岐阜高等学校音楽部第14回演奏会



 2012年3月23日、県民ふれあい福寿会館サラマンカホールにて、岐阜高等学校音楽部第14回演奏会を開催いたしました。今回は今までのように土・日曜日に会場をとることができず、平日開催となりました。夜間開催ということで戸惑うことがありましたが、多くの方のご協力を得て無事開演することができました。どしゃ降りの中、大変多くの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。お席を確保できない方もあり、申し訳ありませんでした。


第1ステージ「Kondalilla」

 第1ステージでは、「第64回全日本合唱コンクール中部支部大会『金賞』受賞報告演奏」として、全日本合唱コンクール課題曲の「O quam gloriosum」(Jacobus Vaet 作曲)と、自由曲の「Kondalilla」(Stephen Leek 作曲)、「Three Flower Songs」から「With a Lily in Your Hand」(Eric Whitacre 作曲)を演奏しました。
 課題曲では、栄光に満ち溢れた神の王国の輝きを表現しました。自由曲一曲目では、人間を遥かに超越した大自然の神秘を、幻想的で不思議な世界観の中で表現しました。自由曲二曲目では、時に火のように激しく、時に水のように流動的な、複雑な人間の心理状況、人間関係を、独特のテンポや和音の美しさを感じながら歌いました。
 今回、全国大会に出場することが出来なかった苦い経験をばねに、それぞれ自分たちの歌い方、発声などを見直し、今回の演奏会に向けてゼロからの新しい音楽創りを進めました。


 第2ステージでは、混声合唱とピアノのための「もうひとつのかお」(鈴木輝昭 作曲)を演奏しました。谷川俊太郎さんによるこの詩には、それぞれの視点から、本当の愛の形を求める男女の叫びや嘆きが込められています。
  恋する女性を前に幸せを掴みきれないでいる男性の気持ちを綴った「接吻の時」、幸せに思えた日々に隠れた心の穴を抱える一途な女性を歌った「あなた」、神秘にあふれ、不気味な側面を持つ『おんな』の真理を綴った「もうひとつのかお」、葛藤や苦しみの先にある人間の愛の本当の姿を歌い上げた「愛」。私たち人間の根源的なテーマである愛を、それぞれに感じつつ深い思いを抱えて歌いました。

第3ステージ「走」


第3ステージ

 第3ステージは「たのしいコーラス」と題しまして、6曲を演奏しました。「たのしいコーラス」とは、単に「愉快な」という意味ではなく、聴き終わったときにほっと心が暖かくなるような、また歌を聴いて元気が湧いてくるような、そんな音楽を目指しています。それはすなわち私たちのモットーである『熱く魂を揺さぶる音楽』を指しています。
 昨年8月、私たちは福島県で開催された第35回全国高等学校総合文化祭合唱部門に岐阜県代表として出場しました。訪れた福島市内に震災の爪痕は見られませんでしたが、小学校の敷地では放射能の測定が行われていたり、交流をした福島高校のみなさんから震災の話を聞いたりして、未だに手付かずのまま残っている問題があることを知りました。そんな中、非力な私たちには一体何が出来るのだろうと感じました。第3ステージでは少しでも、震災の悲しみから立ち上がろうとする福島と日本へのエールになればと思い、演奏しました。
 1曲目は、昨年フジテレビ系列で放送され、多くの年代層から絶大な人気を得たテレビドラマ、「マルモの掟」から、「マル・マル・モリ・モリ」を歌いました。劇と踊りを交えて、悲しみを乗りこえて生きる希望を歌いました。
 それから、3月11日の中日新聞に掲載された、作家の伊集院静さんによる詩「わかって欲しい」の朗読の後、2曲目はAERIALの「息吹」を歌いました。この曲は、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズのCMとしても使われ、AERIALから、ハワイアンズ、いわき市、そして福島の人々を応援するために贈られた応援歌です。震災から立ち上がり一歩を踏み出す人々と、支える世界中の人々の祈り、あしたへの希望を込め、そして一日も早い復興を祈り、歌いました。
 3曲目は、私たちが生まれ育った故郷への想いを馳せて「故郷」を歌いました。それぞれが、自分たちの原点である美しい故郷、岐阜に対する想いを巡らせながら歌いました。
 4曲目は、さだまさしさんの「奇跡」を、人を愛することの喜びと、心の中からほとばしる熱い気持ちを感じて歌いました。
 5曲目は、裏切りや厳しくて辛い現実を突き付けられながらも、自分だけは何があっても同じ道を走り続ける決意のこもった中島みゆきさんの「走」を演奏しました。同じ道を走り続けることで多くのものを失い、心がぼろぼろになって挫折しそうになったり、最後は自分一人になってしまうかもしれません。この曲では、私たちが一年間思い続け、ため込んできたそれぞれの深い感情を吐き出したつもりです。
そして第3ステージ最後は、これも中島みゆきさんによる「ファイト!」を演奏しました。この曲は毎年第3ステージの最後に演奏させていただいています。皆さんと自分たち自身に向け、何があっても決してくじけず、力強く生きる決心を込めて歌いました。



第4ステージ

 第4ステージでは、三善晃作曲の混声合唱曲集「木とともに人とともに」を演奏しました。70人近くのOB・OGが加わり、合唱がもつ大きなエネルギーをより強く感じて演奏しました。
自然と共生して生きる喜びを歌った「木とともに人とともに」、生きることによって感じる、人間らしい寂しさや空虚な気持ちを歌った「空」、暗闇の中の瞬く光のような儚い生命の尊さを語る「生きる」。
この曲集も谷川俊太郎さんによる作詞です。生きる喜び、苦しみや悲しみをすべてを背負う人間の営みを表現した、この素晴らしい曲に出会え、このサラマンカホールで演奏できたことを、私たちはとても幸せに思います。
 第4ステージの後には、3年生へ贈る言葉、「高校三年生」、そして最後に「My way」を演奏しました。

My way



 今回ご多忙の中、会場に足を運んでくださった皆様のご理解ご支援をいただいたことで第14回演奏会を開催することができました。昨年退職された田村前校長先生も私たちの演奏会に駆け付けてくださいました。田村前校長先生は退職後も、いろいろな場で私たちを支えてくださったり、演奏を聴きに来てくださり、私たちの大きな励みとなりました。


 今年度を最後に、今まで私たちを熱く指導してくださった、部顧問の中村美代子先生が転任されることとなりました。美代子先生には、19年もの間、岐阜高校音楽部を引っ張って下さいました。19年前の音楽部は、3人からのスタートだったと聞いています。その後、部員を集め、コンクールに出場するようになり、音楽部の礎が築かれました。そして美代子先生とOBの先輩方の不断の努力によって今の音楽部が出来上がりました。今回、美代子先生が転任されることは私たち部員一同、残念で仕方がありません。心苦しく悲しい現実を突き付けられ、これからの活動にも不安を感じますが、新しい顧問の先生とともに、私たちは仲間同士で励まし高めあい、何にでも挑戦する精神と、自分たちで一つの音楽を作り上げていく自主性を大切にして、変わらず「熱く魂を揺さぶる音楽」を求め、全力でひたむきに走り続けていきます。音楽に対して熱い信念を持ち、生徒一人一人を思ってくださった我らが美代子先生、今まで本当にありがとうございました。まだまだ僕たちにはすべきことが多く残っていますが、何よりも仲間とともに音楽をつくる意義、楽しさと喜びを感じながらこれからの音楽を目指していきます。

204,734円

 昨年同様、演奏会の開演前、休憩中、閉演後に東日本大震災に対する募金活動を行わせていただきました。今年も大変多くの方からたくさんの義援金を頂きました。 ここにご報告させて頂きます。
  募金総額は204,734円でした。この義援金は、岐阜新聞社を通して被災地に送らせていただきます。
 皆様の温かいお心に感謝申し上げますとともに、 一日も早く被災地が復興し、元気を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。

