西濃から世界へ!
グローバルに活躍する工業技術者の育成を目指して
岐阜県立大垣工業高等学校長
増田 俊彦
 本校は、水都大垣の栄を担って工業文化振興の使命をもち、大正15年4月に「岐阜県第二工業学校」として創立されました。昭和23年4月には、学校教育制度の改正により「岐阜県立大垣工業高等学校」と改称し、同年8月に「大垣市立工業学校(昭和19年に設置)」と合併して現在に至っています。創立から90年以上の歴史と伝統を誇り、「質実剛健」の校訓のもと、「是々非々」の精神を大切にし、変化の激しい社会を力強く生き抜くことのできる、伸びしろの大きい工業技術者の育成を図っています。

 したがって、授業において基礎的・基本的な知識と技能の着実な習得を目指すとともに、それらを活用して、高度な課題に挑戦したり、社会貢献活動を行ったりすることで、課題解決力やコミュニケーション能力の育成を目指しています。具体的には、海外におけるインターンシップや異文化交流、普通科目と専門科目の連携を図った授業、大学や企業等の外部の教育資源を活用した研修、小・中・特別支援学校への出前授業、元気ハツラツ市など地元自治体と連携した活動等を行っています。また、情報技術科を中心として、工学系の大学進学に対する支援体制も強化し、生徒のニーズに合わせた進路指導体制を構築しています。

 さらに、放課後や休日の部活動も盛んであり、運動系や文化系の様々な部活動が、全国大会や東海大会において、優れた実績を収めています。こうした教育活動を通して、確かな学力と豊かな人間性を育み、生徒の自己実現を図っています。

 地域の皆様からは、「大工(だいこう)」の愛称で親しまれるとともに、地元産業界からは大きな期待を寄せていただいています。3万3千人を超える卒業生の力強い支援をいただきながら、西濃から世界に羽ばたくグローバルな工業技術者の育成を目指し、職員が熱意と責任を持って、教育活動を行っています。