたくさんあるのか!と痛感することが多いものです。

3年生生活の福祉の授業はこのホームページでもよく紹介させてもらっていますが、今回は介護ベッドでの食事介助実習です。

山高MIRAI(未来)プロジェクト(→山県高校の活性化・魅力化プロジェクト)の一環として、山県市から協力して頂いた「白内障体験ゴーグル」と「介護実習用ベッド」を活用して実習を行いました。シニアの方々の見え方を再現するゴーグルをかけ、椅子やベッドでの食事介助をどのように行うか体験します。
口の中に、思わぬ角度やスピードで無言のままスプーンが飛び込んできたら、どう感じるかが一発で分かります。

ちなみに写真の介護ベッドですが、学校でMIRAIプロジェクトのために頂いた予算で購入したもので、備品として設置されています。
ただのベッドではなく、電動で背もたれなどが起こしたり倒したりできるため、先日そのお値段を聞いてびっくりしました。こういったことが学校で体験できるのも、ありがたいことだなぁと思います。

平成29年11月2日(木)実施 秋期スポーツ大会

秋の澄み渡る青空の下、秋期スポーツ大会が行われました。
たまにはごちゃごちゃ書きませんので、写真をお楽しみ下さい。

大きなケガ、事故もなく、時間とルールを意識してプレイできていました。
優勝できたチーム、惜しくも負けたチーム、どちらもあると思いますが、良いゲームがたくさん見られ、思い出がたくさん増えていました。

余談
生徒会や体育委員、運動部の皆さんが頑張ってコートを整備したり、片付けたりということを率先してやってくれていました。本当にありがとう!!

平成29年11月9日(木)実施 「虎穴」はトラのお尻ではありません

私の高校時代の友人は、日曜日の朝にテレビで放送していた漢詩紀行という、ただただ中国の山奥っぽい映像に漢文が映り、それをナレーターが読み上げるという番組を毎週見ていたという強者ですが、私は当時、その趣味(?)がさっぱり分かりませんでした。

後に、ナレーターは江守徹さんで、確かに落ち着いて味わうと、力強さや繊細さがおもしろいなぁと知るのですが、当時からそれを味わっていた彼を末恐ろしく思います。
(・・・そういえば彼は、心労からか、おなかが弱かった。)

さて、先日は1年生 国語総合 漢文の研究授業がありました。

「大器晩成」
「備えあれば憂い無し」
「歳月は人を待たず」
「千里の道も一歩から」
「青は藍より出でて藍より青し」
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

日常生活でも見かける(・・・と書きかけて、いや、見かけないなぁとは思い直しましたが、)身近なことわざを題材に、漢文での読解を行っていました。
元々は故事成語、中国の故事によるものなのですね。

20名以下の少人数で、錦織圭選手or吉本の小籔さん似の先生とのやりとりをしながら授業がテンポ良く進んでいきます。たとえ話、イラストなど、様々な角度から理解を深め、漢文を「学ぶ」と言うよりも、「感じて」「味わって」いきます。

「虎穴(こけつ)、虎の穴って何でしょう?」
「こけつ・・・トラの・・・お尻!」

そう思うのもやむを得ない感じもしますが。虎の穴は、トラの巣のことですね。岩穴や洞穴をすみかにするためです。虎のすみか、すなわち、難しい局面や困難を表します。さすがにお尻ではありませんが、みんなで言葉を吟味しながら、文法をあわせて確認し、最後は振り返りシートで各自の理解を振り返っていました。漢文を楽しんで理解する、素敵な1時間でした。

余談
漢文をノートに写して板書を書き込む姿を見て、自分の高校時代を思い出しました。やっぱりこれが漢文の勉強の王道なのでしょう。

平成29年10月30日(月)実施 3年生「生活と福祉」

授業選択で、生活と福祉に関連する科目が本校にはあります。
3年生の7名が選択していますが、今回そのメンバーで福祉施設を訪問させてもらい、交流の機会を頂きました。

 

午前中のわずかな時間でしたが、色紙を使った錦鯉の貼り絵や、介護予防体操など、活動を通して様々な話やふれあいができたそうです。施設の方々には大変お世話になりました。この場を借りて恐縮ですが、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

平成29年11月7日(火)実施 研究授業「マーケティング」とは

「インスタ映え」が売れる商品・ウケるサービスのキーワードにもなりつつある今日この頃ですが(さらに言えば、それすらも古いかもというくらいですが)、本日のマーケティングの授業では、この言葉が50回くらい出ていました。

本校は、普通科普通と、普通科ビジネスの2つがあります。
普通科ビジネスの3年生にて本日、マーケティングの授業が公開されました。

今回は、「顧客や購買層の人たちに対して質問でニーズを聞き出すことで商品開発のヒントを得る」というプロセスを学習していました。

質問を重ね、その要望を満たす商品を開発していきます。ホワイトボードでまとめながら話し合いを積み重ね、文字と絵の両方で新商品を企画します。

   

企画した商品を発表します。思いがけない形で自分の要望が反映されていて驚いたり、逆に「オレが言った要望、どこにもあらへんやん」など、様々な反応が寄せられていました。

元会社員、元営業をやっていた私としては、楽しそうで羨ましい反面、昔の苦しみを思い出して少し胃が痛くなりました。大変なんです、ニーズ/ウォンツの発掘と商品化は・・・。

 

余談。

今時の授業はプリントが非常に多い中で、今日の授業では久々にノートにまとめている様子を見て感動を覚えました。みんなきれいにノートにまとめており、これぞ従来の勉強の姿だよなぁと思ったり。

我々の時代は(うわぁついに私もこういうことを言うようになったか)教科書と大学ノートを使うのが当たり前でしたが、最近の授業はプリント学習が本当に多くなりました。プリントは効率の良さはあるものの、自分の言葉や表現力で考えてノートを作る力が落ちているのは否めないなぁ、と思う今日この頃です。

以上、完全に余談でした。