 今後とも、岐阜高等学校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。


第64回全日本合唱コンクール中部支部大会



「金賞」受賞


                                                 2011年9月24日




 
9月24日、第64回全日本合唱コンクール中部支部大会・高校部門が、石川県金沢市の「金沢歌劇座」   で行なわれました。                                                     
 私たち岐阜高等学校音楽部は、8人以上32人以下のAグループとして出場し、同じく県大会を勝ち抜い  てきた16団体で練習の成果を競い合いました。                                    


  



 今回私たちが演奏した曲は、課題曲「O quam gloriosum」と、自由曲一曲目はStephen Leek作詞     作曲 「Kondalilla(コンダリラ〜滝の精霊)」と二曲目はGarcia Lorca作詞Eric Whitacre作曲「With a    Lily in Your Hand」です。課題曲では、栄光に満ち溢れた神の王国の輝きと神に付き従う聖人たちの    喜びを、魂を込めて表現しました。最初は鮮明に浮かび上がって来なかった曲のイメージを膨らませ     るために、歌詞を読みこんだり、ルネサンス期の絵画を鑑賞したり、できる最大限の努力をしました。     自由曲1曲目の「Kondalilla」では、演奏するたびに違う音楽ができるチャンスオペレーションに挑戦し、    精霊たちの宿る不思議な森の世界を神秘的な雰囲気を醸し出しながら会場いっぱいに表現し、歌の     持つ可能性を最大限に追求しました。自由曲2曲目の「With a Lily in Your Hand」では新たに調べ      た事実や自分たちで和訳した歌詞をもとに、深い歌詞解釈を進め、人間らしさを表現することで見え      てきた愛や怒り、悲しみなどの感情を、独特のテンポ感や和音の美しさを意識しながら、ときに火の      ように激しく、ときに流れる水のように流動的に引き出しました。それぞれの自由曲がもつ正反対と      いってもよい世界観をいかに表現するか考え、自分たちにしかできないような音楽作りを目指しました。                                                     


 結果は「金賞」の評価をいただきましたが全国大会に出場することはできず、残念な結果となって      しまいました。自由曲1曲目はチャンスオペレーションで、その曲を通して私たち
の、各自の自発的      な音楽を表現することの難しさ、自分たちの音楽づくりの未熟さを痛感しました。それと同時に、アン      サンブルの楽しさ、音楽の素晴らしさ、偉大さを身をもって学びました。だからこそ、全国大会のステ      ージで私たちの音楽を紡ぎ出したいと強く思 っていただけに、大変残念に思います。しかし、私たちがここまで来ることが出来たのは本当に多くの方々のご支援があったからだと思います。昨年度岐
阜高校を定年退職
された田村弘司前校長先生は、退職なさった後も私たちの活動を温かく見守って      くださっています。また、東京電化株式会社の入江伸彦社長様は岐阜高校の卒業生という立場か       ら今年もさまざまな形で私たちを支援して下さいました。岐阜高校音楽部のOBOGの先輩方も、い      つもアドバイスや熱い応援をして下さいました。今回、本当に多くの場で多くの方々が支えてください      ましたが、結果を出すことが出来ず、申し訳なく思っています。ただ、私たちは決してその温かい支      援の気持ち一つ一つを忘れることはありません。本当にありがとうございました。来年は今年以上       に、部のモットーである「熱く魂を揺さぶる音楽」を目指し、私たちは今までよりも一層努力を重ね、      部員一同心をひとつにして新たな音楽づくりをしていきたいと思います。                                     

  




 この大会の前に、私たちは8月5日福島市音楽堂で行われた第35回全国高等学校総合文化祭       合唱部門に岐阜県代表として出場しました。                                            


 


 福島駅に降り立った私たちは大会関係者の方々の温かい笑顔、合唱を愛する福島の高校生の皆さん   の寄せ書きに迎えられました。今回私たちは宿泊場所と大会会場、そして練習会場と、福島市内の移動   にとどまりテレビやインターネットの映像で伝えられてきたような状況が残る、恐ろしい津波の襲った沿岸   部に行くことはありませんでした。しかし、福島の街が復興を目指し、たくましく生きる人々の姿を、交流を   した福島高校の皆さんや、タクシーの運転手さんたちから実際に感じることができました。            

 そして、福島市音楽堂という初のステージで今年の全日本合唱コンクールの自由曲でもある、          「Kondalilla」「With a Lily in Your Hand」を演奏しました。前面タイル張りという、今まで経験したことの    ないホールで神秘的な滝の風景と複雑な人間模様を描いた2曲の対称的な世界を全身全霊で歌い上げ   ました。          
 震災という大きな困難を乗り越えつつある福島の地で歌うことができたこと、全国から集まった高校生    の様々な特色ある演奏に触れられたこと、この大会でしかしえなかった貴重な体験を糧に今後も「熱く    魂を揺さぶる音楽」を紡いでいきます。                                          
 この大会に、岐阜県教育長の松川禮子様が応援に駆けつけてくださり、温かい言葉をかけてください    ました。







  3年生が引退し、11月から12月にかけて、県内の小中学校や病院、そしてNBK(ナベヤバイテック      会社)で演奏させていただく機会をいただきました。コンクールと同じく、訪問演奏は私たちの活動の柱    となっている活動です。そこではただ演奏をするだけではなく、小中学校での合唱指導、病院にいる      方々との直接お話しすることで、交流を深めることも目的として活動しています。               






  平成24年3月23日(金)に「岐阜高等学校音楽部第14回演奏会」を行います。今回は、例年のような  土、日、祝日がとれず、平日開催となります。多くの方が私達の演奏を聴きに来てくださると嬉しいです。   




                      期日 平成24年3月23日(金)

                 会場 県民ふれあい福寿会館サラマンカホール

                           会場 5:30

                           開演 6:00




 今後とも、岐阜高等学校音楽部をよろしくお願いいたします。










岐阜高等学校音楽部第13回演奏会


  

                         2011年3月21日
 2011年3月21日、県民ふれあい会館サラマンカホールにて、岐阜高等学校音楽部第13回演奏会を開催いたしました。当日は朝からあいにくの雨模様でしたが、大変多くの皆様にご来場いただき、開場まで長時間待って下さる方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。また、すべての方の席を確保できず、申し訳ありませんでした。
 
 開演に先立って会場の皆様とともに、演奏会の十日前に発生した東日本大震災で犠牲になられた方に対して黙祷を捧げました。全日本合唱コンクール全国大会が開かれた盛岡市や福島県郡山市、全国高等学校総合文化祭が開かれた山形県には、私たち音楽部もかつて訪れたことがあります。また、今年の全国高等学校総合文化祭の開催地は福島県です。私たちも、岐阜県代表として今年の夏に福島市を訪れる予定になっています。
 サラマンカホールでの私たちの歌声が、震災で亡くなられた方の鎮魂、被災地の復興への祈りとなって、客席の皆様の心に響き、遠く被災地の方へと届くことを願い、この日のステージに臨みました。


  
          (第1ステージから)


 第1ステージでは、「第63回全日本合唱コンクール『金賞』『兵庫県教育長賞』受賞報告演奏」として、全日本合唱コンクール課題曲の「Ne timeas, Maria」(Tomas Luis de Victoria 作曲)と、自由曲の「詞華抄」より「エロースがわたしの心を襲い来て」(鈴木輝昭作曲)を演奏しました。ともに外国語による無伴奏の作品でありながら、全く様式の異なるこの2曲に、私たちはコンクールまでの半年間力を注ぎ、そしてこの演奏会のステージで再び皆様の前で演奏することができました。
 課題曲では、大天使ガブリエルがマリアに受胎告知をするという、衝撃的かつ喜びに満ち溢れた場面をイメージし、教会の美しい響きをめざして歌いました。一方自由曲では、古代ギリシアの女流詩人サッポーの詩による、襲い来るようなめくるめく官能の世界を、不協和音が織り成す独特の美しさで表現しました。
 全国大会後の5ヶ月間に、1,2年生は訪問演奏やアンサンブルコンテストなどに取り組み、技術的にも精神的にも成長しました。それに3年生が加わり、再びこの2曲に取り組んだことで、さらに深みの増した音楽をこの演奏会の場で創り上げることができたように思います。1年間かけて創り上げてきた私たちの音楽の集大成を発表することができました。

 第2ステージでは、混声合唱とピアノのための「くちびるに歌を」(信長貴富作曲)を演奏しました。この曲はドイツ詩人による名詩とその日本語訳で成り立っています。喜びや悲しみを乗り越え、自由に生き続けることへの憧れを描いた「白い雲」、時の移ろいのはかなさを、岸辺の小さな花にたとえた「わすれなぐさ」、「落ちる」という言葉が印象的に数多く登場し、死に向かう私たちの不安な運命を暗示する「秋」。そして、どんなときでも「くちびるに歌を、心に太陽を」持ち、明るく高らかに歩き続けることを歌い上げた終曲「くちびるに歌を」。私たち自身が、そして震災で被災されたすべての皆さんが、くちびるに歌を持ち、心に太陽を持ち、前を向いて歩いていくことを願って歌いました。

          (第3ステージから)

 第3ステージでは「たのしいコーラス」と題しまして、5曲を演奏しました。
 1曲目は、3月9日に発売になったばかりの、山下達郎さんの「愛してるって言えなくたって」を演奏しました。この曲がエンディングテーマだったTBS系列の連続ドラマ「冬のサクラ」は、偶然にも演奏会の前日に2時間の特別枠で最終回を迎えました。愛する人を失うことの悲しみにふれ、人を想うことの大切さをこのたびの震災を通して痛感した私たちは、この曲を通して愛する人を想うことのできる素晴らしさを感じ、それを表現しようと歌いました。
 2曲目は、年老いてゆく父親から子どもたちへの深い愛情が書き綴られた樋口了一さんの「手紙」を、3曲目は、自分をいつも支えてくれた母親、家族への深い感謝と愛を歌った坂本冬美さんの「おかえりがおまもり」を演奏しました。第3ステージの2曲目、3曲目を通して、私たちは親子の深い愛を表現したくこの2曲を演奏しました。
 坂本さんは2月1日放送の、TBS系列「風がはこんできたもの 音楽の原風景」という番組の中で、最初で最後の演奏になるかもしれない「おかえりがおまもり」を歌われ、この曲は現在のところCD発売の予定はありません。今回の震災では、帰るべき家、そして家族を失った方が数多くいっしゃると聞きました。そのような状況の中、いつも私たちを温かく迎えてくれる家族がいること、その家族のおかげでこうしてステージに立ち歌うことができる幸せに感謝し、この2曲を演奏しました。
 4曲目は、かつてと異なる今の現実を嘆いていてはいけない、明日は今日よりすばらしい日になるという、桑田佳祐さんのメッセージが込められた、2月23日発売の「月光の聖者達(ミスタームーンライト)」、そして5曲目は、どんな逆境にも負けず、力強く生きてゆく決心を歌った中島みゆきさんの「ファイト!」を演奏しました。この「ファイト!」は毎年演奏していますが、今年の演奏会では、被災地の方が、くじけることなく、今日よりすばらしい明日へと歩み出されることを願う私たちの心が、被災された方々へ届くよう祈りながら歌いました。


  
         (第4ステージから)

 第4ステージでは、信長貴富作曲・混声合唱とピアノのための「新しい歌」(2台ピアノ版)を演奏しました。私たちはこの曲を、昨年の演奏会でも演奏しました。歌は、私たちの心に訴えかけ、胸を熱くします。2台ピアノに、OB・OGも加わったステージで、人と人とを結びつける、「うた」の力をより強く響かせることができるように歌いました。

 第4ステージの後には、全員で「岐阜県民の歌」を歌いました。今回の演奏会では、会場の皆様が大きな声で私たちと一緒に歌ってくださいました。 2005年9月、私たちは岐阜県民の歌を収録させていただく機会を得ることができました。それをきっかけに演奏会や小・中学校、病院など様々な場でこの歌を演奏させて頂いています。また、演奏会後のアンケートでは若い方を中心にこの曲をご存じでない方が多くいらっしゃることがわかりました。私たちの故郷である岐阜の自然や文化などの良さがたくさん歌われているこの曲を、これからも歌いつづけ、さらに広めていきたいと思います。

 演奏会の最後に、この3月でご退官になる田村弘司校長先生、そして最後までお聞きくださった会場の皆様への感謝の気持ちをこめて、いきものがかりの「ありがとう」を演奏しました。この5年間、私たち音楽部を様々な面から支えてくださった田村校長先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 田村校長先生、本当にありがとうございました。


  
         (ありがとう)


 今回ご多忙の中、会場に足を運んでくださった皆様のご理解ご支援をいただいたことで第13回演奏会を開くことができました。現役部員の力だけでは出来なかったことがたくさんありましたが、多くの方々からご協力を頂き、無事に開催することができました。ありがとうございました。

 また、先日ご報告した通り、演奏会の開演前、休憩中、閉演後に行った東日本大震災に対する募金活動では、大変多くの方からたくさんの義援金を頂きました。お預かりした義援金445,219円は、日本赤十字社岐阜県支部にお届けしました。皆さま方のご協力に、改めて感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

 平成23年度を迎え、今年度も様々なコンクールや演奏会があります。これからも、謙虚にひたむきに、そして被災地の一日も早い復興を願って、「熱く魂を揺さぶる音楽」を追求していきたいと思います。

 今後とも、岐阜高等学校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。  





 昨日は、岐阜高等学校音楽部第13回演奏会にご来場いただきまして、まことにありがとうございました。
 その際、開演の前、休憩中、閉演後に東日本大震災に対する義援金募金活動を行いました。大変多くの皆様のご協力のもと、たくさんの義援金をいただくことができました。ここにご報告させて頂きます。
 集まった募金総額は445,219円でした。今回集められた義援金は、日本赤十字社岐阜県支部を通して被災地に送らせていただきます。ご協力ありがとうございました。
 皆様の温かいお心に感謝申し上げます。
 このたびの震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、一日も早く被災地が復興されますことを切に願っております。
 ありがとうございました。





第63回全日本合唱コンクール全国大会

2010年10月30日




 第63回全日本合唱コンクール全国大会・高校部門が、兵庫県西宮市の「兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール」で行なわれました。

 私たち岐阜高等学校音楽部は、8人以上32人以下のAグループとして出場し、同じく県・支部大会を勝ち抜いてきた16団体で練習の成果を競い合いました。その結果、出場11回目で、通算9回目となる「金賞」と、特別賞の「兵庫県教育長賞」を頂くことができました。

 今回私たちが演奏した曲は、課題曲「Ne timeas,Maria」と、鈴木輝昭作曲の自由曲、「詩華抄」より「エロースがわたしの心を襲い来て」です。課題曲では、大天使ガブリエルがマリアに受胎告知をするという、衝撃的であり、また喜びに満ち溢れた場面を表現しました。その表現を深めるために、皆でラテン語の歌詞を読み込んだり、この曲が作られた時代に描かれた受胎告知の絵画を鑑賞したりして、部員一人一人がイメージを深め、その神秘を最大限に表現することができました。自由曲は、古代ギリシアの女流詩人、サッポーによるエロースを詠んだ詩を、不協和音が織り成す独特な美しさで演奏し、その襲い掛かるようなめくるめく官能の世界を表現することができました。ともに外国語による無伴奏の作品でしたが、全く様式が異なり、また全く異なる人間性を表現しているこの2曲を通して、私たちは人知を超える宇宙のような壮大な世界観を仲間とアンサンブルで表現する難しさ、そしてその楽しさをこのコンクールで学ぶことができたと思います。

 今回私たちが「金賞」「兵庫県教育長賞」という素晴らしい評価を頂くことができたのも、多くの方のご支援があったからだと思います。田村弘司校長先生は、日頃から私たちの活動を温かく見守ってくださっています。さらに、大変お忙しい中、中部支部大会、全国大会ともに会場に駆けつけ応援して下さいました。また、岐阜高校の卒業生ということで、東京電化株式会社の入江伸彦社長様は今年もさまざまな形で私たちを支援して下さいました。音楽部のOB・OGの先輩方も、いつもアドバイスや熱い応援をして下さり、全国大会では保護者の方も合わせると、過去のどの大会よりも多くの方が、私たちの応援に来てくださいました。また、岐阜での練習やコンクールの直前の練習では、地域の皆様をはじめとし、練習会場を提供してくださった方々のご支援もありました。今大会を通してご支援して頂いた方を書き出せばきりが無く、言い表すことのできないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 今年8月、待望の新音楽室が完成しました。まるで小ホールを思わせるような、広く音響のよい音楽室に加え、準備室や2部屋のレッスン室まであり、部員一同感激しております。素晴らしい練習環境のもと、先輩方の築いてきた伝統を受け継ぎ、音楽部の歴史に新たな1ページを刻んでいきます。今までよりさらに充実した毎日を、この音楽室と共に過ごしていく決意です。

      
      音楽室(入り口から) 音楽室(ステージから)


  レッスン室1     レッスン室2     音楽準備室

 これからも私たちは、より多くの皆様にさらに感動的な音楽をお届けできるように、さらなる向上心をもって活動し、練習に励んでいきたいと思っております。また、11月、12月にある訪問演奏などの演奏活動、そして3月の演奏会に向けての活動に積極的に取り組み、「熱く魂をゆさぶる音楽」を届けていきたいと思っております。

 お知らせとなりますが、平成22年12月27日午後6時15分から放送のぎふチャンの情報番組、「ぎふチャン 情報FRESH!」の中で、岐阜高校音楽部の特集コーナーが約5分間放送されます。ぜひご覧ください。

 また、平成23年3月21日(祝・月)に「岐阜高等学校音楽部第13回演奏会」を行います。会場は「県民ふれあい会館 サラマンカホール」、 13:30開場、14:00開演で入場無料です。多くの方が聞きに来てくださるとうれしいです。

 今後とも、岐阜高等学校音楽部をよろしくお願いいたします。






岐阜高校音楽部第12回演奏会


                             2010年3月22日

                            


2010年3月22日、県民ふれあい会館サラマンカホールにて、岐阜高等学校音楽部
第12回演奏会を開催いたしました。当日はお天気にも恵まれて、たくさんの方が会場へ
足を運んでくださいました。本当にありがとうございました。また、全ての方のお席をご
用意することができず、せっかく来ていただいた方の中にも、会場で聴くことができず帰
ってしまわれた方もいらっしゃったと聞きました。本当に申し訳ございませんでした。

 

第1ステージでは、「第62回全日本合唱コンクール全国大会『銅賞』受賞報告演奏」
として、全日本合唱コンクール課題曲の『Dolcissima mia vita』(Carlo Gesualdo作 
曲)と自由曲の『Credo』(Frank Martin作曲) を、そして「第76回NHK全国学校音楽コ
ンクール全国コンクール『優良賞』受賞報告演奏」として、NHK学校音楽コンクール課題
曲の『あの空へ〜青のジャンプ〜』(石田衣良作詞、大島ミチル作曲)と自由曲の『ずい
ずいずっころばし』(野平一郎編曲)を演奏しました。2つのコンクールの報告演奏をす
るのは12回の演奏会の中で、今回が初めてでした。それぞれ時代も背景も生まれた国も
違う、この4曲に、私たちは半年間力を注いできました。              

全日本コンクールの課題曲では、愛するが故に味わう苦悩を歌い、自由曲では畏敬の念
を抱く神への熱い信仰告白を歌いました。                     

生き生きとした曲調のNHKコンクール課題曲では、まさに未来に向かってjumpしようと
する、今の私たちを歌い、自由曲では、昔ながらのわらべ歌を野平先生の編曲で、ストー
リーを持たせ、おもしろく遊ぶように歌いました。                   

2つのコンクールで全国のステージを終えてから5ヶ月間、1、2年生は訪問演奏やア
ンサンブルコンテストなどに取り組み、技術的にも精神的にも成長しました。それに3年
生が加わり、再びこの曲たちと向き合った時、より私たちの心と共鳴する部分がありまし
た。そんな熟成した私たちの音楽をこの演奏会の場で発表することができました。       

 

第2ステージでは、信長貴富作曲混声合唱とピアノのための『新しい歌』を演奏しまし
た。生活が便利になり、たくさんの音に囲まれている現代、人と人との関係は希薄になっ
てきます。そんな中でも私たちの心に訴えかけ、胸を熱くしてくれるものが“歌”である
と思います。この曲からあふれ出してくる「歌って!」というメッセージを届けるために
まず私たちが生き生きと歌えるよう、さまざまな工夫をしました。          

岐阜高等学校音楽部演奏会も第12回を迎えることができましたが、毎日音楽に囲まれ
ている私たちだからこそ、“歌”のもつエネルギー、躍動感、輝きをいつも感じていたい
と改めて感じました。“歌”とともに多くの人と出会い、多くの経験を重ね、豊かな人を
目指すそんな私たちでありたいと思います。                    

 

第3ステージでは「たのしいコーラス」と題しまして、老若男女問わず心に残る音楽を
お届けできるよう、5曲を演奏しました。岐阜高校音楽部の「たのしいコーラス」では、
ただ“笑い”という意味だけの楽しさではなく、聴き終わったときにほっと心が暖かくなるような、前を向いて歩き出す元気が湧いてくるような、そんな音楽を目指しています。
それはすなわち、私たちのモットーである「熱く魂を揺さぶる音楽」でもあります。      

1曲目は小さな子どもから大人まで誰もが知っている『それゆけ!アンパンマン』を合
唱劇で、2曲目は我が子のすこやかな成長を願う親の大きな愛を描いた、松山千春さんの
『生命』、3曲目は、ビリー・バンバンや坂本冬美さんが歌ったCMソングで一躍有名となり、着うたNo.1にもなった『また君に恋してる』、4曲目は亡き親を想い、その背中を追いながらまっすぐ歩いていこうという気持ちが込められた、福山雅治さんの『道標』、そ
して5曲目にはどんなことにも負けずに強く生きていく決意を歌った、中島みゆきさんの
『ファイト!』を演奏しました。

 

第4ステージではOBOGの先輩を含めての合唱です。三善晃作曲『交聲詩 海』を演奏しました。この曲は3部に分かれていますが、繋がっています。暗い宇宙に、美しく浮いて
いる青い地球。海は地球の色であり、海を歌うということは地球を歌うこと、そして生命
を歌うことです。全ての始まりの前に在った海、終わってからもまた始まりを生む海の壮
大さ、生命の輝きを私達の歌声から感じて頂けたら…と思い演奏させて頂きました。この
ような素晴らしい曲に出会い、演奏できたことを大変幸せに思います。        

 

第5ステージでは『岐阜県民の歌』を歌いました。2005年9月、私たちは岐阜県民
の歌を収録させていただく機会を得ることができました。そのことをきっかけに演奏会や
小中学校、病院など様々な場でこの歌を演奏させて頂きました。私たちの故郷である岐阜
の自然や文化などのよさがたくさん歌われているこの曲を、これからも歌いつづけ広めて
いきたいと思います。

 

今回、第12回演奏会を開くことができたのはご多忙の中会場に足を運んでくださった
皆様のご理解、ご支援の賜物です。また、現役部員の力だけではできないことがたくさん
ありました。しかし、困った時には、本当に多くの方が手を差し伸べてくださり、そんな
温かい方々からのご協力があったからこそ、無事に開催することができました。本当にあ
りがとうございました。

演奏会を終え、平成22年度を迎えるに当たり、私たちに足りないものは何か、部員み んなで話し合いました。自分の思いを言葉にする力、相手の求めることに素早く対応する 力、相手の思いを汲み取る力、それが今の私たちに足りないものです。そしてその力をつ けていくことが、互いを心の底から“信じる”ことにつながり、よりよい音楽をつくりあ げる原動力になると思います。音楽という生きているものと向き合っていく私たちだから こそ、ひとりひとりが心を開き、信じ合うことを何よりも大切にしていきたいと思います。今年度もさまざまな活動がありますが、どのような場所でもどのような時でも感謝の気持 ちを忘れず、すべての出会いを大切にし、謙虚にひたむきに「魂を揺さぶる音楽」を追求 していきたいと思います。

 今後とも、岐阜高等学校音楽部を、どうぞよろしくお願いいたします。        




第62回全日本合唱コンクール全国大会

       2009年10月24日



                           金沢歌劇座にて


第76回NHK全国学校音楽コンクール全国大会

       

          
                                                                                                                 2009年10月12日      

NHKホールにて


10月12日東京都渋谷区の「NHKホール」にて第76回NHK全国学校音楽コンクール全国コンク
ール・高等学校の部が、10月24日石川県金沢市の「金沢歌劇座」にて第62回全日本合唱コンクー
ル全国大会・高等学校部門がそれぞれ行われました。

私たち岐阜高等学校音楽部は、NHKコンクールでは東海北陸ブロック代表として、全日本合唱コ
ンクールでは中部支部代表として出場し、県・ブロックおよび支部大会を勝ち抜いてきた団体で練習
の成果を競い合いました。

NHKコンクールで私たちが演奏した曲は、課題曲「あの空へ 〜青のジャンプ〜」と、自由曲「ずい
ずいずっころばし」です。課題曲では、挫折や失敗を経験しながらも、自分の夢に向かって進んでいく
力を詞から受け取り、今まさに夢への途上である私たち自身をステージ上で表現しました。対して自
由曲は、おなじみのわらべうた「ずいずいずっころばし」を元として編曲された作品で、一人一人がず
いずいずっころばしで遊んだ子供のころの気持ちに戻って演奏することはもちろん、このわらべうた
の作られた背景、歌詞の意味なども調べ、全身で表現しながら演奏しました。

NHKコンクールは、平成10年以来実に10年ぶりとなる全国大会出場でした。昨年までの10年間、
全国大会を目指して挑戦し東海北陸ブロック大会で涙を呑んできましたが、今年9月に行われた東海
北陸ブロック大会では、金賞を獲得。念願の全国大会への切符を手に入れることができ、部員一同
嬉しさで一杯でした。それからの私たちは「挑戦者の気持ち」を常に胸にとどめ、より一層練習に励ん
できました。しかし、全国大会では「優良賞」という結果に終わり、自分たちに足りない部分があるこ
とを感じています。平成10年以来、諦めず挑戦し続けた先輩方の思いが今年の私たちの全国大会出
場へと繋がったのだ、ということを決して忘れず、私たちも諦めることなく、全国大会で聴いて下さる方
一人一人の心に響く最高の演奏をすることを目指し、挑戦し続けたいと思います。

全日本合唱コンクールで私たちがコンクールで演奏した曲は、課題曲「Dolcissima mia vita」と自
由曲Frank Martin作曲「Messe」より“CREDO”です。課題曲では、愛しい愛しい恋人への狂おしい
までの気持ちと、彼女が振り向いてくれない苦しみを表現しようと、曲中での音楽形式の変化や心情
の変化を考えました。また、「vita」すなわち「いのち」というものと向き合い、歌にいのちを吹き込むた
めに、何度も歌詞を読み最大限に熱く表現しました。対して自由曲では、全能の父である神への喜び
にあふれた信仰告白を表現するため、曲中の各場面を描いた絵画を見たり、各場面の音楽表現を
皆でアイデアを出し合ったりして、部員一人一人がイメージを深めました。

結果は「銅賞」と、満足いくものにはなりませんでしたが、この大会を通して多くのことに気付かさ
れ、また多くのことを学びました。仲間とつくる「コンセンサス」の楽しさ、そのために必要な仲間との
信頼関係。これこそが、今の私たちに足りないものなのだと思います。歌の持つ力を最大限に引き
出して歌に「いのち」を吹き込み、来年こそは聞いて下さる方の魂に届くような最高の音楽を創りあ
げたいと思います。

今回私たちが全国大会出場を果たすことができたのも、多くの方のご支援があったからだと思い
ます。お忙しい中、東京にも金沢にも応援しに来てくださった田村弘司校長先生。岐阜高校の卒業
生ということで日頃から私たちを様々な形で支援してくださる、東京電化株式会社の入江伸彦社長
様。また、岐阜での練習会場を提供してくださった方々、東京や金沢での直前練習の際、練習会場
を提供してくださった方々。そして、音楽部のOB・OGの先輩方も、いつも有益なアドバイスと熱い声
援をくださり、会場まで応援しに来てくださった方も多くいらっしゃいました。今大会では、とりわけ岐
阜高校あるいは岐阜出身の皆様の多くのご支援を頂きました。書き出せばきりが無いほどで、感謝
の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

お知らせとなりますが、平成22年3月22日(祝月)に「岐阜高等学校音楽部第12回演奏会」を行い
ます。会場は「県民ふれあい会館 サラマンカホール」、開場13:30、開演14:00で入場無料です。多
くの方が私達の演奏を聴きに来て頂けると嬉しいです。

この大会で得た貴重な経験を生かし、より一層練習に励み、「熱く魂を揺さぶる音楽」を目指して
いきます。

今後とも、岐阜高校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。

岐阜高等学校音楽部第11回演奏会

2009年3月22日




 2009年3月22日、県民ふれあい会館サラマンカホールにて、岐阜高等学校音楽部第11回演奏会を開催いたしました。
 当日は雨の中本当に大変多くの方がホールに足を運んでくださり、長時間開場を待ってくださった方もいらっしゃいました。
 本当にありがとうございました。また、全ての方の席を確保できず、申し訳ございませんでした。

 第1ステージでは「第61回全日本合唱コンクール全国大会『金賞』『香川県知事賞』受賞報告演奏」として、 全日本合唱コンクール課題曲の『Cibavit eos』(バード作曲)と 自由曲の『廃墟より 第一章:絶え間なく流れてゆく』(信長貴富作曲) を演奏しました。 私たちは時代もスタイルも様式も異なったこの2曲に、コンクールに向けて半年間力を注いできました。
 課題曲では麦や蜜で人々を養ってくださった主への感謝の念をこめ、教会の美しい響きをめざして歌いました。 そして原爆の惨さを歌った自由曲では、戦争、原爆投下を二度と繰り返してはならないというメッセージが伝わるように歌いました。
 全国大会後の5ヶ月間に、1,2年生は訪問演奏やアンサンブルコンテストなどに取り組み、技術的にも精神的にも成長しました。 それに3年生が加わり、再びこの2曲に取り組んだことで音楽が更に深みを増したのではないかと思います。 この演奏会の場で、1年間、時間をかけて創り上げてきた私たちの音楽の集大成を発表することができました。

 第2ステージでは松下耕作曲混声合唱組曲『信じる』を演奏しました。 日々地球という星で支えあいながら共存している私たちですが、時には疑うこともあります。 しかし、毎日新しい朝を迎えよみがえる地球のエネルギーにふれる時、 「信じたい」「信じよう」という気持ちが自然とわきあがってきます。 「信じることは生きるみなもと」なのです。「信じる」ことで強く生きていきたい。 明日を信じるわたしたちの想いが伝わるように歌いました。
  岐阜高等学校音楽部演奏会も第11回を迎えることができましたが、 私たちはこれからも仲間を信じ、共に一歩一歩進んでいこう、という決意を新たにしました。

 私たちは常日頃から「熱く魂をゆさぶる音楽」をモットーに活動しています。 第3ステージはまさにこれです。ただ楽しんで笑っていただくだけではなく、年齢を問わず心に響く音楽がお届けできますよう、プログラムを編成しました。
 1曲目は合唱劇『天才バカボン』。くすっと笑える中にも、家族の温かさが表現できるようにストーリーを工夫しました。 2曲目は一つのことをやり遂げることの大切さ、人を愛し許す心の大切さ、そしてそんな行動や心が人から人へと受け継がれていく様子を描いた、 さだまさしさんの『歩き続ける男 〜旅人の登場〜』、3曲目は愛する人への溢れんばかりの恋心を歌った森山良子さんの『あなたが好きで』、 4曲目は年老いた親から愛する子供達へのメッセージが書き留められた、樋口了一さんの『手紙』、 5,6曲目は中島みゆきさんの、命の尊さと生まれたことへの喜び、そして感謝を歌った『誕生』、 皆さんと自分たちへの応援歌として、何があっても決してくじけることなく、強く生きていく決意を歌った『ファイト!』を演奏しました。

 第4ステージは馬子唄を源流としたシアターピースである、柴田南雄作曲『追分節考』をOBOGを含めて演奏しました。 男声は信州や上州の民謡である追分節を歌い、女声は自然の営みを思わせる完全四度を核とした和音を歌います。 また、これらの旋律に対して民謡を野卑なりと断じた「俗楽旋律考」の一部朗読、さらにこの朗読に反抗する奇声のプロテストも登場します。 険しい山々を越えて旅する馬子たち、そして彼らを迎える飯盛り女たちのそれぞれの思いや、浅間山の風景が伝わるように歌いました。

 第5ステージでは『岐阜県民の歌』を歌いました。 2005年9月、私たちは岐阜県民の歌を収録させていただく機会を得ることができました。 それをきっかけに演奏会や小中学校、病院など様々な場でこの歌を演奏させて頂きました。 私たちの故郷である岐阜の自然や文化などの良さがたくさん歌われているこの曲を、これからも歌いつづけ広めていきたいと思います。

 今回、ご多忙の中、会場に足を運んでくださった皆様のご理解、ご支援をいただいたことで第11回演奏会を開くことができました。 私たちだけでは出来なかったことがたくさんありましたが、多くの方々からご協力を頂き、無事に開催することができました。 本当にありがとうございました。

 また、市原義弘様より贈り物を頂いたにも関わらず、 こちらの不手際で連絡先がわからずお礼を申し上げることができませんでした。 申し訳ありませんでした。この場をお借りして、お礼申し上げます。

 演奏会が無事終了した後、特別教室棟完成に伴い、理科棟にあった音楽室も引っ越しすることになりました。 新音楽室は来年の8月に完成予定ですが、それまでの間3階にあります多目的ホールで活動をします。 仮住まいとはいえ大変響きの良い、素晴らしい環境で練習できることを大変幸せに思います。 旧音楽室で過ごした日々以上に充実した毎日を、この多目的ホールに刻んでいけたらと思います。


 今年度も様々なコンクールや演奏会がありますが、常に感謝の気持ちを忘れず、 謙虚にひたむきに「魂を揺さぶる音楽」を追求していきたいと思います。

 今後とも、岐阜高等学校音楽部を、どうぞよろしくお願いいたします。






第61回全日本合唱コンクール全国大会

2008年10月25日




 香川県高松市の「アルファあなぶきホール」にて、 第61回全日本合唱コンクール全国大会・高等学校部門が行われました。

 私たち岐阜高等学校音楽部は、8人以上32人以下のAグループとして出場し、 県・支部大会を勝ち抜いてきた15団体で練習の成果を競い合いました。 その結果、6大会連続となる「金賞」と、特別賞として、「香川県知事賞」を頂くことができました。

 私たちがコンクールで演奏した曲は、課題曲「Cibavit eos」と自由曲「絶え間なく流れてゆく」です。 課題曲では、自然の豊かな恵みを受けて生きる人々の、喜びにあふれた神への祈りを表現するために、 部員それぞれがより一層イメージを深めようと、イエスを描いた絵画を見、 その当時について書かれた本などを読み、ラテン語の歌詞解釈を重ね、 そこで深めたこの曲への想いを最大限に込めて演奏しました。対して自由曲は、 広島の戦場を描いた痛切な原民喜の詩と、人々の心の叫びが湧き起こってくる音楽で、 聴く人の心を大きく震わせる力を持っています。極限状態に達したときに絶望が最後の祈りに転じる瞬間を表現し、 無念にも亡くなられた人々の冥福を祈りたいと思い、原民喜のいろいろな作品を読み深め、 広島・長崎での原爆について様々な本や写真集を見ました。この曲を通して感じとった、 戦後を生きる私たちが忘れてはならない大切なことを伝えるべく、全身全霊で演奏しました。

 今回私たちが「金賞」「香川県知事賞」という素晴らしい評価を頂けたのも、 多くの方のご支援があったからだと思います。田村弘司校長先生は、 日頃から私たちの活動を温かく見守ってくださり、本当にお忙しい中遠い香川まで駆けつけ応援してくださいました。 東京電化株式会社の入江伸彦社長様は、岐高の卒業生ということで、毎年全国大会の会場まで駆けつけて応援してくださいます。 音楽部のOB・OGの先輩方からも、いつも有益なアドバイスと熱い声援をいただき、 多くの先輩方が会場まで応援しに来て下さいました。また、岐阜での練習や香川での直前練習の際、 練習会場を提供していただいたこともありました。岐阜に帰ってきてすぐには、 岐阜県知事古田肇様から立派な祝電をいただきました。ご支援していただいた方々を書き出せばきりが無く、 感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 これからも私たちは、常に現状に満足せず謙虚に受け止め、向上心を持って、 より多くの人により感動を与える音楽を創るため、練習に励んでいきたいと思います。 また、演奏会や訪問演奏も積極的に行い、皆様に「熱く魂を揺さぶる音楽」お届けすることが出来たら嬉しいです。

 お知らせとなりますが、平成21年3月22日(日)に第11回演奏会を行います。 会場は「県民ふれあい会館 サラマンカホール」、開場13:30、開演14:00で入場無料です。 少しでも多くの方が私達の演奏を聴きに来ていただけたら嬉しいです。

 今後とも、岐阜高校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。






岐阜高等学校音楽部Concert

2008年6月


 昨年12月のクリスマスコンサートに引き続き、今回もNBK関工園内の 岐阜現代美術館のホール(NBKコンサートホール)での演奏の機会を頂くことができました。 半年前、私たちのつたない演奏でありながらもおごそかな雰囲気の中で、 演奏会を行うことが出来たNBKコンサートホールは、私たちのあこがれの場所だったので、 再び演奏させていただくことになったときは、皆でとびあがって喜びました。 今年初めての1年生を交えた大きな舞台ということで不安も多くありましたが 「生きる・愛」をテーマとし、限られた時間の中でこの演奏会に向けて練習してきました。

 第1部ではまず始めに山とその麓に生きる人々、峠を越える人々のドラマを描いた 「追分節考」を演奏しました。この曲は指揮者の即興的な構成によって音楽が進んでいくもので、シアターピースで演奏します。 リハーサルの際に、金田社長様が気さくに声をかけてくださり、 「この曲の始めは男声がキャットウォークから歌ったらいいんじゃない?」とアドバイスをくださいました。 本番では男声の歌声が遠くから聞こえてくるような不思議な響きをはじめて経験することができ、 とても刺激を受けました。改めて響きの中に身をおく喜びを感じることが出来ました。 続いて栃木県八木地方、およびそれに隣接する群馬県太田地方、さらに埼玉県北部の県境で歌われている 盆踊歌をもとにした男声合唱による「八木節」、 そして声をあわせて歌うという意味を持つ"くいちゃ"という宮古諸島の伝統舞踊をもとに 狩俣村の素晴らしさを歌った「狩俣ぬくいちゃ」を歌いました。
 第2部では「空飛ぶうさぎ」を歌いました。この曲集の1つ1つの詩は私たちに 前向きに生きることを教えてくれます。 この曲集と出会って、私たちが感じたこと考えたことを皆様に伝えたい、という思いで 歌わせていただきました。
 第3部では、まず始めにもともとは河島英五が加藤登紀子に書き下ろした楽曲であり、 河島英五の代表曲のひとつである「生きてりゃいいさ」、続いて美空ひばりの最後のシングル作品 「川の流れのように」、大橋純子が歌い、レコード大賞・編曲賞に輝いた「愛は時を越えて」、 そして最後に国際医療ボランティアに青春を捧げた一青年医師の実話をもとにした、さだまさしの歌 「風に立つライオン」を歌いました。

 今回の演奏会のテーマ「生きる・愛」はとても奥が深いものであると思います。 まだ人生のほんの少ししか経験していない私たちの未熟な演奏でしたが、 たくさんの方が温かい拍手で見守ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。 また、NBK関係者の皆様が温かく私たちを迎えてくださり、とても嬉しかったです。 岡本会長様が私たちのために飲み物を用意してくださるなど、皆様の優しさ、 温かさにふれることが出来たのがとても印象的でした。
 演奏会の最後には、私たちが大切にしている曲「すてきな友達」を歌わせていただきました。 私たちはこれからもこの歌と、大切な仲間と、一歩一歩進んでいきたいと思います。 演奏を聴いてくださった皆様、どうもありがとうございました。

 今後とも私たち岐阜高等学校音楽部をどうぞ宜しくお願いします。

          

岐阜高等学校音楽部第10回演奏会

2008年3月23日





 2008年3月23日、県民ふれあい会館サラマンカホールにて、岐阜高等学校音楽部第10 回演奏会を開催いたしました。
 当日は本当に大変多くの方がホールに足を運んでくださり、長時間開場を待ってくださった方もいらっしゃいました。
 本当にありがとうございました。また、全ての方の席を確保できず、申し訳ございませんでした。

 第1ステージでは「第60回全日本合唱コンクール全国大会『金賞』『文部科学大臣賞』受賞報告演奏」として、 全日本合唱コンクール課題曲の『Valde honorandus est』(パレストリーナ作曲)と自由曲の『NONSENSE』(ペトラッシ作曲)を演奏しました。 私たちは、時代もスタイルも様式も異なったイタリア生まれのこの2曲に、コンクールに向けて半年間力を注いできました。
 課題曲ではイエスの愛弟子である聖ヨハネへの敬愛の念をこめ、教会の美しい響きをめざして歌いました。 そしてユーモアと風刺の交錯する自由曲では、それぞれが全く違った表情を持つ5つの物語に動作の振りをつけて演じるように歌いました。
 全国大会後の5ヶ月間に、1,2年生は訪問演奏やアンサンブルコンテストなどに取り組み、技術的にも精神的にも成長しました。 それに3年生が加わり、再びこの2曲に取り組んだことで音楽が更に深みを増したのではないかと思います。 この演奏会の場で、1年間、時間をかけて創り上げてきた私たちの音楽の集大成を発表することができました。

 第2ステージでは信長貴富作曲混声合唱組曲『初心のうた』を演奏しました。 社会が著しく発展し、多くの情報が私たちを取り巻いている今、周囲に流されずに正しい考えを貫くことは大変難しくなっています。 だからこそ、私たちは自分がすべきことを強い意志で実行していかなければなりません。 鋭い社会批判が込められた木島始さんの詩からは自分の、日本の、世界の「いま」を見つめ直し、新しい道を切り開こうという強い意志が感じられます。 生徒による指揮・伴奏のもと、私たちなりにこの詩について感じ考えたことを歌で表現したい、という思いで歌いました。
 岐阜高等学校音楽部演奏会も第10回を迎えることができましたが、困難な船出を経験されたOBOGの先輩方から集団で1つのことに向かう姿勢そして奢ることなく謙虚に音楽と向き合う姿勢の大切さを学びました。 私たちはこれからも「初心」を忘れず、ひたむきな努力を重ねて、一歩一歩進んでいこう、という決意を新たにしました。

 第3ステージでは「楽しいコーラス」と題しまして6曲を演奏しました。 岐高音楽部の「たのしいコーラス」の「たのしい」とは単純に「笑い」という意味ではありません。 世代を越えて愛される歌を演奏することで心を震わせ、魂を揺さぶり、いつまでも会場の皆様の心に残したい。 そんな願いをこめて私たちは「たのしいコーラス」を第3ステージで演奏しています。 1曲目は『ドラえもん』の合唱劇。2曲目はさだまさしさんの『恋愛症候群』、 3曲目は小田和正さんの『あなたを見つめて』、4曲目は大橋純子さんの『愛は時を越えて』、 5曲目は加藤登紀子さんの『生きてりゃいいさ』、6曲目は中島みゆきさんの『ファイト!』を演奏しました。 「愛する」そして「生きる」ということをさまざまな視点から歌いました。

 第4ステージではOBOGの先輩と先生を含め、総勢106名での合唱です。 三善晃作曲『唱歌の四季』を演奏しました。 この曲は、朧月夜、茶摘、紅葉、雪、夕焼け小焼けのおなじみの季節をテーマとした5曲からなる組曲です。 日本特有の色彩豊かな四季からは多くの旋律が紡ぎだされ、長い年月を経て人々の間で親しまれてきました。 それは土地や風土が人々の心と生活に密着している証だと思います。 心の故郷を感じさせるこれらの歌を通し、私たちは自分が日本人である喜びを改めて感じました。 これからも歌い継いでいきたいです。

 第5ステージでは『岐阜県民の歌』を歌いました。 2005年9月、私たちは岐阜県民の歌を収録させていただく機会を得ることができました。 そのことをきっかけに演奏会や小中学校、病院など様々な場でこの歌を演奏させて頂きました。 私たちの故郷である岐阜の自然や文化などのよさがたくさん歌われているこの曲を、これからも歌いつづけ広めていきたいと思います。

 今回、第10回演奏会を開くことができたのはご多忙の中会場に足を運んでくださった皆様のご理解、ご支援の賜物です。 また、現役部員の力だけでは出来なかったことが多々ありました。 しかし、多くの方々からご協力を頂き、無事に開催することができました。本当にありがとうございました。

 平成20年度を迎え、今年度も様々なコンクールや演奏会があります。 どのような場所でもどのような時でも感謝の気持ちを忘れずに、謙虚にひたむきに「魂を揺さぶる音楽」を追求していきたいと思います。

 今後も、岐阜高等学校音楽部を、どうぞよろしくお願いいたします。




第10回岐阜高等学校音楽部演奏会のおしらせ!

プログラム

  1. 第60回全日本合唱コンクール全国大会『金賞』『文部科学大臣賞』 受賞報告演奏
    1. 課題曲 「Valde honorandus est」
    2. 自由曲 「Nonsense T,U,V,W,X」
  2. 「唱歌の四季」
  3. 「楽しいコーラス」
  4. 「初心のうた」

実行委員長より

困難からの船出だった演奏会も今年でとうとう10回目を迎えられることとなりました。 ここまでやってくることができたのも私たちを支えてくださった多くの方々のおかげです。 今年は今一度初心に立ち返って、私たちの音楽を見つめ直していきたいと思います。 岐阜高校音楽部はいつも『熱く魂を揺さぶる音楽』を目指しています。 演奏会を通して少しでも多くの方に私たちの熱い思いを届け、感動を共有したいと思います。 私たちの音楽の集大成を是非見に来てください!!




岐阜高等学校音楽部Christmas Concert

2007年12月


昨年はNBK(ナベヤバイテック会社)主催のChristmas ConcertでNBK関工園内の岐阜現代美術館のホールにて演奏をすることができました。 プロの方々が演奏会を行うような素敵なホールで歌えたことを大変光栄に思います。

10月末に3年生が引退してからまもなく、1,2年生だけで演奏するのには大きな不安がありましたが、せっかくいただいた素晴らしいチャンスだから最高の合唱をしよう!という思いで練習に取り組みました。 今回取り組んだ「O magnum mysterium」はとても難しい曲でしたが、本当に美しく神秘的な曲ですぐに皆が大好きになりました。 部員それぞれがキリストの誕生を祝福する人々の喜びなどといった気持ちを考え、心をこめて歌いました。 2部では私たちの目指している「熱く魂を揺さぶる音楽」をみなさまに聴いていただけたら、という思いで歌いました。 今年何度も歌った「千の風になって」や「愛燦々」そして最後には「あなたが好きで」、「すてきな友達」も演奏することができ本当にうれしかったです。

  今回は素晴らしいホールで素晴らしいピアノと一緒に歌うことができ、私たちの最高の宝物になりました。 まだまだ未熟な演奏でしたが、たくさんの温かい拍手をいただくことができ本当に幸せです。 演奏を聴いてくださったみなさま、どうもありがとうございました。




平成19年度 小中学校/病院訪問

2007年11月〜12月


全日本合唱コンクール全国大会を終え、三年生が引退してからは、訪問演奏のための活動が始まりました。 多くの演奏依頼をいただき、11月12月は県内の小中学校や病院などとてもたくさんの場所で歌うことができました。 訪問先によって聴いてくださる方々の反応も様々で、毎回多くの発見がありました。

小学校では「トトロ」や「こぎつね」、「もみじ」、「BELIEVE」などといった1年生から6年生の教科書のうたなどを歌いました。 みんなが私たちの演奏を真剣に聴き、最後には口をいっぱい開けて一生懸命歌ってくれたのがとても嬉しかったです。 小学生のみんなのおかげで歌の楽しさをあらためて実感することができました。みんなのきらきらした笑顔がとても印象的で心に残っています。

また中学校ではクラス合唱や学年合唱でよく歌われる「名づけられた葉」や「Let’s search for tomorrow」,楽しい歌として「NIPPONのサザエさん」、「アニメソングメドレー」、「替え歌メドレー」などを歌いました。 後日いただいた皆さんの感想用紙には心あったまるメッセージがたくさん書いてあり、とても励みになりました。ありがとうございました。 学年合唱やクラス合唱に一生懸命取り組む皆さんの姿はとても素敵でした。ひとりひとりの[こえ]からうまれる合唱はやっぱり人の心を動かすチカラがあるのだと実感できました。 今回は中学生のみんなととても有意義な音楽の交流をすることができたと思います。お互いに頑張っていきたいです。

そして病院では『クリスマスコンサート』と称してクリスマスソングを歌いました。みなさまにクリスマスのうきうきした楽しい気分を伝えたいという思いで演奏しました。 「千の風になって」や「愛燦々」でもとてもたくさんの拍手をいただき本当に嬉しかったです。

また、今年は訪問先の小学校でリクエストをいただいた「すてきな友達」という新しい歌との出会いがありました。 短く簡潔な歌ですが、友達というすてきな存在の大切さが明るくさわやかなメロディにのせて歌われる曲です。 私たちがつまずき、先が見えなくなったときにもこの歌を歌うことであたたかい仲間の存在を確かめ合っていきたいと思います。

今年は本当にたくさんの場所で演奏することができ、どの訪問先でも小さいながら私たちのもっているチカラはすべて出しきり、心をこめて歌いました。 多くの方々と音楽を通して心の交流をはかることができたと思います。 今年もとてもたくさんのことを得ることができました。 私たちを温かく迎えてくださったみなさま、どうもありがとうございました。




第60回全日本合唱コンクール全国大会

2007年10月27日





岩手県盛岡市の「岩手県民会館 大ホール」にて、全日本合唱コンクール全国大会・高等学校部門が行われました。

私たち岐阜高等学校音楽部は、8人以上32人以下のAグループとして出場し、県・支部大会を勝ち抜いてきた16団体で練習の成果を競い合いました。 その結果、5大会連続となる「金賞」と、特別賞として、Aグループで一番であると評価された団体に送られる「文部科学大臣賞」を昨年に引き続き2年連続で頂くことができました。

私たちがコンクールで演奏した曲は、課題曲「Valde honorandus est」と自由曲「Nonsense  T,U,V,W,X」です。 課題曲では、イエスの愛弟子である聖ヨハネへの敬愛の念をどのように表現したらよいのか、部員それぞれが長い間悩んできました。 よりいっそうイメージを深めるためにイエスやヨハネを描いた絵画を見たり、その当時について書かれた本などを読み、 また今ではもう使われなくなったラテン語の歌詞解釈を重ね、理解することができたその思いを最大限に込め、演奏しました。 対照的に時代も様式も異なる現代風の自由曲ではまさに曲名の「Nonsense」(無意味であること、ばかげていて信じられないこと、 という意味)のとおり、ユーモアと風刺が交錯している、それぞれがまったく違った表情を持つ5つの物語を言葉遊びを巧みに用い、 振りを加えながらのびのびと演奏することができました。これらの曲に接していく中で、今回私たちはアンサンブルの楽しさ、 不協和音の不思議な響きに触れ、仲間と一つ一つの音を紡ぎ、響きに身を委ねるこの上ない喜びに出会いました。

今回私たちが「金賞」「文部科学大臣賞」という素晴らしい評価を頂けたのも、 多くの方のご支援があったからだと思います。田村弘司校長先生は、日頃から私たちの活動を暖かく見守ってくださり、 大会前日から盛岡まで駆けつけて応援してくださいました。OB・OGの先輩方からも、いつも有益なアドバイスと熱い声援していただき、 多くの先輩方が会場まで応援しに来て下さいました。また、岐阜での練習や盛岡での直前練習の際、 練習会場を提供していただいたこともありました。岐阜に帰ってきて、その翌日には岐阜県知事古田肇様、 岐阜県教育長松川禮子様から祝電をいただきました。ご支援していただいた方々を書き出せばきりが無く、感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。

これからも私たちは、常に現状に満足せず向上心を持って、より多くの人により感動を与える音楽を創るため、練習に励んでいきたいと思います。 また、演奏会や訪問演奏も積極的に行い、皆様に「熱く魂を揺さぶる音楽」お届けすることが出来たら嬉しいです。

お知らせとなりますが、平成20年3月23日(日)に第10回演奏会行います。会場は「県民ふれあい会館 サラマンカホール」、 開場13:30、開演14:00で入場無料です。少しでも多くの方が私達の演奏を聴きにいただけたら嬉しいです。

今後とも、岐阜高校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。

*上部写真は中部大会のもの




第59回全日本合唱コンクール全国大会

2006年10月28日


埼玉県の「大宮ソニックシティ 大ホール」にて、全日本合唱コンクール全国大会・高等学校部門が行われました。

私たち岐阜高等学校音楽部は、8人以上32人以下のAグループとして出場し、県・支部大会を勝ち抜いてきた17団体で練習の成果を競い合いました。 その結果、4大会連続となる「金賞」と、特別賞として、Aグループで一番であると評価された団体に送られる「文部科学大臣賞」を頂くことができました。

私たちがコンクールで演奏した曲は、課題曲「Sancta Maria」と自由曲「ラプソディー・イン・チカマツ」です。 課題曲は、聖母マリアへの熱い祈りの気持ちをどう表現するか、部員それぞれが悩んできました。イメージを深めるためマリアを描いた絵画を見、 ラテン語の歌詞解釈を重ね、そして最高潮に達した想いを込め、演奏しました。自由曲は、曲名どおり、元禄時代に活躍した劇作家近松門左衛門の脚本や詩をモチーフに作られた合唱曲です。 太鼓・鉦・鈴・拍子木といった鳴物や、ユニークなカケコトバ、ハヤシコトバが盛り込まれ、近松門左衛門の書いた様々な場面が喜怒哀楽の変化と共に次々展開していくとてもボリュームのある作品です。 これらの曲にはともに、生きることの喜び、悲しみ、恍惚、苦悩が表現されていると思います。この春逝った一人の仲間から、私たちは生きることの大切さを教わりました。 その友の思いと共に、力強く演奏することが出来ました。

今回私たちが「金賞」「文部科学大臣賞」という素晴らしい評価を頂けたのも、多くの方々のご支援があったからだと思います。 田村弘司校長先生は、日ごろの私たちの活動を暖かく見守ってくださり、大会当日には大宮まで駆けつけて応援してくださいました。 事務部長様からも、いろいろな面で活動を応援していただきました。OB・OGの先輩方からも、いつも有益なアドバイスと熱い声援を頂きました。 また、岐阜での練習や大宮での直前練習の際、小学校の体育館などを練習場所として提供していただいたこともありました。 ご支援いただいた方々を書き出せばきりが無く、感謝の気持ちとうれしさでいっぱいです。本当にありがとうございました。

これからも私たちは、常に現状に満足せず、より多くの人により感動を与える音楽を創るため、練習に励んでいきたいと思います。 また、演奏会や訪問演奏も積極的に行い、皆様に「魂を揺さぶる音楽」を届けることが出来たらうれしいです。

今後とも、岐阜高校音楽部をどうぞよろしくお願いいたします。

*写真は中部大会のもの

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